TPP、孫崎享on Twitter(2011.2.28)

 

http://twitter.com/magosaki_ukeru

 

 

●TPP:菅総理。「第三の開国」発言。大変なメッセージを出しているかも知れない。「俺は囚われの身。言われるままにする。しかし、やるTPPは、明治の不平等条約受け入れ、敗戦後全て米国のなすがままの占領、これと同規模のことだよ。」TPP菅首相6月目途で実施と言っている。二四分野、しかし

 

●TPP2:TPP何するか誰も正確に分からない。基本は非関税障壁をなくすこと。多くの国民、農業と思っているが農業でない。全ての分野。医療、労働、TV,等全ての経済全分野に米国スタンダードを受け入れろということ。我々労働、基本法で守られていると思う。この規制は”非関税障壁”。

 

●TPP3:国会議員貴方達、不要なんです。日本の事情で法律作る、何の意味もない。米国スタンダードに合わなければ、法律内容が”非関税障壁”。TPP内容、誰も正確に知らない。前原大臣、「情報収集に努めてます”ということは全容知らないということ。危険性内蔵し、事実を伝えず、実施だけ

 

●弁護士の方へ;TPP受諾後、社会の規範は”非関税障壁”の慣行違反で米国弁護士の活動。訴訟重点は英語。ローカルな日本法は次第に適用範囲を減ずる。ということは皆様の民事関係の仕事は、下請け除き減るように思えますが如何ですか。

 

●TPP:政府「開国フォーラム」各地で展開。TPPの内容についてはほとんど何も説明せず支持だけ求めている。説明:TPPについては、情報収集を進めながら対応(情報収集を進め、6月を目途に交渉参加について結論)。何たる方針。”情報収集を進め”はTPP内容今知らないということ。しかし

 

●良き日本:引用(詩)1:一つのメルヘン: 秋の夜は、はるかの彼方に小石ばかりの、河原があって、 それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました  陽といっても、まるで珪石か何かのようで、 非常な個体の粉末のようで、さればこそ、さらさらと

 

●良き日本:引用(詩)2:かすかな音を立ててもいるのでした。 さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、 淡い、それでいてくっきりとした 影を落としているのでした。

 

●良き日本:引用(詩)3:やがて蝶がみえなくなると、いつのまにか、 今まで流れていなかった川床に、水は さらさらと、さらさらと流れているのでありました。(中原中也) webから

 

●TPP:しかし「6月を目途に交渉参加について結論」。内容知らずに結論出すという凄さ。「関税撤廃分野以外にも、幅広い分野の自由化やルールづくりが検討されており、その影響についても注視する必要」。警告はしましたよ、か。これで国民の支持得られると思うのだから、国民も馬鹿にされたもの

 

●菅政権:産経ニュース「内閣支持率、初の20%割れ18% 」。菅政権。もう駄目。米国強い政権を作りTPP、増税目論む中、よろよろ菅政権の方がいいかも。