《おそらく,学生時代に落ちこぼれであった中田宏氏の怨念だけが亡霊のように蠢いているのであろう》 『改革の後で』 卒業生 伊豆利彦のホームページ(2005.10.12)
 
伊豆利彦のホームページ http://homepage2.nifty.com/tizu/index.htm 
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   名前:卒業生   
  日付:10月12日(水) 15時43分 
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     大学改革の後で,横浜市立大学は相変わらず揺れている.英語のクラスでは授業が成り立たないという声もすでに聞こえている.このような現状から,大学改革の前後で,早々と市大に見切りをつけ,他大学に移籍するという教員の「流出」が加速した. 
     
    いわゆる「あり方懇」は横浜市立大学は「トップクラスの大学ではない」と嘯き,大学改革を断行した.しかしそうだろうか.かつて横浜市立大学には三枝博音,遠山茂樹,西郷信綱,菊池正幸,浅島誠など日本を代表する研究者がいたことは周知の事実である.あえて都合の悪いことには目をつぶり,大学を破壊したことは許されない蛮行である. 
     
    石原慎太郎氏や中田宏氏は学問の価値など何もわかっていない.そのような人物を首長に選んでしまったことが悔やまれてならない.遅かれ早かれ,横浜市立大学は破綻するだろう.教員は移籍すればそれですむ.しかし,現役の学生や卒業生の心中は穏やかではないだろう.おそらく,学生時代に落ちこぼれであった中田宏氏の怨念だけが亡霊のように蠢いているのであろう.  
    
     
     
    
     
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       2804.Re:
      改革の後で 
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       名前:伊豆利彦
         日付:10月13日(木) 9時13分 
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       市大の問題は現代社会の縮図だと思う。 
      市大のたたかいは現代のファッショ化傾向とのたたかいだ。 
       
      いまのファシズムは昔と同じ形では復活しない。 
       
      眼の前の有効性を追いかけて、過去を食いつぶし、未来を破滅させる。 
       
      せせこましい時代だ。 
      地球の蓄積、人類の蓄積が、眼の前の利益のために大量消費され、蕩尽されている。 
       
      石油を使い尽くしたあとには、原子力の廃棄物を大量に清算して、人類の未来を奪いつくそうとしている。 
       
      あとは野となれ山となれ、10年、20年先のことさえ考えることなく、ただただ眼前の利益を追いかける。それが、破滅に向かう資本主義の姿だ。 
       
      < 狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い。>というバイブルの言葉を身に沁みて思う。  
      http://blog.mag2.com/m/log/0000131341
       
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       2805.Re:
      改革の後で 
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       名前:伊豆利彦
         日付:10月13日(木) 9時36分 
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       日本は亡びるという「「三四郎」の広田先生の言葉が妙に現実性をもって心に浮かぶ。 
      この広田先生の高踏的な批評は三四郎からも批判される。 
       
      広津和郎の散文精神論は日本が二・二六事件の直後に、ファッショ化傾向が強まる時代に抗してたたかう精神を主張したものだ。 
       
      絶望に抗して弱いインテリがどうたたかうか。 
      どう生きるかを説いたのだ。 
       
      これについては、私のレジメを参照していただければ幸いだ。 
      ↓  
      http://homepage2.nifty.com/tizu/bassui/ba@.htm
       
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