パーティ問題 《(中田)市長は違うといっておられるようですけれど、(北薗)室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです 大貫のり夫ジャーナル(2006.7.8)

 

大貫のり夫氏(横浜市会議員)ホームページ http://ohnuki.jp/ 

2回定例会 「住基ネット」の「横浜方式」の堅持を(2006.6.16up)

http://www.ohnuki.jp/news/news.cgi?cmd=dp&num=245&UserNum=&Pass=&AdminPass=&dp= 

http://www.ohnuki.jp/news//news.cgi?cmd=j&DataNum=245&UserNum=&Pass=&AdminPass= より抜粋

 

資料

“市民派”中田市長のダーティーな素顔 

 

 

政治資金規正法違反問題について、市長は関与・責任を明らかにせよ

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大貫議員: この問題での最後は、今事件での市長の関与の問題です。
 市長は、今回の事件に関わって「知らなかった」と繰り返し、自らの関与を否定しています。しかし、3人の副市長と収入役までが「石阪丈一さんにエールを送る横浜市職員の会」の発起人になって、呼びかけているのに、中田市長だけが知らないということは、いかにも不自然です。
 市長は、昨年10月石阪氏から依頼されてビデオメッセージの収録をし、それと前後して、石阪氏と市長との写真入の連盟ポスターが貼り出され、11月29日には「石阪氏にエールを送る会」で挨拶され、1月20日には「石阪氏の『改革!市民大集会』」のメインスピーカーを務め、そして、2月19日に出陣式に出席されています。これだけの応援をしながら、「石阪丈一さんにエールを送る横浜市職員の会」が発足したことも、動きも知らないということはありえません。それでも、市長は「知らぬ、存ぜぬ」を通すおつもりなのか、伺います。
 この「横浜市職員の会」のパーティ案内の裏面には「当日は中田市長にも出席していただく予定です」と記載され、実際市長は同パーティに参加しています。これは重大なことです。市長は、このパーティを開く動機も内容もまったく何も聞かなかったのか、何のパーティかも知らずに出席を同意されたのか、この点について明快な答弁を伺います。パーティに出席を求められたのは何時で、誰から依頼されたのか、その際、主催者である「横浜市職員の会」についても何も聞かなかったのか答えください。

中田市長:私自身の今回の件への係わりについてということでありますけれども、11月29日に開かれました「前港北区長にエールをおくる横浜市職員の会」において来賓としてあいさつをいたしましたが、パーティそのものに関わったことはございません。ただし、現在横浜市役所で起きているこの事態について、組織の長として私は責任を痛感をいたしております。案内状についてでありますが、その内容については事前に相談を受けたことも、各局区長に送られているということも、それは私は知りませんでした。会への出席についてでありますけれども、明確な時期は記憶をしてございませんが、日程が決まった段階で前市長室長から話があって了解をしたものであります。

大貫議員: 5月15日に開かれた臨時本会議で、太田議員が次のように発言しました。「今度、渦中の室長に来てもらって、よく話を聞いたのです。室長、市長に頼まれたのだろうと僕ははっきりと言いました。市長は違うといっておられるようですけれど、室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです」というものです。この発言が事実であれば、まさに、これは市長の事件への関与を明確に示すものであり、「何人も、国または地方公共団体の公務員に対し、当該公務員がしてはならない行為をすることを求めてはならない」という、政治資金規正法第22条9項の2に違反する犯罪です。この際、太田議員の発言を否定されるのかどうか、市長の答弁を伺います。
 今回の事件のすべてを市長室長にかぶせ、幕引きを計ることは許されません。中田市長は事件への関与を明らかにし、その責任を取るべきです。市長の見解を求めます。
 中田市長:臨時本会議における発言についてでありますけれども、私自身はこの件に関して前市長室長に対して指示を出したということはございません。
 市民の前に明らかにすることについてでありますけれども、現在調査チームが事実関係の調査を行っておりますので、県警の調査状況も踏まえて、しかるべき時期には行政を預かる立場として私自身の責任についても明らかにし、そして市民の皆様へ説明責任をしっかりと果たしてまいりたいというふうに考えております。

(第2質問)
大貫議員:お答えありがとうございました。太田議員の発言に対する市長のお答えがされていません。この問題では大変重要な問題で、室長がうなずいて、自分が全部背負っていくつもりですとはっきり言ったという、その発言というのは非常に重要な発言ですから、これについて否定されるのかどうか、はっきりしていただきたいと思います。以上です。

中田市長:私は明確に答弁申し上げましたけれども、私が前市長室長に指示をしたという事実は全くございません。以上です。

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