「これで廃校にするか続けるか!?」2 「スポイチ編集長日誌」 (2005.6.20)

 

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2005/06/20 (月) 「これで廃校にするか続けるか!?」2

(上の続き)
 そういえば、どこぞの地方公立大も、官製”改革”によって自治体幹部に地元行政の”ブレーン組織”人脈と財界関係者に加え、予想通り”同窓会幹部”に(自治体側からの情報操作に最も熱心だった)某地方紙OBまでもが”経営陣”に加わって、さながらフルハウスの様相を呈しているのでまったく笑えないのだが。な?俺の言ったとおりだろなどと自慢する気にもならん。よくもまあぬけぬけと。
 ”オンリーワン”だのと称して精神的な殻の中に引きこもって、内輪でお手盛り人事、お手盛り予算分配。さんざんわめいていたはずの「大学間競争」にも「アカウンタビリティ」にも背を向ける。そして学生からも地域からも見捨てられる”大学もどき”のせっかくの反面教師がここにあるってのに、わざわざマネをしている連中の気が知れない。
 吸えるうちに学内利権の汁を吸って、破綻した時には自分はもういないだろうから責任は無い、その時に困ったと思う人が自分で考えればいい、と言ってのけたのは極悪君だったけど、彼の”後ろの人”がそう言ってたのかもな〜。
 こうした”三セク系地方新設校”で何が起きているのかを探れば、”改革”によってコミュニティカレッジ化された大学の末路も見えてくる。今、地方の”破綻一歩手前”大学で起きているのは、”定款”やら”学則”を楯に”懲戒”を匂わせての、”経営陣”に対する内部からの批判的な言論活動の規制と、それらに加え”省エネ”、”予算削減”を口実とした各種活動に対する規制である。
 まるで北(略)みたいに「ウチの大学はイイ大学〜」なんて言い続けてれば受験者が集まってくる…わけねーだろ。中身で勝負できずに教員や学生の口を塞ぐ北(略)みたいな大学に未来はない。そのことに、なぜ気づかん。