大吉(らーめん大吉)  所在地:稔台 最寄駅:みのり台駅、松戸から紙敷車庫方面行きバス「和名ヶ谷」

(2003年8月31日に閉店)

2003.8.29 ダブルつけ麺(醤油味噌)(950円) ☆☆☆☆
 なんと大吉が8月いっぱいで閉店、という残念なお知らせが、「千葉拉麺通信」の掲示板に掲載され、半信半疑で出かけてみたのですが、どうやら本当らしい。うわあ、残念だ。限定とかも意欲的で、楽しみな店だったんだけどね。というわけで、今回はつけ麺を食べておこうと、一度のオーダーで2種類の味が食べられる「ダブルつけ麺」で。ここの、独特の甘味がある豚骨スープも、もう食べられないんだなあと思うと寂しいですね。個人的には、味噌はちょっと味が濃いんで、醤油の方が好きかな。
 ちなみに、31日にも普通のラーメンを食べようと思って行ってみたのですが、売り切れで閉店になってしまってました。またも残念。

2003.7.18 ニラとザーサイの辛味らーめん味噌(700円) ☆☆☆☆
 限定ラーメンをやっているらしい、という情報を得て大吉へ。基本的に限定に弱いんですよね。今回は「ニラとザーサイの辛味らーめん」とのことで、いかにも夏らしい。ここしばらくこの店の限定は、和風あっさりという風情が強かったのですが、今回はスタミナこってりという雰囲気濃厚。こういうの好きなんですよね。スープの味は、この店の基本の醤油塩味噌からの選択が可能。今回はスタミナ系といえばこれだろうと思って味噌をセレクト。具は、その名の通りニラとザーサイとこま切れチャーシュー。見た目はニラの緑で結構華やか。香りも鮮烈。それに辛味の赤が絡む。ちなみに辛さも調整可能。味噌の甘味と辛さがほどよく相俟って美味でした。今度は違う味でも試してみたいが、間に合うかな?

2003.5.18 海老の中華粥とろみらーめん(800円) ☆☆☆☆
 以前の帆立お粥ラーメンが、今回海老になってまた登場した、との情報を得て大吉へ。基本的には前回と同じく、中華風あっさりスープで、細目だけど腰のしっかりした麺で、ぐずぐずに煮込まれたお粥の入った、熱々ラーメン。今回、帆立に替わって、ベースが海老になり、具にも小さな海老が乗っています。これもぷりぷりしていて美味しい。帆立よりも、海老の方が味がはっきりしているかな。あと、全体にあっさりした中に、細切れチャーシューのしょっぱさがいいアクセント。ラーメンの上には、「板もずく」が乗っており、おおこれが、「歯ごたえがコリコリしてとってもかわいい」と評判の板もずくん(by拉麺戦隊東葛V)かあ、といただきました。こういう具も面白いですね。
 ふうふうと麺をすすり、お粥を食べて、とろみのついたスープを飲む、と、ちょっとこの季節には暑いかなあ、という感じになってくる。まあ熱さはご馳走ですからね、ラーメンの場合。

2003.2.27 帆立の中華粥とろみらーめん(800円) ☆☆☆☆
 ラーメン部部長のI氏と食べに行くことになり、んじゃ彼が未訪の大吉に行こうかと思って出発。つけ麺でも食べようかなと思っていたら、壁に「千葉ウォーカー企画限定メニュー」の文字が。あれ、そんな話あったかなあと思ったら、千葉のラーメン本『千葉ラーメン最強の222軒』のタイアップ企画だったんですね。この店内で初めてその本を目にし、このホームページが掲載されたりしてるんで喜んだりしていたのですが。まあ、というわけで限定メニュー。過去の記録見ると、私は限定メニューがあると、ほぼ大吉をしょっぱなに食べてるんですね。ご近所の縁ですか。
 さてそのラーメン、というかお粥ですか。ラーメンのやや「はしたない」食べ方として、ラーメンライスのライスをスープに放り込んじゃって、ラーメンと一緒にかっこむという、こだわりおやじ系だと怒られそうな食べ方がありますが、この店はそれをメニューにしてしまったというんだから面白い。スープは中華風塩味。帆立のエキスが出た感じのあっさりスープ。最初はやや淡白かなあと思っていたのですが、食べていると滋味が感じられてきます。時々出会う帆立とか、1個入った小梅の風味もアクセント。さて肝心の麺とスープですが、細麺は伸びにくい特注品だとか。ご飯は充分煮込まれて、スープがしみとおっています。麺を食べちゃって、熱々のお粥をすすっていると、体の中から相当熱くなってきました。

2002.12.11 鴨のくん製と西京漬玉子の味噌らーめん(850円) ☆☆☆☆
 千葉ウォーカーラーメン探偵団冬の陣のタイアップ企画の限定味噌ラーメンが出るということで、企画初日に行ってきました。まず今回は具が楽しみでしたね。鴨の燻製(日によっては味噌焼き)は鴨独特の血の風味っていうのですか、そういうのも残った半生で、それが5枚も。玉子は普段ラーメン屋で食べている味付け玉子と違って、味噌の甘味がある玉子。どっちも美味です。スープは、大吉風の甘味のある豚骨スープと味噌のこってりした風味がマッチしてGood。鴨の上には粉チーズがかかっていて、その香りもいい感じ。半生だった鴨がだんだんスープの熱で煮えてきて、風味が変わってくるのも面白い。非常に面白く、また美味しいラーメンです。ちょっと気になったことは、スープと鴨と、それぞれはとっても美味しいんだけど、はたして合うのかなあというところ。特に鴨は風味が強いんでね。

2002.8.28 醤油らーめん(600円)
辛ネギ(100円)
☆☆☆☆
 夜もちょっと遅くて、そんなに遠くにも行きたくないし、というような時は割に遅くまでやっている大吉へ、私が「大吉街道」と勝手に呼んでいる、霊園坂下から大吉のあたりに抜ける裏道をバイクで突っ走って、行って参りました。
 やや甘味の強い、豚骨系スープのお味が特徴の大吉。以前は背脂系、という感じで、脂が点々と浮いたりしていたのですが、今は全体にまろやかな感じに、魚介系の風味も効いた、独特な感じのラーメンです。麺は平太でボリュームあり。具は、チャーシューに、甘辛く味付けしたメンマ、あと揚げネギ。それに今回は、ラー油なんかで辛く味付けした辛ネギをつけてみました。こざっぱりしたラーメンが増えるなか、この独特な雰囲気がいい味出してます。

2002.7.11 帆立と枝豆のクリームソースつけ麺(800円) ☆☆☆☆
 千葉ウォーカー連携企画「千葉限定ラーメン夏の陣」、今回はつけ麺ということで、これはもう行くしかないというところでしょう。まずはうちから一番近所の大吉に。「クリームソースつけ麺」ということですので、スープがクリーミーなのかと思っていましたが、実は麺のほうに、クリームというかマヨネーズというか、そういう白いソースがあえてあるんですね。こういうパターンは初めてでした。それにややすりつぶした枝豆、ベーコンのみじん切り、小さな魚の玉子(とびっ子)がのっています。枝豆の甘味、ベーコンの塩味、とびっ子のぷちぷちした食感、それをまとめるクリームソース、と、なかなかの絶品。それを醤油系の、やや酸味のあるつけだれ(熱い)につけて食べる。こういうつけ麺もあるんだなあ、と、面白くいただくことができました。一つ付け加えさせていただくと、食べる時、「スープをレンゲにとって、それに麺をつけて食べてください」と言われるのですが、麺をつけだれにつけすぎない配慮とはいえ、やっぱりそういうやり方だと食べにくいかなあ。

2002.3.2 味噌ラーメン(700円) ☆☆☆☆
 今までこの店ではつけ麺ばっかり食べてきましたが、冬場の味噌ラーメンを食べておきたいと思って出撃。意外にも(なんて言っちゃ失礼ですが)混雑してて、ちょっと待ったりしました。さて味ですが、味噌味と豚骨甘口スープが、これ結構合うんだ。表面に背脂がちょっと浮いていて、ちょっと辛味もあって、こってりしているけど、くどくなくて割と口当たりがいい。あとチャーシューもやわらかくて、味がよく染みてて、美味しかったです。味噌がこの店の売りのようですが、なるほど納得させる味でした。

2002.1.9 味噌つけ麺(850円) ☆☆☆☆
 冬は味噌の美味しい季節ですね。そういえば大吉は、冬の味噌は限定品だったなと思い出し、行ってみました。普通のラーメンもよかったんですが、やっぱりつけ麺見るとそっち食べたくなっちゃって、んで、またもつけ麺。
 ここはつけ麺が3種類ありますが、具とかは共通でスープだけ変わってきます。ただし、味噌だれにはポン酢がつきません。味噌の甘味とちょっとラー油でピリ辛な感じ、さらに豚骨スープの甘味が加わり、スパっと切れ味鮮やかな味っていう感じではないのですが、ほんわかとして、それで結構豪華な味わいを出しています。ちょっとお値段が高いのですが、量的にも満足の一品です。

2001.10.19 塩つけ麺(800円) ☆☆☆☆
 うちから近くでつけ麺美味しいとこで、夜も遅いとこ、となるとやっぱりこの店ですね。今日は塩でいってみました。醤油に比べ淡い口当たり。つけ麺ってけっこう塩っぱい感じのつけだれが多いのですが、ここの塩つけだれはそんなでもないです。味は濃いですが。具とかは醤油と共通で、チャーシュー(柔らかくて割と美味しい)、メンマ(表面に味噌みたいなのがついてる)と、大量のモヤシ、ぽん酢の酸味はお好みで。ややパンチ不足な感じもしますけど、その分、こってり甘口なスープの味を楽しめるんじゃないかと思います。

2001.8.31 醤油つけ麺(800円) ☆☆☆☆
 しばらく前からここのつけ麺食べてみたいと思ってまして、ようやく思いを遂げました。ここは醤油塩味噌の3種類が揃ってまして、プラス50円でつけだれダブルにできたりもするんですけど、はじめての場合は基本に忠実に、醤油にしてみました。うまいですよ、ここのつけ麺。スープはややこってり系の濃厚なもの。でもどろどろした感じじゃなくて、スダチ(柚子?)がついてくるのですが、これを絞り入れると酸味のいい香りがしてさっぱりといただけます。好みでぽん酢を入れるのも可。麺も具もボリュームがあります。お値段がやや高めですが、それに見合う満足感は得られると思いますよ。下記に、夏は味噌ラーメンがやってないと書きましたが、味噌の種類を変えてやっているみたいです(やっぱり、冬場の方がおすすめの味噌、ということなんだと思いますが)。

(2001.7.23) ☆☆☆☆
 ここのウリ(?)は「牛タンチャーシュー麺」。だけど、「牛タン」で「叉焼」ってのは、矛盾してるんじゃないのか? という気もするけど、うまけりゃいいんです。その牛タンチャーシューは、甘辛い感じの味付けがしっかり染みていて、タン特有のあの硬い感じもなく、柔らかく調理されていて美味。あと、ラーメンにだし巻卵が乗って出てくるのも異色。その他、ダブルつけ麺(醤油だれと塩だれのダブル)など、いろんなアイデア盛りだくさんの楽しいお店。味噌ラーメンも売りみたいだけど、夏場はお休みなんで未食。


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