森ゆうこ議員「陸山会事件は冤罪」とマスコミ叱る 田中龍作ジャーナル(2011.1.22)

 

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森ゆうこ議員「陸山会事件は冤罪」とマスコミ叱る

 

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「小沢元代表をめぐる問題は司法の場で決着させるべき」と岡田幹事長に申し入れた森ゆうこ、川内博史両議員。(21日、民主党本部。写真:筆者撮影)



検察審査会の闇を追及し続ける森ゆうこ議員が、意図的な「反小沢」報道を繰り返す記者クラブメディアを一喝した。21日、国会内で行われた党運営に関する記者会見での一幕だ。

 東京地検特捜部は、陸山会の土地購入をめぐって政治資金規正法違反で大久保隆規元秘書を起訴したものの供述調書を取り下げた。石川知裕議員が検察による自白強要を録音したICレコーダーの記録は証拠採用されることが決まった。検察側の公判維持は困難を極めるだろう。

 西松事件は検察が訴因を変更し裁判そのものが消滅している。小沢一郎元代表をめぐる疑惑は冤罪の色が極めて濃いのである。

 にもかかわらず新聞・テレビは事件発生当初から「小沢真っ黒」とばかりに囃し立てた。検察リークによる虚報を垂れ流したのである。

 森議員は「西松事件の裁判はもうありません。陸山会事件は冤罪です」としたうえで「(社名を挙げながら)マスコミは虚報・誤報の経緯を明らかにし、謝罪して頂きたい」。
 森議員がよく通る声で話すと会場は水を打ったように静まりかえった。30人近くいた記者クラブメディアの記者たちは沈黙するしかなかった。「不都合な真実」を突きつけられたためダンマリを決め込んだと言った方が正確だろう。

 「小沢事件」とは既得権益を同じくする記者クラブメディアと検察が仕込んだデッチあげなのである。


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