早稲田大学ビラ撒き逮捕事件、続報(2006.1.16)

 

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20060116

早稲田大学ビラ撒き逮捕事件、続報

■「意見広告の会」ニュース320より

早大ビラまき、地検、逮捕の男性を釈放

「朝日新聞」 2006年01月11日 東京版朝刊

 早稲田大学の構内でビラを配っていた男性が建造物侵入容疑で逮捕、勾留(こうりゅう)された事件で、東京地検が「事案が軽微だ」として、男性を釈放していたことがわかった。
 早大などによると、男性は昨年12月20日昼、戸山キャンパス(東京都新宿区)でビラを配っていた。大学側は学生証の提示を求めたが応じないため、退去を求めた。男性はいったんキャンパスの外に出たが、その後配布を再開。再度の退去要請に応じなかったため、身柄を確保(私人による逮捕)して牛込署に引き渡した。
 男性は12月29日に釈放された。東京地検公安部は「今回は立ち入った場所が大学という場所だったことを考え、目的がビラまきということが明らかであることも踏まえて判断した」としている。  

2−2 早稲田大学当局の釈明
http://wasedadetaiho.web.fc2.com/i/top.htmより

1月12日 
早稲田大学文学部当局が以下のような釈明文を発表しました(1月10日付)。
「家族の安全に関することで脅迫」など、全くのウソが並べられています。
朝日新聞の記事を見てもわかるように、警察導入・逮捕の理由に「脅迫」はどこにもありません。今になって突然もっともらしい言い訳をつけているのです。
最近、教員たちが署名した学生などに嫌がらせを行っていることも発覚しました。情宣活動中の執拗な妨害、罵詈雑言も続いています。
これらの事態のご報告、釈明文に対する反論は近日掲載いたします。    

学生・教職員の皆さんへ
2005年12月15日の午後9時頃に、オレンジ色のマフラーを着用した不審者が、文学部の教員に対して脅迫を行ったことを知らせる掲示を、12月16日、文学部正門に立て、皆さんに注意を喚起しました。この不審者は、12月20日に、再び文学部構内に立ち入ってビラを配ろうとしたので、立ち退きを求めましたが、これに応じなかったため、警察に通報しました。
なおこの件は、一部マスコミに報道されたほか、学内の教員から質問もありましたので、以下、誤解のないように、一連の経緯について説明します。

1)2005年12月以降、早稲田大学構内への立ち入り禁止の仮処分(2001年7月31日東京地方裁判所決定)を受けている者が文学部正門脇に立ち、それと共同して文学部構内でビラを配布する者が出没した。そこで、立ち入り禁止者の動向を注視していたところ、12月15日に、ビラを配布している者が、教員の一人に対し、その家族の安全に関することで脅迫を行った。
2)この事件について、文学学術院執行部で協議した結果、脅迫に関しては所轄警察署に通報し、文学部正門前の警備を要請した。当該教員のみならず、その家族の安全をも脅かす言動であり、放置できないと判断したからである。なおこの件は、12月20日の教授会において報告、了承されている。
3)12月20日の正午過ぎ、15日に脅迫を行った者が、文学部構内スロープ上に立て看板を置き、ビラを配布し始めた。学生証の提示を求めたが応じないため、構内からの立ち退きを求め、いったんは退去させた。しかし、再度構内に侵入し活動を始めた。そこで、繰り返し立ち退きを求めたが、応じなかったために、警察に通報した。
4)脅迫を行った者は、早稲田大学とは全く関係のない人物であることが判明した。もとより大学において、ルールに則り意見を表明することは自由です。しかし、上記のような不審者の行為に対しては、厳正に対処せざるをえません。学生・教職員の皆さんには、上記の事情をご理解願います。
以上

2006年1月10日
早稲田大学 第一文学部
第二文学部
文学研究科
http://www.littera.waseda.ac.jp/littera/PDF/20060110.pdf

2−3 増え続ける抗議署名 1月14日現在
署名サイト http://form1.fc2.com/form/?id=77735

 

投稿者 管理者 : 20060116 00:54