野鳥                                                     

大山は、また野鳥の種類も多く、野鳥の天国でもあります。                              
          クリックすると拡大します。 ブラウザーの【戻る】でページが戻ります。                                 


キビタキ 4月
船上山
体長13.5p。夏鳥の代表。雄は上面が黒色で翼に白斑がある。眉斑と腰、下面はあざやかな黄色。のどから胸にかけて橙色。雌は全体的にオリーブ褐色でのどから腹、下尾筒は灰白色。「オーシーツクツク」「ポーピッピッコロ」などとさえずる。
モズ 4月
御机
体長20cm。尾をゆっくり回すように動かしてとまり、獲物を見つけると飛び下りて鋭いくちばしでとらえ、またもとの場所に戻って食べる。捕らえた獲物を小枝に突き刺す習性があり、これを「モズのはやにえ」と呼ぶ。翼に白い斑があるのが雄。
カワラヒワ 3月  船上山
体長13.5p。全身が褐色がかった黄緑色で、雨覆の黄色い斑が雄で特に目立つ。尾羽の先が2つに割れ、V字形になっている。「キリキリコロコロ」と可愛い声で鳴く。低山や雑木林だけでなく、農耕地や公園でもよく見られる。

ヤマセミ 3月 根雨
体長38cm。体の上面などの鹿の子模様と頭上の長い冠状の羽が特徴。「キャラッ、キャラッ」とか「ケレッ、ケレッ」と鳴く。渓流沿いや湖沼に生息。水面上に突き出たよこ枝に止まったり、ホバリングして魚を狙い、水に飛び込んで捕らえる。

シジュウカラ 3月 船上山
体長14.5cm。のどからお腹にかけてネクタイのような黒い帯があり、雄は太く、雌は細い。庭や公園から山の林まで広い範囲で年中見られる。昆虫、クモなどを食べる。冬は、カラ類やメジロなどと混群をつくって木の実や種子を探して食べる。

イカル 4月
船上山
体長23cm。黒い頭と黄色の大きなくちばしがよく目立つ。「キーコーキー」と鳴く。山地や開けた林で見られる。固い木の実や種子を食べる。太くて頑丈なくちばしは、豆や木の実を割るために発達し、その圧力は70kgもあるらしい。

ミソサザイ 4月
鏡ヶ成
 
体長10.5cm。日本の鳥の中でもっとも小さな鳥のひとつ。体は全体に茶褐色で、黒い横斑や灰白色の斑点が混じる。山地のよく茂った林や渓流、沢沿いで繁殖する。大きな声でよく響き、複雑で長いさえずりをする。

コハクチョウ
1月 米子水鳥公園
体長120cm。11月頃から日本へ次々やってきて、冬を過ごし、暖かくなる春、北の繁殖地へ帰る。鳥取県内では米子水鳥公園がコハクチョウの越冬地として有名で、毎年1000羽以上が渡ってくる。朝次々餌場に向かって水面を飛び立つ姿は感動的。
アカゲラ 6月 文珠堂
体長24cm。体の上面は黒く、白い顔と背の逆八の字の白斑が目立つ。雄の後頭は赤いが、雌は黒い。「キョッキョッ」と鳴く。木の幹に縦に止まり、くちばしで木をつついて昆虫を食べる。大きな波形をえがいて飛ぶ。

アカゲラ 5月 鍵掛峠

オシドリ 3月
根雨
体長、雄48cm、雌41cm。雄の腰の上には銀杏羽と呼ばれる扇形でオレンジ色の羽が目立つ。平地から山地にかけて生息し、広葉樹がおおいかぶさるようなうす暗い水辺を好む。樹洞に産卵し、ドングリを好んで食べる。鳥取県の鳥。

オシドリ 2月
根雨

コゲラ 10月 船上山
体長15cm。黒と白の模様をした小さなキツツキ。平地から山地の林に全国的に生息する。クモや昆虫を樹上で捕らえて食べる。秋から冬はカラ類やエナガなどと混群をつくり、行動を共にする。「ギィー、ギィー」と鳴く。

ジョウビタキ 11月 香取
体長14cm。雄は、頭のシルバーグレーと顔の黒、お腹から尾にかけてのオレンジ色が美しい。雌は全体に褐色だが、雌雄ともに翼に白い紋がある。これを家紋にたとえて、「紋付き鳥」と呼んだりする。おじぎをするように頭を下げ、尾を細かく振りながら鳴く。

 野鳥の写真撮影は時間と忍耐の要る大変難しいもので、その貴重なフイルドでの撮影写真を京都府長岡京市にお住まいの 原田勳さま のご厚意で提供いただきました。

             写真室