[小泉首相]「靖国は心の問題」と中韓両国の批判に反論 livedoorニュース「毎日新聞」(2005.12.14)

 

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1553232/detail

 

 

[小泉首相]「靖国は心の問題」と中韓両国の批判に反論

 【クアラルンプール山下修毅】小泉純一郎首相は14日、東アジアサミット閉幕を受けてクアラルンプール市内で記者会見し、自身の靖国神社参拝について「精神の自由というか、心の問題で、これを批判することは私はいまだに理解できない」と述べ、中韓両国などの批判に反論した。そのうえで「首脳会談を中国とも韓国ともいつでも行う用意がある。何のわだかまりも持っていない」と両国との首脳会談にいつでも応じると呼びかけた。

 首相は「靖国参拝について、誤解があるんじゃないか」と述べ、参拝は不戦の誓いや哀悼の念を示すためで、戦争の美化や正当化の気持ちは全くないと改めて表明。「日中、日韓関係を重視していく。どの国でも一つや二つの意見の違いや対立はある。それを乗り越えて協力関係を築いていくのが、普通の姿ではないか」と語った。

 また11月の日米首脳会談後の記者会見で「日米関係が緊密であるほど中国、韓国、アジア諸国とも良好な関係が築ける」と語ったことが日本外交の方針転換ではないかと記者から指摘されて、首相は「一部に誤解、偏見がある。日米関係さえ良ければ、他の国はどうでもいいとはひと言も言ったことはない。日米関係が良いほど、各国とも良い関係を築くように努力しなければならないし、それができると(言った)」と釈明した。


2005年12月14日21時01分