livedoor ニュース - 「過去清算」で難航か 日朝協議、1年ぶりに再開へ(2005.11.4)
伊豆利彦のホームページ http://homepage2.nifty.com/tizu/index.htm
時事問題(2005年11月3日付)
http://tizu.cocolog-nifty.com/jijimondai/2005/11/livedoor____19c5.html より
livedoor ニュース - 「過去清算」で難航か 日朝協議、1年ぶりに再開へ
リンク: livedoor ニュース - 「過去清算」で難航か 日朝協議、1年ぶりに再開へ.
日本は拉致問題に関し(1)生存者の早期帰国(2)真相の解明(3)拉致容疑者の引き渡し−をあらためて求める方針。北朝鮮が拉致被害者横田めぐみさんのものとして昨年11月に提出した「遺骨」についても、別人とした日本側の鑑定調査をめぐり協議する見込み。 一方、北朝鮮側が日本の植民地支配など「過去の清算」に関する議論を要求してきた場合でも、一定程度柔軟に応じる方針だ。→
【コメント】
横田めぐみさんも遺骨の調査について、日本政府は警察研究所の検査結果を無視し、信頼度に問題のある帝京大学講師の検査結果だけを取り上げて、ニセ遺骨と断定したことが、拉致問題についての協議、日朝協議の全体をストップさせることになった。
この帝京大学講師の調査結果については権威ある英国の自然科学雑誌ネイチャーで疑問が出され、その帝京大学講師も問題があることを認めたのに、日本政府や安倍晋三氏などは依然としてこれに固執し北朝鮮攻撃の材料にしていた。しかも再調査をするにも、その遺骨はすでに残っていないというのだ。
この問題について、日本政府は謝罪しなければ交渉をすすめることができないのではないか。