日本将棋連盟:新会長に米長永世棋聖を選任 「毎日新聞」 (2005.5.26)

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050527k0000m040081000c.html 

 

 

日本将棋連盟:

新会長に米長永世棋聖を選任

 日本将棋連盟の新会長に就任した米長邦雄永世棋聖=東京都渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館で26日午後7時3分、岩下幸一郎写す

 

 日本将棋連盟は26日、棋士総会と理事会を開き、米長邦雄永世棋聖(61)を新会長に選んだ。中原誠永世十段(57)の後任で、任期は2年。米長永世棋聖は「20年後の将棋界が盤石になるよう全力を尽くす」と語った。

 

 棋士総会で理事選挙の投票が行われ、14人の立候補者の中から8人の理事を選出。会長の有力候補とみられた2人のうち、米長永世棋聖の得票は103票で1位、中原永世十段は62票で4位だった。その後の理事会で、中原永世十段が「米長さんが会長にふさわしい」と発言し、他の理事も同意して、米長永世棋聖の会長就任が決まったという。

 

 米長永世棋聖は93年、史上最年長の49歳11カ月で名人位に就いた。タイトル獲得は計19期。03年、現役を引退した。同年から専務理事を務めていた。

 

 他の理事は西村一義九段、淡路仁茂九段、田中寅彦九段、森下卓九段、島朗八段、東和男七段。【中砂公治】

 

毎日新聞 2005526日 2108