平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟、大阪高裁判決結果 不当にも控訴棄却!(2005.9.29)
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2005年09月29日
平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟、大阪高裁判決結果 不当にも控訴棄却!
■平安女学院大学 守山キャンパスの存続を守ろうの会
●裁判日記 9月28日 控訴審判決
平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟・控訴審で,大阪高裁(大和陽一郎裁判長)は,9月28日,判決の言い渡しを行った。結論は「控訴棄却」であった。今回の判決内容は,一審と同様,争点に踏み込んだものではなかったようだ。この結果の評価については,あらためて掲載したい。
以下,本日の裁判について,控訴人川戸さんの「裁判日記」から引用する。
本日、控訴審判決が言い渡されました。結果は棄却という残念な判決でした。判決内容は、地裁判決を支持するというだけで説得力を持たない手抜き判決でした。このような判決文だけでは、なぜ学生の学ぶ権利が認められないのか私には理解できません。学生は地方自治体振興の手段に過ぎないと、また判示された事に対して怒りを覚えます。その「手段」とは一体何を示しているのでしょうか。そして、一人の学生の権利よりも組織の利益が優先されることが良くわかりました。この事は、判決が力関係によって判断されたということを示しているのではないでしょうか。
[同ニュース報道]
■女子大移転控訴審判決 学生側が敗訴(読売テレビ(9/28)
■地元就学権、2審も認めず
大阪高裁、平安女学院大の移転訴訟(京都新聞9/28)
投稿者 管理者 : 2005年09月29日 01:55