卑劣で、ダーティーな 菅総理「年頭記者会見」 岩上安身氏Twitter(2011.1.4)

 

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iwakamiyasumi

  1. 卑劣で、ダーティーだと思います。RT @sfjoe: 菅総理、代表選の時もしばしばロッキードを持ち出していました。やり方としては恥ずかしいくらい卑怯であり、どこがクリーンやねん?と思いました。 10秒以内前 Echofonから
  2. そして、これほどまでに没論理的な言葉を、首相がつらつら口にしているのに、記者クラブの記者たちは、驚きも怒りも違和感も疑念も差し挟まず、予定調和な質問を口にする。この首相の存在、そしてこの記者たちとのやりとりこそ、不条理そのものである。 9分前 Echofonから
  3. 菅総理は、ロッキード事件を持ち出して、小沢氏を非難するという不条理なレトリックを用いるが、同事件は、田中角栄元首相の事件で、小沢氏は関与していない。無関係な過去の事件を持ち出し、無関係な人物の悪印象を国民に刷り込む。これが、一国の首相たるものが、することか。 16分前 Echofonから
  4. 菅総理は、小沢氏に、国会に出て説明すると言った約束を守れ、とたびたび、言う。しかし、菅総理自身は、総選挙時の国民との約束をことごとく守らず、反故にし、会見のオープン化も、官房機密費問題も、言ったことを実行せず、沖縄の基地負担軽減も約束を守っていない。 24分前 Echofonから
  5. 回を重ねる事に、菅政権が何を、どうしたいか、はっきり。今日の会見で自ら三点にまとめたように、小沢排除、消費税増税、日米同盟の深化という名の一層の米国の属国化。これだけ。そして、この3つは関連しあっている。小沢排除なくして、増税と属国化は進められない、ということ。 38分前 Echofonから
  6. 琉球新報、沖縄に米軍基地があることも不条理。どう負担軽減するか、という質問。いい質問。総理。不条理といい尽くせるかどうか、その一つ。基地負担を下げたい。???具体性なし。 約1時間前 Echofonから
  7. 全然、私に当たる気配なし。 約1時間前 Echofonから
  8. 上杉氏の質問。官房機密費、官房長官の会見のオープン化、について。小沢氏に約束を守れというなら、オープン化も約束を守れ、と。しかし、総理、対応を、考えると、ごにゃごにゃ、何も明言せず。 約1時間前 Echofonから
  9. 記者から、小沢に議員辞職しろ、ということか? という質問。総理。ロッキード、闇将軍、との比較、本人が出処進退を判断すべきと。 約1時間前 Echofonから
  10. TPP、できるだけ早く結論出したい、と。なんだか、おざなりな質問と、おざなりな回答のみ。 約1時間前 Echofonから
  11. 総理。普天間について。できるだけ、早く結論を出したい。消費税、六月頃に答えを出したい。 約1時間前 Echofonから
  12. 小沢氏に対して。総理。小沢元代表は、国会で自ら説明すると言っている。起訴されたら、裁判に専念したらどうか。 約1時間前 Echofonから
  13. 質問。内閣改造について。総理。国会で予算を早く成立させたい。具体的な問題は熟慮したい。 約1時間前 Echofonから
  14. 国会が、政策の議論より、解散求めることばかり。二点。質問、24時間前に提出するように。 約1時間前 Echofonから
  15. 続き。不条理をただすとは、たとえば、硫黄島の遺骨の収集。若者の貧困。総理の特命チームつくる。そして、不条理とは政治と金。(出た!)今年は、けじめをつける年。小沢に国会で説明つけさせる。 約1時間前 Echofonから
  16. 冒頭、総理の演説。目指す国のあり方。3つの理念。開国元年、最小不幸社会、不条理をただす。一番目は、貿易の自由化。農業の再生。(TPP)。次の理念は、社会保障改革のための消費税増税議論。第三に日米同盟の深化は、必要だ。 約1時間前 Echofonから
  17. これから菅総理の年頭記者会見、始まる。総理の冒頭演説も含めて、30分しかやらない、短かく、限定的な会見。 約1時間前 Echofonから

 

■首相年頭会見詳報 産経ニュース(2011.1.4)

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041130015-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(1)「平成開国の元年にしたい」

2011.1.4 11:29

 菅直人首相は4日午前、首相官邸で年頭記者会見を開き、民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題も念頭に「政治とカネの問題にけじめをしっかりつける年にしたい」と述べた。記者会見の詳報は以下の通り。

【冒頭発言】

「明けましておめでとうございます。今年が皆さんにとって素晴らしい年になることをまず心から祈念を致したいと思います。年頭にあたって私が目指す国の在り方について3つの理念を申し上げます。まず、平成23年を平成の開国元年としたい。最小不幸社会を目指す。そして、不条理をただす政治、この3点であります。今、世界の多くの国が日本に追いつけ、追い越せと、成長を続けています。そういう国々のリーダーと話をすると、自分たちは日本を目標にして、モデルにして頑張ってきたんだと口々に言われます。そうです。これまで多くの国に財政的な援助や技術的な援助をしてきた兄貴分が、わが国日本だと言えます。私はこれからもそうした国々の成長を支援する、同時にそれらの国々のエネルギーを逆にわが国のエネルギーとして、日本の成長につなげていくことが、今必要だと考えております」

「そのためには、貿易の自由化の促進、そして一方では若者が参加をできる農業の再生。この2つをやり遂げなければなりません。平成23年をそうしたヒト、モノ、カネばかりではなくて、明治維新や戦後に続く日本人全体が世界に向かって羽ばたいていくという、そうした開国を進めていく元年としたい。そしてこの開国を進めるためには貧困あるいは失業といった不幸になる要素を最小化することが何よりも必要です」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041132016-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(2)社会保障財源「超党派の議論開始したい」 (1/2ページ)

2011.1.4 11:31

社会保障について今後の不安が広がっております。昨年の参議院選挙では、やや唐突に消費税に触れたために十分な理解を得ることができませんでしたが、今、社会保障の在り方とそれに必要な財源を消費税を含む税制改革を議論しなければならないという、そのことは誰の目にも明らかであります。幸いにして自由民主党も公明党もそうした姿勢を示されております。今がまさにその時だと思います。しっかりした社会保障を確立していくために、財源問題を含めた超党派の議論を開始したい。野党の皆さんにも参加を呼びかけます。そしてアジア太平洋をめぐる安全保障についても、わが国のためだけではなく、この地域全体の安全、安定を考えた行動が必要です。日米同盟の深化は、そうしたアジア太平洋地域の安定のためにこそ必要だと、こういう観点で推し進めて参ります」

「このような開国を進めていくにあたって、もう一つ考えておかなければならないことがあります。それは国民の皆さんが『おかしいな』と思っていることに対して、しっかりと取り組んでいくことであります。私は東京都に所在する硫黄島で多くの遺骨が残されていることを知ったとき、『なぜこんなことになっているんだろう』と不思議に思いました。総理になって特命チームを作って、アメリカの公文書館で調査をして、大きな埋葬地を見つけることができました。先日、私も出かけた追悼の式典を行いました。ご遺骨を家族の元に返すことは国の責任です」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041132016-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(2)社会保障財源「超党派の議論開始したい」 (2/2ページ)

2011.1.4 11:31

「また、若い人が学校を卒業しても仕事がない。子供を産んでも預かる場所がない。あるいはいろいろな難病について十分な手当てがなされていない。こういった問題についてもしっかりと取り組んでいきたい。私自身、特命チームを作り、取り組んでおりますが、これからもこうした不条理と思われる問題で直接、私が取り組むことがふさわしい問題についてはしっかりと新たな特命チームを作って進めて参りたいと、このように考えております」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041133017-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(3)「今年は政治とカネにけじめつける。小沢氏は国会で説明を」

2011.1.4 11:33

「そしてもう一つ、不条理ということに関して言えば、『政治とカネ』の問題があります。私が初めて衆議院選挙に立候補したのは、『ロッキード選挙』と呼ばれた選挙でありました。政治とカネを何とかしなければ日本の民主主義はおかしくなってしまうという思いから、30歳の時に初めて立候補致しました。今、なお、政治とカネのことが国民の皆さんから不信の念を持って見られている。これではこれから多くの改革を進める上で、国民の皆さんにも痛みを分かち合っていただくことがとてもできません。今年をそういった政治とカネの問題にけじめをしっかりつける年にしたい。小沢(一郎民主党)元代表にも、自らの問題について国会できちんと説明をしていただきたいと考えております」

「最後に国会について申し上げます。私も野党の議員が長く、その時々の政府を厳しく批判して参りました。そのことを通して、国民の皆さんに時の政権の政策の矛盾などを示していきたいと考えたからであります。しかし、今振り返ってみますと、政局中心になりすぎて、必ずしもそうした政策的な議論が十分でなかった場面も党として、あるいは私としてあったのかなと思っております。今、政権交代が繰り返される中で、ほとんど全ての党が与党、野党を経験致しました。その国会が残念ながら必ずしも政策的な議論よりも、とにかく政局的に解散を求める、あるいは総辞職を求めるといったことに議論が集中しているのは必ずしも国民の皆さんの期待に応えていることにはならないと思います。私たちも反省をします。同時に与党野党を超えて、国民の目から、皆さんの目から見て、国会がしっかりと国民のために政策を決定しているんだと、こういう姿を与野党を超えて作りあげていきたいと、野党の皆さんにもご協力をお願いします」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041200018-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(4)「国会質問は24時間前通告を」野党に求める

2011.1.4 11:59

「その中で、特に2点について具体的にお願いしたいと思います。ひとつは国会での質疑の、その質問要旨を、質問をされる、せめて24時間前には提示をいただきたいということであります。先の臨時国会で、予算委員会などでは、前の日のその質疑を翌朝5時に起きて、そしてそれを見て頭に入れるのが精いっぱいという時間の拘束がありました。これでは本当の意味での議論ができません。英国は3日前までに質問要旨を出すというのが慣例になっておりますけれども、せめて24時間前にそうした質問の要旨を出すということを与野党を超えての合意と、ぜひしていただきたいと思います」

「また、国際会議などが大変、重要になっております。トップセールスという言い方も強くされております。そういう閣僚が海外に出ることについて、国益にかなうことであれば、与野党を超えて国会の日程を工夫をして送り出す。このような慣例もぜひ生み出していただきたい。そしてこのことは、国会自身の役割であると同時に、国民の皆さん、あるいはメディアの皆さんの目からみて、もっとそうした国会のあり方についてこうあるべきだと。このことについてぜひ第三者的な目からも積極的に発言をいただければと。このように考えております。以上、年頭にあたっての私の考え方を申し上げさせていただきました。あとは皆さん方からのご質問をいただきたいと思います。ご静聴ありがとうございました」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041203019-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(5)起訴なら「小沢氏は進退明らかにし、裁判に専念を」自発的な議員辞職求める (1/2ページ)

2011.1.4 12:02

【内閣改造】

 −−内閣改造について首相は通常国会に向け、「強力な態勢を」と言ったが、何に重点を置いた人事をいつごろ行うことを想定しているのか。内閣改造にあたり、現在の内閣からの増員も想定しているのか。また、党人事についても刷新する考えか。野党が審議に応じない姿勢を見せる中、参院で問責された仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相については国会審議に支障になると判断すれば交代の可能性も視野に入れているのか

「通常国会は、国民の皆さんの生活に最も重要な予算の審議の場であります。その予算をしっかりと審議をして、そして、できるだけ迅速に成立をさせ、国民生活にプラスになるようにしたい。その目標に向かって最も強力な態勢を作りたいというのが私の基本的な姿勢であります。それにあたっていろいろな要素を考えなければならないというご指摘はその通りでありますけれども、基本的なそうした姿勢をもって、具体的な問題はこれからさらに熟慮していきたいと。こう思っております」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041203019-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(5)起訴なら「小沢氏は進退明らかにし、裁判に専念を」自発的な議員辞職求める (2/2ページ)

2011.1.4 12:02

【小沢元代表の進退】

 −−民主党の小沢一郎元代表の国会招致について。小沢氏は国会の状況次第で通常国会の冒頭や予算成立後、衆院の政治倫理審査会(政倫審)に出席するという姿勢を示しているが、首相はあくまで無条件での通常国会前での出席を求める姿勢を貫くのか。小沢氏が条件付きの姿勢を崩さないならどう対応するのか。政倫審での議決や証人喚問も想定しているのか。小沢氏が強制起訴となれば民主党代表として、小沢氏の離党勧告や除名を言い渡すことも考えているか

「小沢元代表は自ら、国会で説明するといわれているわけですから、その言葉通りの行動をとっていただきたいと思います。また、起訴が実際に行われたときには、やはり政治家としての出処進退を明らかにして、裁判に専念されるのであれば、そうされるべきだと考えています」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041205020-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(6)「念頭に解散の『か』の字もない」

2011.1.4 12:04

【社会保障改革・普天間移設問題】

 −−消費税改革、社会保障改革、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題は、どんなスケジュールで結論を出すのか

「先ほど申し上げましたように、社会保障と財源、財源の中には消費税を含む税制改革が含まれますが、これは一体的なものだと考えています。わが党の中でもこういう考え方で党の方針を固めておりますし、多くの政党もそうした社会保障と、それに伴う財源問題を一緒に議論しようと。そういう姿勢でありますので、どちらが前後ということではありません」

「普天間の問題は、(昨年の)5月28日の日米合意を踏まえながらも、しかし、同時に沖縄における基地が長い間、本土に残されているというこの問題。やはり日本全体として受け止め、考えなければならない問題だと考えております。できる限りの負担軽減、このことを合わせて積極的に取り組んでいきたいと考えています」

 −−目標とする時期は

「社会保障と、この財源の問題は、できれば、できるだけ早い時期に、与野党を含めた超党派の協議を開始をしたい。そして、6月ごろまでをひとつのめどにしてですね、一つの方向性を示したいと。このように思っております」

【衆院の解散・総選挙】

 −−「ねじれ国会」で予算関連法案が通らない状況になれば、衆院の解散・総選挙も選択肢に入ってくるのか

「私の念頭には解散の『か』の字もありません」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041207021-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(7)TPP参加の是非「6月をめどに判断する」 (1/2ページ)

2011.1.4 12:06

【TPP交渉参加】

 −−TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加問題は首相のいう「平成の開国」の本気度を図る試金石だ。仙谷官房長官は農業改革の基本方針がまとまる6月前後に交渉参加の是非を判断するのが望ましいと発言した。首相は交渉参加の是非をいつごろまでに判断し、農家の理解を得るためにどう対策をとるのか

「現在、TPPに参加する場合に必要となる農業対策の具体策を検討をしている状況であります。そういう議論を踏まえながら、最終的な判断をまあ、6月ごろまでというのがひとつのめどだと思います。できるだけ早い時期に、そうした状況がうまれればいいと。こう考えております」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041207021-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(7)TPP参加の是非「6月をめどに判断する」 (2/2ページ)

2011.1.4 12:06

【国会運営】

 −−首相は先の臨時国会で「熟慮の国会」ということで話し合いを求めたが、今回の通常国会も引き続きそういう姿勢で臨むのか。自民党は対決姿勢を強めていて冒頭から審議拒否を辞さずということだが、そうなった場合は対決型になっていくのか

「基本的には先ほど冒頭も申し上げましたように国会という場がですね、ある程度政党ですから政権を争うという側面があってもそれは致し方ないとこでありますけども、やはり先進国で政権交代を繰り返されているところを見るとですね、例えばイギリスなどでは新たに政権交代が行われれば次の選挙はだいたい5年先ということでですね、議論は行われるけれども、すぐに辞めろとか辞めるなという議論はあまり行われておりません」

「多くの国がある一定期間は政権交代が行われれば、そちらの党が政権を担うと。何年かやってみて次の選挙の機会にそのことを国民に問うと。これが政権交代の建設的な運営の仕方ではないかとこのように思っています。そういう意味で基本的にはしっかりと政策を議論していきたいという姿勢は変わりありません」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041209022-n1.htm 

首相年頭会見詳報】(8)「政治とカネの問題、脱却したい」 (1/2ページ)

2011.1.4 12:08

【小沢氏問題】

 −−小沢元代表の問題について起訴された場合には政治家としての出処進退を明らかにして裁判に専念されるのであればそうされるべきと話したが、これは議員を辞職すべきという考えを示したということでいいのか。不条理をただすということであれば小沢氏の問題について首相はどういう働きをしたいのか

「私は初めて当選した1980年の当時、田中(角栄)元首相が闇将軍と呼ばれておりました。やはりそういう姿をみて私は、日本を政治を変えなければならいないという思いを一層強くしたことを今でも記憶を致しております。そういった意味で、どなたが何をということを超えてですね、もうこういった問題は日本の政治の社会で、カネの問題が何かこう議論しなければならないという状態そのものをですね、脱却したいというのが私の思いです。そういった意味で小沢元代表に関して起訴がなされたときには、ご本人が自らですねそうしたことも考えられて自らの出処進退を決められることが望ましいということを申し上げたところです」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041209022-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(8)「政治とカネの問題、脱却したい」 (2/2ページ)

2011.1.4 12:08

【情報公開】

 −−首相は野党時代から情報公開、そして今クリーンでオープンということを訴えていますが、情報公開の観点から官房機密費の公開、記者会見のフェアなオープン化ということを約束したが、これを守っていただく時期はそろそろきたのではないか。この件に関してやるのかやらないのか

「会見のあり方について何度かこの場でご質問といいますか提案をいただきまして、私もできるだけオープン化すべきだという姿勢で私自身の会見は臨んでおります。また閣議あるいは閣僚懇の席でも各閣僚にできるだけそういう姿勢で臨むようにということを申し上げているところです。官房機密費の問題はいろいろな経緯、いろいろな判断がありますので官房長官と十分考え方を合わせて対応していきたいと思っております」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041211023-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(9)連立模索「姿勢は変わらない」 (1/2ページ)

2011.1.4 12:10

【予算案審議】

 −−平成23年度予算案について、昨年末の段階で仙谷由人官房長官と岡田克也幹事長は調整の可能性に言及した。それについては首相も考えを共有しているのか

「予算を作った立場からすれば、最も国民の皆さんにとってふさわしい予算ということで閣議決定をしたわけです。と同時に、国会の場で多くの政党の皆さんにも理解いただき、できればより多くの皆さんに賛成をいただきたいというのも、もう1つの大きな要素であります。そういうことを両方のことを考えながら対応を決めていきたいと思っています」

連立政権構想】

 −−昨年末に、たちあがれ日本との連立話が浮上したが、たちあがれ側は連立を拒否すると確認して終わっている。なかなか野党の連携は難しいと思われるが、連立は断念して政策ごとの部分連合という道を目指すのか。連携できる野党と連立政権を組む道を目指すのか

「昨年のいろいろな動きも政策的に一緒にやっていけないかということの話を基本として進めてきたと、こう理解しています。その姿勢はどの党に対してもこの国会でも変わりません」

 −−先ほど内閣改造について具体的なことはこれから熟慮したいと言ったが、仙谷官房長官の問責をすでに可決している。現段階で本予算を審議する通常国会を前に問責決議に対してどのようなスタンスで臨んでいくのか

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041211023-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(9)連立模索「姿勢は変わらない」 (2/2ページ)

2011.1.4 12:10

「いろいろな記者の皆さんからですね、いろいろな考え方を私に参考になるのではないかということで示していただいているケースもあります。一つの例を申し上げますと、衆議院ではいわゆる内閣不信任案というものがあって、それが可決すれば総辞職するか、それとも一方では衆議院を解散することができるという規定はもちろん皆さんご存じの通りです。しかし参議院の問責については、例えばそれが成立、内閣に対するものが成立したとしても、総辞職をするか解散をするという形にはなっておりません」

「つまり参議院に対しての解散ということは憲法上規定されておりません。ということはもし参議院が問責をしたときに、それが即辞任をしなければならないということになるとすれば、それは衆議院よりより大きな権限を持つことになるのではないかと。これは今の憲法の構造からして必ずしもそういうことを今の憲法は予定していないのではないかと。こういう意見もいただいております。いずれにしても、そういったいろいろな意見をですね、やはり党の方、あるいは国会の方で議論していただく場面もあっていいのではないかと思っております」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041219024-n1.htm 

【首相年頭会見詳報】(完)「なんとしても沖縄の基地負担を引き下げる」 (1/2ページ)

2011.1.4 12:18

【農業政策】

 −−先ほど開国という言葉を使ったが、開国と農業の再生の両立を図る観点で言えば今後、国内対策など国民負担を含めて多額の財政措置も必要という考えが出てくるかもしれないが。そうした点も議論になっていくのか

「日本の農業を再生するという目標に向かってあらゆるそれにかかわることを議論する必要があると思っています。同時に先ほども申し上げましたが、現在日本の農業が抱えている問題は、例えば就業している人の平均年齢が66歳というですね、若い人が農業に従事をしたくてもなかなかする機会が持ちにくい。そういった問題もあります。また同時に6次産業化といわれるような経営のあり方についてもですね、もっと推し進めなければなりません」

「そういった意味でいろいろな財政的な問題ももちろん議論として、あるいは必要となる場面はあり得ますけど、ただ、それで物事が進むというよりも、根本的な農業の構造をどのようにすれば世界に開かれたものになっていくのかですね、私本当に感じるのはですね、多くの外国の人がやってきて日本の料理ほどおいしいものはないと、日本の食べ物ほど安心しておいしいものはないということを口々に言われます。そういう意味では、農業も開かれた農業にしていくことは私は可能だとこう考えています」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110104/plc1101041219024-n2.htm 

【首相年頭会見詳報】(完)「なんとしても沖縄の基地負担を引き下げる」 (2/2ページ)

2011.1.4 12:18

【沖縄の基地負担】

 −−昨年5月の日米合意通り米軍普天間飛行場を辺野古(沖縄県名護市)に移設しても沖縄に米軍基地が集中する状況は変わらない。このことについて不条理と考えるか。どのようなことに取り組めば負担軽減になるのか

「私も多少でありますけれども、沖縄の歴史などにふれた書物を拝見させていただきました。戦後に限ってみても日本へ復帰された後においてもですね、本土における沖縄以外の米軍基地が大きく削減された中で、沖縄の基地があまり減らされなかったというこのことは私にとっても政治家の一員として大変慙愧に堪えない思いを致しておりまして、このことは沖縄でも申し上げたところです」

「そういう意味で不条理という言葉で言い尽くせるかどうか分かりませんが、その1つだと考えおります。そういう思いをしっかり私自身持ちながら、それでは具体的にどのようにしていくかということで、先だって沖縄で私なりの考え方を申し上げさせていただきました。何としても全体としては沖縄の基地負担を引き下げる方向で、できることをできるだけ迅速に進めていきたいというのが基本的な姿勢です」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/110104/stt1101041224001-n1.htm 

■小沢氏「僕のことはどうでもいい」「私のことは私と国民が判断」 首相発言を批判 産経ニュース(2011.1.4)

2011.1.4 12:24

 民主党の小沢一郎元代表は4日午前の民放BS番組の収録で、小沢氏が強制起訴された場合に自発的な議員辞職を検討すべきだとの考えを示した菅直人首相の記者会見について「首相は、僕のことなんかどうでもいいんで、国民のために何を一生懸命やるかが問題だ」と批判した。その上で「私自身のことは私と国民自身が裁いてくれる、判断してくれる」と述べた。

 他党との連立を含む「ねじれ国会」への対応については「相手のいることは国内問題でも国際問題でも信頼関係ができるかどうかだ。信頼関係を築くのは難しいが、『誠心誠意』ということが大事だ」と強調した。

 岡田克也幹事長が小沢氏の衆院政治倫理審査会出席と国会対策は別だとの考えを示していることに対しては「岡田氏は野党と話し合いをすることは55年体制だという感覚でおられるようだ。そうすると野党との話し合いは全然できないことになる」と述べた。