今井川改修工事・8億円過払い事件 中田市長が市議会でウソ答弁 これを議会が容認 《いずれも市長の答弁はウソでございますので、ご訂正を願いたいと思います。くどいようですが、出来高の検査調書の捏造、完了報告書の捏造、いずれも調査によって明白になっておりまして、これを横浜市議会に報告しないで、ただ単なる過誤納金の返還としたところに、市長の妙があるわけでございます。》(2009.6.11)

 

 

■過ちを改めないならば、太田は、市長を刑事告発し、損害賠償を市長に求めることを、躊躇しないでありましょう 大田正孝横浜市議会議員 ホームページ掲示板(2009.6.11)

 

http://8005.teacup.com/ota/bbs/4102 

 

過ちを改めないならば、太田は、市長を刑事告発し、損害賠償を市長に求めることを、躊躇しないでありましょう  投稿者:太田正孝  投稿日:2009 611()083435

 

 

 

 

 

今日、議会で発言しました。その中で、はっきりと今井川改修工事・8億円過払い事件 は公文書偽造・詐欺事件と断言しております。

 

横浜市長は、国と県の補助金が、工事の大幅な遅延により「取り消し、返戻」させられるのを恐れて、JRの協力の下、完成工事高を捏造、市側は完了検査書を偽造、JRは工事完了請求書をでっちあげて、補助金を市からJRに振り込み、もって「騙し取った」のです。

 

驚愕の現実です。

 

その結果、県と国は、横浜市に、違法に支払われていた工事代金の補助分の返還を求め、更に、違反罰金として1億8千万円を請求しました。

 

この1億8千万円は、不正を行った市長が市民に与えた損害です。なぜならばこの1億8千万円は、市民税から支払われるからです。

 

太田は、市長を刑事告発し、損害賠償を市長に求めることを、躊躇しないでありましょう。

 

悪質な市長の行為が、又一件、明らかになったのです。

 

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■市長の嘘の答弁に対して、太田が「異議」を申し述べましたが市長は不当にも答弁拒否を致しました。大田正孝横浜市議会議員 ホームページ掲示板(2009.6.11)

 

http://8005.teacup.com/ota/bbs/4098 

 

市長の嘘の答弁に対して、太田が「異議」を申し述べましたが市長は不当にも答弁拒否を致しました。  投稿者:太田正孝  投稿日:2009 610()082344

 

 

 

「平成21年第2回定例会 6月5日 議案関連質疑 若林 智子 議員  無所属クラブ 青葉区 」の質問をご覧ください。

 

市長とJRが共謀して法違反を行い、8億円を騙し取ったことがばれた事件です。

 

市長が「嘘」の答弁をしたために、それを指摘し、是正を求めた太田の「異議」に市長は答弁を拒否した事件で、議会が、おかしなことに「市長答弁必要なし」と議決したものです。その顛末をご覧いただけます。

 

http://www.yokohama-city.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=49605&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB 

 

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■横浜市会インターネット中継 平成21年第回定例会 6月5日 議案関連質疑 若林智子議員 無所属クラブ 青葉区(2009.6.5)

 

平成21年第回定例会 6月5日 議案関連質疑 若林智子議員 無所属クラブ 青葉区

・市第17号議案 平成21年度横浜市一般会計補正予算(第1号)

・議事進行(太田正孝議員)

 

より抜粋

 

http://www.yokohama-city.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=49605&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB 

 

松本 敏 横浜市議会副議長:

議事進行についての発言を許可いたします。

 

大田正孝議員:

ありがとうございます。ただいま、若林議員の質問に対して市長は大きな二点のウソをつかれました。一つは、とらえ方に違いがあったことで、このようなことがおこった。それから、出来高と支払いに差異があることを知ったのは20年のことであったと。こういうようなお話をされました。この事件は、助役の決済をもって行われた事案でございまして、市長がすべて知る立場にあったはずでありますが、16年度から横浜市は、JR側と共謀して出来高の検査調書を捏造しました。そしてまた、JRは完了報告書を捏造して、いずれも横浜市の管理する公金を、不正にJR側に渡したと。こういうことでございまして、市長が20年度になって分かったとか、あるいは、その工事のとらえ方がどうのこうのとか、いずれも市長の答弁はウソでございますので、ご訂正を願いたいと思います。くどいようですが、出来高の検査調書の捏造、完了報告書の捏造、いずれも調査によって明白になっておりまして、これを横浜市議会に報告しないで、ただ単なる過誤納金の返還としたところに、市長の妙があるわけでございます。終わります。

 

(以後、下記の副議長発言を含めて、約20分間の審議中断あり。

 

ただいま、議事整理中でございますのでしばらくお待ちください。

それでは、さきほどの大田君の議事進行についてのとり扱いについて、協議いたしますので、運営委員会正副委員長、および、理事の方は、議長席前にお集まりください。)

 

(約20分後、審議再開)

 

松本 敏 横浜市議会副議長:

よろしいですか。市長は、これ以上の答弁はないとのことです。それでは、市長の答弁を求める議事進行について、採決いたします。採決の方法は、起立といたします。市長の再答弁を求めることに、賛成の方の起立を求めます。はい。起立少数と認めます。よって、市長の再答弁は求めないことと決定いたします。議事を続行いたします。また、大田君、会議規則第44条により質疑は、通告制となっておりますので、大田君の質疑は認められませんので、議事を続行いたします。

 

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■過払いではなくて、「補助金適正化法違反」 〜今井川改修事業における補助金の一部返還について〜 若林ともこ横浜市議会議員 活動報告バックナンバー(2009年6月5日付)

 

http://twakabayashi.kgnet.gr.jp/back/item/all/1244182367.html 

 

2009 年 6 月 5 日    
過払いではなくて、「補助金適正化法違反」
〜今井川改修事業における補助金の一部返還について〜

この議案は、『横浜市が「JR東日本」』へ委託しておこなった工事において過払いがあったとし、補助金の一部を返還するための補正予算議案であると説明されています。しかし、その実態は、JRと横浜市が一緒になって「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」いわゆる補助金適正化法違反をおこなっていたという重大な案件だと思われます。

議会やマスコミに対しては、一言も、「補助金適正化法違反」ということは言っていないけれども、この件について、市長が神奈川県に出された「都市基盤改修事業における不適切な会計処理の報告について」という書類には、「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」等に抵触する行為であり、このような事態が発生しましたことについて深くお詫び申し上げます」とあります。

5月15日に県に出された報告には、「不適切な会計処理の内容とその背景・原因」、それから、「再発防止策について」さらには、「関係者の処分等について」という内容までも含まれています。このような重要な案件について、市会に報告することもなく、県へ報告する、しかも、横浜市のコンプライアンス推進室に相談を始めたばかりなのに、なぜ、こういうプロセスになるのでしょうか。いくら、事件の当事者が集まって協議や調査をしても事実を明らかにすることは難しいし、事実を明らかにしなければ再発防止もないはずです。

市長が県に出した報告書では、問題に気付いたのは去年の会計検査時とされています。しかし、内部の調査チームの報告書では工事を委託した初年度から毎年出来高と支払額が一致していないことはわかっていたことが読み取れます。その後も、JR東日本から出された請求書、そして、現場確認を行なったとする市職員の「検査の結果、相違なく完成したことを確認しました」という公文書の偽造とも言える虚偽の完了検査調書工事調書も作成され、架空の工事代金が支払われ続けてきたわけです。

当局は、昨年6月に会計検査院の検査をきっかけに、事実を公表するどころか、うちうちの調査チームを立ちあげ、一方でJRと協議を続けてきました。結果、5年に渡って違法状態が放置され、また、そのことを知りながら隠蔽され、議会に対しても今回の議案提出まで一切報告されることはありませんでした。
JR東日本から、過払い分の補助金8億2千万円が返還されたと言われていますが、そもそも、そのお金はどこにあったのでしょうか。
プールされていたとしたら運用益は発生してないでしょうか。なぜ、調査をされないのでしょうか不思議です。

市長からは、事件の詳細を把握することは難しいと率直な答弁がありました。それも十分理解します。ただ、議案として提出されるにあたって、事件の全容を把握して、議会や税金をおさめている市民のみなさんに説明をする責任もあると思います。

 

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■補助金過払いで中田市長が陳謝 横浜市会 カナロコ ローカルニュース(神奈川新聞2009年6月5日付)(2009.6.5)

 

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjun090692/ 

 

補助金過払いで中田市長が陳謝/横浜市会 政治・行政 2009/06/05

 横浜市がJR東日本に委託する河川改修工事の工事代金を実際の出来高よりも多く同社に支払っていた問題が5日の市会第2回定例会本会議で取り上げられた。中田宏市長は「市とJRの間に、出来高の認識にずれがあったことと、予算管理が十分に行われていなかったことが原因」などと述べ、「市民に対し申し訳ないことをした」と陳謝。今後、再発防止に努める考えを示した。補助金を交付する国と県からは4日、市に返還命令が出されており、市は2004年度から4カ年の過払い分約2億8千万円ずつを両者に返還する。

 山田桂一郎氏(民主党ヨコハマ会)と若林智子氏の(無所属クラブ)の議案関連質疑に答えた。

 過払いがあったのは、保土ケ谷区の今井川にかかる橋などの改修工事。市道路局の説明によると、毎年年末に年度ごとの補助金を県に申請する。しかしJR側は年度ごとの工事の出来高を出さないため、1〜3月分はJR側の申告などを基に「見込み」として12月分までに上乗せしていた。市内部の工事検査調書などでは、見込み分を含めた額を記載し「完了したことを確認した」などとする書類を作成していたが、実際はそこまで工事は終了しなかった。

 道路局の担当者は今後の再発防止策について「年度ごとの工事の進み具合を確認できる仕組みづくりをJR側と進め、過払いがないようにしていく」などと話している。

 今井川の河川改修工事は2004〜10年度の7年間で、全体事業費約67億円を市、県、国が3分の1ずつを負担して進めることになっている。04年度の台風による浸水被害や、地中に障害物が埋まっていたなどの理由から、工事の進み具合が予定よりも大幅に遅れていた。