米長邦雄(東京都教育委員・日本将棋連盟会長)が杉並区教育委員をホームページで恫喝! 《杉並区に安本ゆみという教育委員が居るけど公式発言がおかしいではないか。特定の教科書批判をするのならば教育委員を辞めてからにせよ、と東京都教育委員会から杉並区へ申し入れてくれ。どこがいけないのか教えも乞いたい》 米長邦雄氏ホームページ「まじめな私」(2005.8.14)

 

http://homepage1.nifty.com/yonenaga-kunio/sakusaku/3_1.htm

 

 

安本ゆみ委員

 

 凄い衆院選になりました。小泉純一郎先生怒っとるでェ。改革というのは中途半端では成就しません。たいていは失敗に終ることが多い。その方が楽ですし、今まで通りの方が得という人の方が多いからです。真剣に考えているとしたら、周りの人は大迷惑でしょう。教育委員の私みたいなものかも。

「杉並区に安本ゆみという教育委員が居るけど公式発言がおかしいではないか。特定の教科書批判をするのならば教育委員を辞めてからにせよ、と東京都教育委員会から杉並区へ申し入れてくれ。どこがいけないのか教えも乞いたい」

 事務局は困るんでしょうね。教育委員の正式な申し入れについては無視は出来ず、かといって都から区への圧力と受け取られかねないからです。

 教科書採択も終ったので、これから正式に文書で申し入れることになるのでしょう。本当に困りますね。ホームページでこんなことまで書かれるとね。何もしないと不作為のなんとかと言い出すしね。

 この先どうなるか。それは事務局が教育委員の私をどこまで甘く見ているかによります。実は、私はそれを知りたいのです。

 

 教育委員会制度は、教育の世界を委員達が身を挺して守るという制度です。政治的な圧力、イデオロギー闘争に巻き込まれない。これが大切です。教育界はそんな圧力がまかり通る世界です。教科書問題は、必ず大勢の人が押しかけたり、個人的にも接してくるケースがあります。「恐いので私はこの教科書にします」というのなら心情的にわかります。

 安本ゆみ委員は、まゆをひそめるような発言が残されている。必ず公式文書をお渡ししますので、プレス発表と同時に、公式なご回答を宜しく。

 教育委員の委員会における発言は極めて重い。ともあれ返事の仕方によって、これから皆で考えましょう。