中田宏横浜市長43歳「"私の中に指入れ"合コン」と「口封じ恫喝肉声テープ」 『週刊現代2007年11月10日号』

 

 

中田宏横浜市長43歳「"私の中に指入れ"合コン」と「口封じ恫喝肉声テープ」 『週刊現代2007年11月10日号』

 

「ホテルには裏口から入ってきたよ」

「トイレに行ってストッキング穿いてきて」――

餌食になった看護学校生たち。公職にあるまじきハレンチな言動をすべて暴く!!

 

偏差値38の落ちこぼれから、人口350万人以上の巨大都市・横浜の市長へのぼりつめた中田氏。そんな華麗竃な転身を遂げた男には、有権者の知らない顔があったようだ。

 

 

電気を消してストッキングをつま先から破る

 

『サンデープロジェクト』や『日曜討論』など、テレビやラジオ番組のコメンテーターを多く務め、全国区レベルの知名度を誇る現役の横浜市長・中田宏(なかだひろし)氏(43歳)。高校時代は偏差値38の落ちこぼれだったが、住み込みの新聞配達員をしながら2浪の末に青山学院大学に入学。卒業後は松下政経塾に入塾して政治家を志し、93年の総選挙では神奈川1区から28歳の若さで立候補しトップで衆議院議員に初当選した。衆院議員を連続3期務めた後の02年には、37歳で横浜市長に当選、政令指定都市の市長では当時、最年少であった。06年に再び市長選を制し、現在は2期目を務める。

 ところが、この2期目の市長選と前後して、若き市長には下半身スキャンダルが飛び交った。高級クラブホステスと「深い仲」にあるとの怪文書が出回った、と『週刊新潮』(06年11月23日号)が報じたのだ。

 そんな逆風にもめげず再選を果たした中田氏だが、ここへきて、さらにハレンチなスキャンダルが横浜市議の問で囁(ささや)かれているのだ。

 「中田氏は、素人の女性との出会いの場を、マスコミ関係者や支援者にセッティングするようしつこく依頼しているようです。いわゆる"合コン大好き"病なんです。ただ飲んでるだけならともかく、そうして出会った女性に乱暴な行為に及ぶことさえあるという。市役所の周りでは、そんな中田氏の女性問題に抗議するビラがまかれていますよ」(横浜市議会議員)

 本誌が真相を迫っていくと、中田氏から乱暴な行為を受けたという、一人の元看護学校生へ辿りついた。その女性は、女優の松雪泰子似の端正な目鼻立ちをした知的な雰囲気のAざん(23歳)だ。彼女は絶対匿名を条件に、その会合の一部始終を話してくれた。

 「数年前のことですが、私は横浜市内にある看護学校の生徒でした。その看護学校で中国語講師をしているBという中国人に、同じ看護学校に通う友達が『中田市長が来るから』と誘われて、私も参加したのです。

 合コンは夜の6〜7時ころから始まりました。場所は山下公園に隣接する『ザ・ホテルヨコハマ」(現在は『ホテルモントレ横浜』)のスイートルーム、1泊10万円以上はする部屋だと思います。最初に集まったのは6人で、男性は中国語講師の中国人Bとその友人。女性が4人です。Bらが持ち込んだビールと焼酎で結構酔いが回ってきたころ、スーツ姿の中田さんが『ホテルの裏口から入ってきたよ』と言いながら部屋にやってきたのです。第一印象は、爽やかな人でしたが、お酒が入ってからしばらく経ったとき、彼はおもむろに『王様ゲームをしよう』と言い出したんです」

 ご存知のこととは思うが、王様ゲームとは、じゃんけんやくじ引きで王様一人を決め、他の人は王様の命令を聞かなければならないというルールで行われる。ブロ野球選手や芸能人が好む品のないゲームではある。

 「中田さんが王様になると、『トイレに行ってストッキングを穿いてきて』と命じました。彼がコンビニで買ってきたというそれを私たちがつけると、電気を消し、中田さんがつま先から破いていったのです。

 その後ゲームは一段とエスカレートしていき、キスを強要されました。しかもディープキスで、舌をねじこんでくるんです。次は、お触りです。ブラの脇から手を入れてナマで乳首とかまで触りだしました。私があまりのことに抵抗できないでいると、中田さんは私のパンツに手を伸ばし、いきなり指を"私の中"に入れてきたんです。しかも2本も。すごく痛かった。暗かったので他の子が何をしていたかはわかりません」

 

中田氏が鬼の形相で恫喝

 

 ここで登場しているB氏と中田氏はどういう関係なのか。中田氏の肝煎(きもい)りで市政改革の目玉として始めたベンチャー企業誘致政策の中で、中心となった企業の取締役にB氏は名を連ねていた。また、B氏の実家は横浜中華街の名門中華料理店を経営しているが、昨年横浜市が特別後援して開催された「中国映画祭横浜プレミアム」でも、この店がイベント会場における中華料理を販売している。これだけでもB氏と中田氏の関係の深さが窺(うかが)い知れる。

 そんなB氏は、中田氏の度を越したご乱行をアテンドしただけでなく、その後始末まで買って出たという。被害女性のAさんが通っていた看護学校の関連病院に勤めていた横浜市議会のC議員は、ハレンチな中田氏の乱行を耳にして、本人に注意した。すると、中田氏とB氏は思いもよらぬ対応に出たという。C議員が証言する。

 「今年の3月、市長側から市庁舎近くの事務所に来るように言われました。そこに行くと、中田氏が鬼の形相で、『わざわざそんな下世話な話をする必要はない。そういうスタンスなら選挙応援については考えなきゃならん!』と強く言ってきたのです」

 その当時は、横浜市議会議員選挙の目前であり、C議員にとっては中田氏の選挙支援がなくては当選が厳しい状況にあった。その後再び、C議員は同じ事務所に呼び出される。

 「20日ほど後、中田氏に面罵された同じ場所に行くと、Bに『中田氏を侮辱したことを謝罪し、以後、女性関係につき口外しない』旨の宣誓書を書けと脅されたのです。その席でのBとのやり取りはテープに録ってあります。テープには、『(私が詫びたら)大人として水に流すと市長だってそう言ってるよ!そんなこともできないのだったら、(議員を)キミ辞めなさいよ。中田は相当怒ってます。一歩も引きません。僕はそうやって言われてます』と激しい口調でまくしたてる様子がおさめられています。Bと中田氏が私を恫喝したんです」

 事実関係を、B氏が取締役を務めていた前出の企業に質すと、「個人情報につきお答えできません」とのこと。10月24日早朝、市庁舎前で中田氏本人を直撃すると、本誌記者を無視し、ガードマンに守られて足早に市庁舎に入っていった。その後、市の秘書課を通じ質問書を送ると、中田氏の個人事務所から返答があった。

 「中田へのあらぬ誹誇中傷が多々あるのが実情です。同席者が誰かはわかりかねますが、事務所へは中田が依頼を受けて出向いたものと思われます。(宣誓書には)全く関与していません。看護学校生徒との『合コン』の事実はありません。市長として『ザ・ホテルヨコハマ』のスイートルームに入室したこともありません」

"王様ゲーム"に興じすぎて、よもや"裸の王様"にならぬよう中田市長には気をつけて頂きたいものだ。

 

(写真説明) 次代の日本を支える若手のホープと言われ続ける中田氏は「王様ゲームが大好き」

 

(写真説明) 看護学校生との合コン(写真は「"私の中に指入れ"合コンとは別の合コン)に興じる中田氏。スラッと伸びる二本の指がアヤしい

 

(写真説明) 中田氏とB氏から恫喝を受けたことを証言するC議員(写真上)。恫喝現場である事務所で、C氏が「書くことを強要された」宣誓書(下)