検察を糾弾するデモに1200人が参加 『The Journal News Spiral』(2010.11.6)

 

The Journal News Spiral』 http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/11/post_694.html

 

 

201011 6

検察を糾弾するデモに1200人が参加!

(動画) デモの様子を撮影した映像。映像後半には二見伸明氏と主催者の矢野健一郎氏のインタビューも収録


 5日夜、都内で1024日に続く2回目の「検審を糾弾するデモ」が行われ、1200人(主催者発表)が参加した。

 デモ隊は明治公園をスタートに、「マスコミは偏向報道をするな」「取調べを可視化せよ」「小沢一郎に仕事をさせよ」などとシュプレヒコールをあげながら、明治通り、表参道、青山通りを歩いた。デモは今後も継続して行われる予定で、東京以外での計画も進行中だという。

 デモ終了後に本誌の取材に応じた二見伸明氏は「全国で小さくてもいいから(活動を)やってもらいたい。デモはできなくてもいい。小さな集会でもいい。あるいは手作りのチラシを作って知人に渡してもいい。そういう小さな動きがこれから必要なのではないか」と語った。なお、二見氏は当日の模様について近日中にレポートする予定。

 現在、「検察のあり方」や「日本の民主主義」について考える市民団体が同時多発的に発生している。今回のデモもそういった動きの中のひとつだ。

 その他の団体の動きでは、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が、証拠隠滅罪で起訴された元大阪地検検事の前田恒彦氏に特別公務員職権濫用罪を適用するよう、最高検に刑事告発を行っている。告発状はすでに受理されており、今後の展開が注目される。また、同会はホームページのトップにドイツの神学者マルティン・ニーメラーの以下の言葉を掲げ、市民ひとりひとりが声をあげることを呼びかけている。


彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった


 以下はデモの模様を撮影した写真。

開始前から多くの人が集まる

年齢層も様々。女性の参加者も多かった

マスコミを批判するプラカードが目立つ

明治通り

表参道(1)

表参道(2)

新聞止めますか、それとも、人間やめますか

法治主義を守ろうとしないマスコミを批判する声がたくさん聞こえた