遺骨鑑定の記事について 伊豆利彦のホームページ 新掲示板2 (2005.6.21)

 

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2536.遺骨鑑定の記事について

 

名前:なるほど    日付:621() 1637

遺骨鑑定の記事について

http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/18795 

で共同通信が取材してくれたことがわかりました。

 

めぐみさんの遺骨問題  警視庁が回答1

 

横田めぐみさんの遺骨とされるものが、別人と鑑定されたことで海外から疑問の声が上っており、共同通信社が警視庁に質問書を提出していた。それに対し、警視庁から遺骨鑑定は信頼性が高く、鑑定に際しては必要な措置は講じていると反論があった。以下はそれを伝える新聞記事の転載である。

 

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拉致被害者横田めぐみさんの遺骨として北朝鮮から渡された骨を「別人」と断定した日本の鑑定結果について、英科学誌ネイチャーなど外国メディアが疑問視する報道をしている。これに対し、警視庁は17までに「サンプルの汚染防止に必要な措置を行った鑑定で、信頼性は極めて高い」と公式に反論した。共同通信社の質問書に文書で回答した。(共同編集委員・石山永一郎)

 

拉致被害者関係者も「北朝鮮の一連の対応からみても、にせの遺骨だったことは間違いない」(「救う会」平田隆太郎事務局長)と同誌の報道に反発している。ただ法医学の専門家の間では「今回の骨が本当に1200度で焼かれたものであれば、別人との鑑定は非常に困難と思う」(赤根敦・関西医科大学教授)と鑑定結果に懐疑的な見方もある。

 

ネイチャー誌の今年2月3日号によると、鑑定をした吉井富雄帝京大講師(現警視庁科学捜査研究所法医科長)は同誌のデービッド・クラシノスキ東京特派員の取材に対し、鑑定結果は決定的なものではなく、サンプルが汚染されていた可能性を認めた。吉井氏は「骨を扱った誰かの汗や脂がしみ込んでいれば、どうやってもそれを取り除くのは不可能だ」などと述べたという。

 

警視庁はこれに対し、ネイチャー誌への吉井氏の答えは「焼かれた骨によるDNA鑑定の困難性について一般論を述べただけ」と反論。骨片を洗浄した際の洗浄液からはDNAは検出されず、骨片本体から別人のDNAが検出されたことを指摘、サンプル汚染の可能性を否定している。吉井氏は現在、直接の取材には応じていないが、今回の回答は「吉井氏の校閲を得た」内容という。

 

ネイチャーは3月17日号の社説欄でも「吉井氏は明確に骨の汚染の可能性を認めた。日本政府は科学に政治介入している」と批判。米タイム誌も4月、吉井氏が鑑定に用いた遺伝子増殖法は「サンプル汚染の危険がある」と指摘した米科学者の見解を紹介。6月にはインターナショナル・ヘラルドトリビューン紙も鑑定の疑問点などを報じた。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019560&tid=kldabaafffckdcbfmygcwbbv7o&sid=552019560&mid=49518