“元不倫相手”の元クラブホステス、顔出しで暴露会見! 中田横浜市長訴えられた 『スポーツ報知』(2008.12.26)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081226-OHT1T00074.htm 


“元不倫相手”の元クラブホステス、顔出しで暴露会見!中田横浜市長訴えられた




市役所で会見した奈々さん。中田氏について「がっかりを通り越して残念」と語った


 顔出しで暴露―。横浜市の中田宏市長(44)の愛人だったと主張する元クラブホステスの女性(30)=無職=が25日市役所で会見し、結婚の約束を守らなかった、などとして市長に慰謝料など計約3000万円の支払いを求め、24日に横浜地裁に提訴したことを明らかにした。女性は週刊誌「週刊現代」(講談社)で中田氏との不倫関係を告白。公用車の私物化や飲酒運転などを暴露していた。記事について中田氏は「事実無根」と全面否定。提訴についても法的措置を含めて対応するとしている。

 中田氏を訴えたのは横浜市内でクラブホステスをしていた奈々さん(仮名)。2人は04年からの約2年間、不倫関係にあり「ヒロリン」「○○(奈々さんの本名)」と呼び合う仲で、週に1度は性的関係があったという。

 訴状や会見した奈々さんによると04年春、奈々さんが勤めていたクラブに中田氏が来店。「好きだ」「付き合いたい」などと中田氏が迫り交際がスタートした。「バラの花束を贈ってくれるなど本当にマメ。私をお姫さまのように扱ってくれた」という。

 デートの際、中田氏は「妻とけんかした」「離婚したい」などと話し家庭不和を強調。奈々さんに対して「一緒にいたい」と、プロポーズともとれる発言を行っていたという。

 交際中、奈々さんは市長専用の公用車に約20回も乗車。奈々さんの勤務先近くまで公用車が“アッシー”のように迎えに来ることもあった。車内では、他人がいても2人は手を握り合うラブラブ状態。「(車内では)ほかにもいろいろあったが、言えない」(奈々さんの担当弁護士)という。

 また、奈々さんは最低でも7回、中田氏の飲酒運転を確認しているという。印象に残っているのは04年6月の東京ドームでの野球観戦。試合観戦後、中田氏はワイン1本弱を飲み干し、神楽坂から首都高を通り横浜まで運転して帰ったという。




中田氏からのメールが入った奈々さんの携帯を見せる横浜市会議員の太田正孝氏(左は奈々さん(仮名))


 その後、徐々に交際のうわさが広がり06年に2人の関係は終わった。だが破局前後から、奈々さんは嫌がらせを受け、ストレスなどから腎不全やうつ病の治療をうけるようになった。更に、中田市長サイドから「交際のうわさを流したのは女性で、女性から脅されている」などと言われ名誉を傷つけられたという。

 交際中に中田氏から送られたという携帯メールも披露した奈々さん。「これまで耐えてきたが、一向に(中田氏から)『ごめんね』の一言がなかった。ウソをついていないので悔しいです」と、提訴に踏み切った理由を説明。仮に中田氏が謝罪すれば、提訴を取り下げる可能性もあるという。

 「週刊現代」誌上での奈々さんの告白に対し中田氏はこれまでの会見で、交際について「弁護士に任せている」と回答。この日の会見を受け、事務所を通じ「訴状が届き次第、弁護士と協議し法的措置を含めて対応する」とコメントを出した。

2008年12月26日06時03分  スポーツ報知)