つくる会教科書:八木会長が会見「軌道に乗り始めた」 MSN-Mainichi (2005.7.13)

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050714k0000m040116000c.html 

 

 

つくる会教科書:八木会長が会見「軌道に乗り始めた」

 栃木県の大田原市教育委員会が、「新しい歴史教科書をつくる会」(会長=八木秀次・高崎経済大助教授)が主導する扶桑社発行の歴史・公民教科書を採択したことについて、同会は13日、文部科学省内で記者会見した。八木会長は「日本の歴史と文化を正しくとらえ直し、歴史教育を正道に戻す動きが軌道に乗り始めた」と述べた。10%としていた採択率の目標については「ゴールではなく、最終的には多数派を目指す」と述べた。

 一方、採択に反対してきた「子どもと教科書全国ネット21」(俵義文事務局長)も会見し、「国内外から批判されている教科書を採択したことに激しい怒りを覚える」と採択の撤回を求めた。

 俵事務局長は「アジアの人々の被害や原爆の被害者数も書かれていない」と批判した。【千代崎聖史】

毎日新聞 2005713日 2134