《まるで牢獄に繋がれた囚人の群れ!! 大学は自治と自由こそが生命です》  横浜市議会議員 太田正孝氏ホームページ(2008.4.24)

 

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まるで牢獄に繋がれた囚人の群れ!!。大学は自治と自由こそが生命です  投稿者:太田正孝  投稿日:2008年 4月24日(木)13時30分15秒

 

 

 

元横浜市助役にして、現市大本多理事長による
中田市長の独善的意向を排し、健全で生気あふれる市大の運営に期待しています

 


ボタンのお花見にいらっしゃいませ  投稿者:太田正孝  投稿日:2008年 4月24日(木)13時22分3秒

 

 

 

29日は自宅でボタンの花祭りをいたします。
10時から3時ごろまで、11時からジャズの演奏もあります。
抹茶の御接待もあります。
只今満開で、雨が心配です。

市大(いちひろ)様
ご意見ありがとうございました。
伝統ある市大を身売りしようなんて、とんでもない発想です。脳血管センターも売り払おうと画策しました。何もかも我田引水、自分の利害得失だけを考える人です。追放しなければなりません。
土地の問題では、背任告発騒ぎが始まっています。余命はいくばくもないでしょう

 


「横浜市大の再建のために」皆さんの決起を!!    投稿者:横浜市大(いちひろ)  投稿日:2008年 4月24日(木)13時11分0秒

 

 

 

真理子様の投書に勇気を奮い起こされる思いをしています。
横浜市大の身売り話については存じません。中田市長が6年前に初登場した直後に、市大を売ろうとしていくつかの大学に打診があったことについては聞きおよんでいますが(そのときは商談が成立しなかったもよう)、最近の身売り話についてははたしてどうでしょうか。しかし、まんざら、ありえない話でないことだけは確かです。商談成立へのネックは、金のかかる医学部と病院でしょう。
最近の市大は医学部謝金徴収問題で手一杯、ほとんどの管理業務が停止している状態です。このため、来年春に立ちあげる予定だった大学院再建の課題(現在の1研究科体制を3研究科体制に戻すこと)も次年度送りになりそうです。
 教員が萎縮している根因は、当年度における業務評価を次年度の給与査定に反映させる当局案が実施に移されようとしているところにあります。つまり、各年度の教員の教育、研究、社会貢献、学内行政面での査定によって、翌年度の年俸が決まる仕組みがこれです。この評価はとうぜん、任期をもつ教員には任期更新の可否にひびくことになります。これにはいろいろ問題があります。@だれがどのように査定をするのか、A公平な査定は担保されているのか、B教育や研究について長期的視点での評価はどうするのか――といった面です。市長が選任した大学管理当局――そのほとんどが教育・研究の素人――は、自分たちが評価をした形をとろうとせず、これを教員管理職(学部長、コース長ら)がやった形にしようとしています。最終決定権限は大学管理当局が握っているのですから、これはいかにも役所らしい、きわめて卑怯なやりくちといえましょう。
市大管理当局が頭をかかえているもうひとつの厄介な問題は、トッフルなる進級条件がネックとなって、学内に大量の留年者をかかえていることです。つまり、入学後2年間のうちにトッフルという英語外部試験で500点以上を取れなかった学生は3年生の専門課程に進むことができません。この留年者がごく少数にとどまるならまだしも、毎年100人以上(cf.学生定員650人)も出るのですから、現在時点でも大学総定員枠(650人×4学年=2800人)を大幅に上まわっており、文部科学省から目をつけられています。この究極的な解決には、留年者に退学を迫るか、入学定員を減らすかのどちらかを選ばなくてはなりません。しかし、強制退学策を採ろうにも、入学前に「中途退学もありうる」ことを通知しておりませんでした。入学定員を減らす策はいかにも恰好が悪いでしょう。念のために申しておきますが、このトッフル試験を課したのは大学教員ではなく、中田市長が5年前に市大改革と称して大学に送り込んだ前田副市長らです。いずれこの問題も火を噴くでしょう。

 今の横浜市大に必要なことはつぎの3項目です。
第一に、教授会を復活させ、教学権や人事権を与えることです。これがなければ大学とはいえません。同時に、医学部のような不祥事を招来しないようにするため、教授会に教授・准教授・助教など全職種の教員の出席を認め、運営・決定の民主化を図ることです。
第二に、教員任期制を止めることです。任期制が続くかぎり、優れた若手人材が市大教員として応募することないでしょうし、すでに在籍している教員も身を落ち着けて研究・教育に勤しむことはできず、「市大離れ」の動きは止まないでしょう。大学に人材派遣のようなやり方はなじみません。
第三に、単年度の評価を翌年度の給与に反映させるというのはあまりに性急であり、研究分野、教育貢献、社会貢献の多様性を鑑みると、単一の尺度で業績評価を行なうのはとうてい無理です。徒な競争を煽ることは大学としての一体感を損い、それは教育にとって最も有害な結果を招くでしょう。学生アンケートや業務評価はあってもよいのですが、それらは教員の研鑽のためにこそ、役立てるべきであります。

大学人としての自覚と誇りを取り戻すために、市大構成員のだれもが自由闊達に発言できることを保障することです。今は、何か発言・提案しても、実らない、すぐに当局の忌避にふれる惧れを感じ、だれも何も喋らない、喋りたくない雰囲気が充満しています。今の市大を譬えると、まるで牢獄に繋がれた囚人の群れです。大学は自治と自由こそが生命です。これが与えられれば、市大はかつてそうであったように、ふたたび活気を取り戻すでしょう。

現中田市長に、以上のような提言を受け容れる度量はないでしょう。彼にできるのは市大を壊すことか、さもなくば、やけを起こして市大を売り払うことだけです。市大関係者は勇気を奮い起こし行動を起こし、市民とともに中田体制を崩すことです。