権力を笠に着た経済封鎖は始まっていますが、粥をすすってでも闘い抜きます マリオ武者野のホームページ (2005.5.27)

 

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恩師からの手紙

2005年5月21日(土)

中学時代の恩師・藤野昌久先生より「テレビのニュースで今回の提訴のことを知りました。勝訴を祈っています」という内容の手紙が届いた。
藤野先生は正義感が強く、子供達の不正を決して見逃さない人だった。
日本一難しい大学を卒業したのに上司や世の中とぶつかってばかり。
生徒の中にはいつも叱られる腹いせに「世渡り下手の出世下手」と陰口を言う者がいたが、私はその反骨が好きで尊敬し「大人になったらかくありたいものだ」と憧れていた。

懐かしくなり返信を書く。
「権力を笠に着た経済封鎖は始まっていますが、流行の言葉で言えばこれも想定の範囲内。粥をすすってでも闘い抜きます」こう記すうち、病床の先生の顔が思い出されて涙が止まらなくなった。
他、見知らぬ方二人より「頑張ってください」との電話。
このところ涙腺が弱くなったのか、しばし仕事にならず。