杉並区教委、中学23校に「つくる会」歴史教科書を採択 asahi.com(2005.8.12)

 

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杉並区教委、中学23校に「つくる会」歴史教科書を採択

2005年08月12日13時21分

 東京都杉並区の教育委員会は12日、区立中学校23校で来年度から使う歴史教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」主導で編集された扶桑社版を採択した。都内の市区町村教委が同社版を採択するのは初めて。同区では賛否両派の運動が起き、委員の賛否が分かれる中、この日も約850人が傍聴を希望するなど、結論が注目されていた。

 委員会は公開で行われ、納冨善朗教育長を含む委員3人が同社版を推した。区立中学校の生徒は7月1日現在計6345人。来年度は1、2年生計約4000人が歴史を学ぶが、このうち1年生約2000人が同社版を使う見込みだ。

 都内では、都教委が来年度から使用する教科書として、同社版を都立の中高一貫校4校と盲・ろう・養護学校(分教室を含む)のうち、盲学校と知的障害の養護学校を除く計25校用に採択している。