立命館に移管される守山女子高校の最後の卒業式、無念の涙 送辞「先輩たちは守女を残すために努力してくれた」 答辞「悲しみと怒りの言葉や涙もむなしく移管はなくならなかった」(2006.3.3)

 

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2006年03月03日

立命館に移管される守山女子高校の最後の卒業式、無念の涙 送辞「先輩たちは守女を残すために努力してくれた」 答辞「悲しみと怒りの言葉や涙もむなしく移管はなくならなかった」

移管の悔しさ胸に 最後の卒業生、巣立つ(朝日新聞2006/03/02)

 生徒らは移管について率直な思いを語った。2年の西田沙希恵さん(17)が「先輩たちは学校存続を訴えるためアンケートやビラ配りなどあらゆる努力をしてくれた」と送辞を読むと、会場のあちこちからすすり泣きの声が漏れた。卒業生代表の佐藤真利子さん(18)は答辞の中で、韓国への修学旅行といった学校生活の思い出をたどった後、「私たちの悲しみと怒りの言葉や涙もむなしく、移管はなくならなかった。在校生は守女としての誇りをもって生活していってください」と後輩たちに語りかけた。……

「笑顔と涙の卒業式 県内の高校」(中日新聞2006/03/02)

 県内の県立・市立高校四十八校(全日制と定時制)で一日、一斉に卒業式が行われ、生徒たちが通い慣れた学びやに別れを告げた。……

 四月から「立命館守山高校」となり、四十七年の歴史に幕を閉じる守山市立守山女子高校(北川晴雄校長)はこの日が最後の卒業式。
 卒業証書授与や式辞などの後、在校生代表の送辞で西田沙希恵さん(二年)が
「立命館への移管を知り、驚き、憤り、悲しみは大きかったが、先輩たちは守女(もりじょ)を残すために努力してくれた。つらくなったら守女のことを思い出してほしい」と述べると、卒業生からはおえつが漏れた。
 卒業生を代表してあいさつした佐藤真利子さんは「三年間楽しかった。在校生は守女の信念と誇りを持ってほしい」と話した。……


[高校生による守女を残すために努力]
「守山女子高等学校の存続を」・「立命館への移管に反対する署名」
[同ニュース]
卒業式:去るも残るも、無念の涙 市立守山女子高、立命館に移管
守女、最後の卒業式 4月から立命館守山高に
二重のさようなら

投稿者 管理者 : 20060303 00:32