上海食堂  所在地:西馬橋広手町 最寄駅:馬橋駅西口

(2003年12月に閉店確認)

2003.7.25 坦々つけ麺(600円) ☆☆☆☆
 久しぶりに来てみると、メニューの体系ががらりと変わっていました。なんでも、夏場は白湯系スープと高加水麺が悪くなるんで、9月までお休みとか。んで、夏場のメニューは「タンタン麺」系と「支那麺」系(もとの清湯系か?)になっております。つけ麺もあって、その名も「坦々つけ麺」。ちょっと面白いなと思ってオーダー。
 つけだれは、タンタン麺風にごまの風味。その甘味にラー油の辛味が加わり、さらに酸味もあって、なかなか美味しいつけだれ。具としては菜っ葉が沈んでますが、あれ、タンタン麺といえば、のひき肉の姿はあまり見えませんね。
 そして麺。白くて太い。これはもち米をベースにしたものらしく、口あたりとかかなりもちもちしています。韓韓麺の韓太麺と印象が似てるかな。ラーメンというより、うどんに印象が近いかもしれないけど、もっとしゃっきりした感じで、なかなか面白い麺です。そこに、チャーシューとねぎとゆで卵が乗ってます。量的にも割とボリュームがあり、米の麺のせいか、満腹感がありました。これで600円ならなかなかリーズナブルですかね。ちょっと具が寂しいけど。ちなみにパーコーがつくと750円。
 そういえば、タンタン麺って、「楽山々麺」だったり、「々つけ麺」だったり。どっちが正しいんでしょうね。

2003.3.9 白湯叉焼麺(680円) ☆☆☆☆
 以前「まる武」のあった場所に新しくできたお店。外装とかは、中華料理店な匂いぷんぷんなのですが、入ってメニューとか見てみると割合にラーメン屋でした。スープは白湯系(塩味)と清湯系(醤油味)との2種類のようですが、今回は白湯で。んで、チャーシューもつけてみました。
 店の雰囲気からして、中華街風麺を想像していたのですが、出てきたラーメンは結構こってりした感じでとろみのある白湯スープ。それにメンマとネギと、チャーシューが5枚くらい。チャーシューを食べてみると、あ、なんかこの味どっかで食べたことがある、と思ったんだけれどもなかなかそれが分からず、しばらくして、そうだ、ビーフジャーキー、と思い当たった。燻製した豚、という触れ込みのようですね。本当に燻製したのか調味料の風味なのか、それは分かりませんけど。スープもけっこうしょっぱい感じ、チャーシューもしょっぱくて、そういう中でネギが一種の安らぎ。ちょっととんがった感じもしますけど、珍しい感じのラーメンを出すことを評価して星4つ。今度は醤油スープでも試してみたい。