Tさんの意見「党首討論を見て」 森田実の時代を斬る(2005.9.5)

 

2005年森田実政治日誌[314]「憂国の声」特集(29

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02128.HTML より

 

 

Tさんの意見「党首討論を見て」(9月2日)

 

 連日掲載されている皆様の憂国の意見は、本当にすべて同感することしきりで、本当にこれだけの立派な意見を森田さんのHPだけで済ませるのは非常にもったいないと思います。(中略)

 ところで立候補者確定後TVでようやく党首討論が何回かされていますが、やはりというかコイズミの化けの皮がはがれたような気がします。というのも、

 (1)司会者の質問に○か×かの回答で、他党はおおむねどちらかに札を上げているのに、小泉だけはぶつぶつ独り言を言いながら○とも×とも言わない。彼が今回標語にしているのは郵政民営化は白か黒か?とはっきり言っているにもかかわらず、こういった討論会ではっきりと○×を上げられない滑稽さ。

 (2)年金問題で民主党や野党がコイズミに具体的な数字を出せと言っても、今議論している最中なのでとお茶を濁す愚かしさ。

 (3)民主党の岡田氏に突っ込まれるとナントかその場をすり替え論で切り替えようとする姿がありありで、言葉に窮すると、途端に公明党の神埼が助け船を出し小泉の代わりに神崎が答えるおかしなやり取り。コレを司会者が何も突っ込まないのが一番不公平である。

 それにもましてわかったことは、コイズミが岡田氏の2党だけの党首討論に応じなかった理由が案の定よくわかりました。要はコイズミはワンフレーズの馬鹿の一つ覚えのように「郵政民営化賛成か反対か」それだけを繰り返し言う以外に能がないということです。それで具体的な数値を出して説明しろとの野党の意見にまったく返事ができず「現在いろいろ議論している最中である」との一点張り。そこで公明党の神埼が代わりに説明をしてその場を逃れる。そういう理由でもしコイズミが岡田氏と一対一でやれば必ず具体論では負けるのが判っているので、あえて全部の党首討論の形にして、自分が窮すると公明党神崎に助けをこうということが非常によくわかりました。(後略)》