横浜市立大学、新学長 布施勉氏に決定! 選挙は形だけ 市長筋の指令との情報 『横浜市議会議員 大田正孝氏ホームページ 掲示板』(2008.2.26)
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航空自衛隊出身の布施氏は市大教授を経て、松下政経塾に関係した経歴(おそらく講師か?)をもち、前回学長選挙でストロナク氏と争った人物である。そのとき選考委員会の単純多数決では勝てたものの、中田市長の一声でストロナク氏に譲らなければならなくなった人でもあると聞く。その代償として、ストロナク体制下で副学長を歴任し、定年退職後は市大顧問(月給50万円と噂されています)、その後は市の監査に任命された。これは、市大教授歴10年にすぎない者への処遇としては異例のことであったらしい。慣例では、学長経験者でないかぎり定年後における就職の世話は受けないのがふつうで、つまり、彼にはストロナク氏を学長にするための「当て馬」にされた補償として過分の地位が用意され、そして、次代学長の地位が約束されていたようにも思える。
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学長選挙で問題なのは、これが形だけの選挙であり、事実上、市長筋からの指令で行なわれていることである。新体制下初代学長ストロナク氏の選挙時もそうだった。つまり、候補者は教育審議会と経営審議会―ともにこの委員の事実上任免権をもっているのは市長―からそれぞれ2名以内を限度として推挙を受けた者、または15名以上の教員の推挙を受けた者だけが立候補を許されるというものだ。つまり、一般教員に立候補できる道が開かれているとしても、それは形だけのこと。というのは、理事会が任命するわずか6名から成る学長選考委員会が学長を決めるというシステムになっているからだ。その理事会は市長任命だから、結局は学長選挙といっても市長のムネひとつで決まる構造になっている。
その結果。松下政経塾ともゆかりのある布施氏に、当初の決定予定を早めた形で、本日、発表となったものである。
詳細は、追って、この欄で報告したい。
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