横浜市立大教員組合、学長選考結果について(2005.12.7)

 

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2005年12月07日

横浜市立大教員組合、学長選考結果について

横浜市立大学教員組合
 ●組合ウィークリー、2005.12.06

学長選考結果について

 去る11月28日、ブルース・ストロナク氏が横浜市立大学次期学長として選考されたと発表されました。

 当組合は、10月11日の「学長選考・任命に当たっての教員組合の見解」において、今回の学長選考は、現場教員の声の無視、民主主義の後退などの意味において非常に問題があることを強調しました。また、「学長選考緊急アンケート」の結果に示されたように、大学教員の多くはこの問題に強い関心をもっており、現行のやり方に対して厳しい見方をしています。

 いずれにしても、このような時期に横浜市立大学の学長の任に当たる方には、失った人心を取り戻すために、これまでのように現場教員の意見を無視するような大学運営を大きく改めるための努力が望まれます。既定路線とされていることでも、大学の価値を損なう部分に対しては、勇気をもって修正してもらいたいものです。

 教員組合は、大学を真の意味で良き教育・研究の場とするために、引き続き、教員の権利が尊重され、一般教員の意見が反映される民主主義的な大学運営を行なうことを、大学当局に求めていきます。

 

投稿者 管理者 : 20051207 00:12