横田さんの「遺骨」問題など説明 国連人権委で政府 asahi.com (2005.5.30)

 

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横田さんの「遺骨」問題など説明 国連人権委で政府

2005年05月30日22時36分

 日本政府は30日、バンコクで開かれている国連人権委員会の強制的失踪(しっそう)作業部会で、北朝鮮による日本人拉致問題の現状を説明した。北朝鮮側が提供した横田めぐみさんの「遺骨」が別人のものと鑑定されたことなどを挙げて北朝鮮側の対応を批判し、被害者の所在確認に向けて同部会が北朝鮮側に誠実な対応を強く促すよう求めた。

 同部会で審理されているのは、北朝鮮が「死亡した」とする横田めぐみさんら8人と、曽我ひとみさんの母で北朝鮮が入国の事実を否定しているミヨシさんの計9人。

 また、政府が今年4月に、新たに神戸市の元ラーメン店店員田中実さんを、16人目の拉致被害者に認定したことも説明した。