中田市長のファッショ的な性格が露呈(2006.2.16)

 

大貫のり夫氏ホームページ http://www.ohnuki.jp/ 

大貫のり夫ジャーナル 2006213日付

http://www.ohnuki.jp/news/news.cgi?cmd=dp&num=222&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp= より

 

資料

06.02.09】ホリエモンめぐる発言で議会騒然 

2006年度予算特集 

 

 

お殿様ご乱心? それとも想定内?

■ニュースNo:222

 

 

中田市長の人格が露呈

9日、予算代表質問が行われた。市長の政治姿勢を問う私に質問に、まともに答えず根も葉もない共産党攻撃を行った。


 

 

お殿様ご乱心? それとも想定内?

 

 9日に予算議会の代表質問があり、私が党を代表して行いました。本会議での質問は、事前に質問項目と簡単な趣旨を伝えます。今回の代表質問は、新年度予算に対する質疑と、4年間の中田市政に対する総括や、市長の政治姿勢についての質問も含まれています。

 当日、議場へ上がる階段で、ばったり、中田市長とあいました。というより、後からの私を、階段の途中でわざわざ待っていて、「戦闘モードだね」というのです。余りにも突然だったので、一瞬何のことかと思ったのですが、私の質問通告を見てのことだなと分かりました。

 その後、彼は、目をすえて、「私に口汚い批判をしたら、共産党のことを徹底して言うから、いいですね」と捨て台詞を投げて議場に入っていきました。

 何かやるなと思っていたら、案の定です。私は、市長の政治姿勢について、「人の心は金で買える」といって、社会的批判を受けたライブドアの堀江容疑者に対して、市長が評価したことを取り上げ、「人権擁護を最優先にすべき自治体の長として、許せない」として、市民に対し謝罪と取り消しを求めました。

 それに対し、まともに答えず、「常軌を逸した質疑」「こんなことを言い始めたら、共産党に謝罪してもらいたいことはいっぱいある」と、党を誹謗する発言をしたのです。

 私は、その場で議事進行をかけ、市長の答弁に対し、「自分に気に食わない質問をされたからと、言って、公党を代表しての質問を『常軌を逸している』と切り捨て、しかも、日本共産党に対する誹謗は許せない」として謝罪を求め、同時に議事録の削除を要求しました。

 中田市長のファッショ的な性格が露呈したのです。自分に逆らえば、報復するぞとして、実際、何の具体的な事例も示さず「共産党にも謝罪してもらうことが、いっぱいある」という低次元な言いがかりをつけ攻撃することは、そのことだけでも自治体の長として失格です。