Last Up Date : 2001.1.6
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自動二輪免許技能試験受験記
〜Ricaon流 技能試験制覇のポイント〜

--最初にお断り--
以下の内容は私が受験する際に心がけたことを列挙したものです。
試験官や公安委員会に内容を確認したわけでもなく、事実関係について保証できるものではありません。
また、これらの情報については兵庫県(明石試験場)でのものであり、他府県においては異なる基準・ルールで運用されていることもあるようです。
従いまして、これを読んで減点され不合格になったなど、不利益を被ったとしても私自身なんら責任を取ることも出来ません。
この点後留意頂き、受験される際の参考にして頂ければ幸いです。

以下の情報は、私が受験するきっかけになった元指導員の方に教えてもらったものです。
基本的には教則本等に沿って受験すればよいのですが、細かな点については一般論で書かれており、あまり気付かないところで減点されていることもあるようです。
極端な例では、コースインまで(乗車からスタートまでで)に持ち点が70点を割ってしまうこともあったとか。

実際に試験に入ると、頭では分かっていても車両の操作に気を取られてしまって細かなミスを結構してしまうものです。
「こんなところで減点されてたなんて」ということが無いよう、減点されそうなところは頭に叩き込んで、無駄な減点を無くすようにしておきましょう。



(1)乗車〜発進〜コースイン
手順は、
「後方(周囲の安全)確認→車両引起し(ハンドルはまっすぐ)→サイドスタンド上げる→後方確認→乗車→後ブレーキ→ミラー調整→エンジンキーON→ニュートラル確認→エンジン始動→前ブレーキ→シフトチェンジ→後ブレーキ→後方確認→指示器→(後方確認→)スタート」
で行います。
手順が多いですね(笑)
意識せずに出来るよう、練習しておきましょう。
特に後方確認については忘れている人が多いように思います。
#サイドスタンドは、乗車後に上げても良いようです。上げ忘れに注意!

(2)安全確認
安全確認は、
 「発進時に必ず右後方の確認を行う」
 「交差点の確認は、右→左の順で行う。停止線の手前1m以内に行う」
 「車線変更等は、後方確認→指示器→後方確認→進路変更、の順で行う。指示器の後の後方確認は省略可」
がポイント。

(3)左折
キープレフト(路側帯から1m)の状態から、指示器を出して50cmまで寄り、インベタで曲がる。


この時、立上りで膨らむと蛇行とみなされるので注意が必要。

出来るだけ遅い速度で丁寧に曲がる。

(4)交差点右折
キープレフト(路側帯から1m)の状態から、指示器を出して中央線50cmまで寄り、中央の◇と矢印の間を前輪が通るように曲がる。


矢印よりも外側を通過すると、交差点斜行と見なされる場合あり。注意。

(5)T字路右折
印の無いT字路の右折の場合。外周に合流するような場合。
手順は交差点の右折と同じ。
交差する車線の中央線より少し向こうに◇があると想定して、それに沿うように曲がる。


早く曲がってしまうと交差点と同様、斜行とみなされる


進路指示の三角が書かれている場合はそれに従う。

(6)足つき
スタート地点でのシフトチェンジ、急制動後のシフトチェンジ以外は基本的に右足は地面に付けない。試験終了時のニュートラルへのシフトチェンジを入れて3回(急制動でローにて停止した場合は2回)以外の右足つきは減点される場合あり。

(7)停止(試験終了時)
手順は、「停止→エンジン停止→ニュートラル→後方確認→下車→サイドスタンド→ハンドル左に切る」で行う。
最後のハンドル左は忘れている人が多いので特に注意必要。

(8)服装
減点などには直接関係ないですが、一応。
基本は、長袖・長ズボン、グローブ・ヘルメット着用、靴はかかとのあるもの、です。
上着、ズボンに関してはばたつかないものがベター。

そして、サイドにラインのはいっていないもの。これ重要。
ズボンのサイドにラインが入っていると、足を開いて乗っているように見えるそうです。上着も同じで、ひじが開いて見える。
つまり、上から見ると乗車姿勢がとっても悪く見えるんだそうな。

ヘルメットは、明石の場合ジェットヘルを貸してもらえます。持っていない人はこれで十分です。自前の場合、柄入りを使用しましょう。安全確認の首フリが分かりやすいです。無地しか持っていなかったら、試験場で借りましょう。試験場のヘルメットにはラインが入っています。
ちなみに私は自前のヘルメットを使用しました。
理由は落ち着くから。やっぱ普段フルフェイスを被っていると、ジェットヘルでは心もとないんですよね。実際、転倒時には顔をしっかり守ってくれました。

靴はかかとのあるブーツがベスト。でも、ほとんどの受験生は普通のスニーカーです。
実際には、スニーカーなら革靴の方がまだ心証が良いという話も。
私はトレッキングシューズ(少しだけかかとあり)を履きました。

意外とポイントの高いのは、ズボンの裾処理だそうです。ズボンの裾は靴下の中に入れましょう。
とってもカッコ悪いです(^^;。が、試験官の受けは良いとのこと。
私はやってました。あーカッコ悪ぅ(^^;;;

(9)シフトアップ・シフトダウン
シフトチェンジはカーブでは絶対に行わない。危険行為と見なされる場合あり。
シフトダウンはカーブ手前、交差点手前で完了し、曲がっているときにシフト操作をしないようにする。
特に、シフトダウンによるエンジンブレーキ使用は危険行為だそうな。要注意。



〜試験走行のコツ〜

受験前には、色々と走行のコツを教えてもらいました。
そして、最後の受験時にトラブルで車両を交換しているとき、残った試験官と雑談がてら走行の方法について教えてもらったりもしました。

(1)一本橋

試験の基準は、着座において、小型:5秒以上、中型:7秒以上、大型:10秒以上かけて通過するというもの。
小型の5秒は楽勝です。ドン、と乗って体制が安定してから後ろブレーキとクラッチを使ってスピードを調整する程度で5秒くらいは過ぎてしまいます。
中型の7秒は、ちょっと意識して遅く走る必要があります。後輪が乗ったら、後ろブレーキを使って速度を落とし、半クラッチで耐えます。
大型の10秒は経験無いので分かりませんが、かなり努力する必要ありでは?

一本橋走行のコツは、
 ・後輪が乗るまでアクセルを緩めない。
 ・お尻が浮かない程度で立った姿勢を取る。
 ・落ちるくらいなら秒数オーバーした方がマシ。
の3点です。最後のはアドバイスにもなりませんが・・・(笑)

まず、二輪車は後輪駆動のため、後輪が段差を乗り越えるまでにアクセルを緩めてしまうと、後輪が乗った時につまづいたような感じでふらついてしまいます。
ドン、ドン、と乗ってしまうまではアクセルは一定で我慢しましょう。

もう一つのポイント、「着座だが立って乗る」を実践するとかなり楽です。実際に立った状態で一本橋を渡ってみると楽勝にバランスを取れることが分かります。ここでは、いかに着座に見せて立つか、が勝負の分かれ目となります(大袈裟^^;)。
なお、一本橋は脱輪すると即試験中止です。秒数オーバーは1秒につき5点減点されますが、落ちるよりは全然マシ。バランスを崩しそうになったら、思い切って走りきってしまいましょう。
ちなみに、私は中型1回、小型3回走りましたが、一本橋は失敗しませんでした。

(2)急制動

これは、3回チャレンジして2回失敗しているのであまり偉そうなことは言えません。
理屈ではこうです。
「加速区間では出来るだけ早く指定速度以上まで出す。
計測ポイントの5メートル手前で5キロ増しになるようスピードを調整して、5メートル手前を過ぎたらアクセルオフ。
制動区間までにブレーキ準備しておき、パイロンを通過後に丁寧にブレーキング。」

5メートル手前で5キロ増し、がポイントです。
5メートルの空走期間で少々スピードが落ちますので、そのための5キロ増しです。
コース見学時に目印を決めておきましょう。
明石試験所では、坂道のアスファルト切れ目が目印かな。

(3)2速走行?
シフトチェンジに不慣れな人向けのアドバイスです。ちゃんと走れる人は普通にシフトチェンジしましょう(笑)
体験記中にも書きましたが、シフト操作に気を取られてしまい走行がままならないことがあります。こんな人は、スタート時のみローを使用し、バイクが動き出したらすぐにセカンドへシフトアップしましょう。
そしてコース内のほとんどを2速で走ってしまいましょう
コースは狭いので、これで十分です。

ただし、指定速度区間、急制動の加速区間では一応3速が基本ですので、速度が十分に出た時点でシフトアップする感じでいいと思います。
私はこの走り方にしてから、かなり落ち着いて(安全確認に集中して)走行することが出来ました。
試験後のアドバイスでも、「加速不足」を指摘される人がかなりいましたが、多分これは早めのシフトアップによるものと思います。2速で十分に引っ張ればこういう指摘も無くなるのでは?

(4)コースは走って覚える
これは試験に合格した後、他の合格者に教えてもらったコツです。
試験直前にはコースに入って、実際のコースを歩くことが出来ます。
歩いてコースを見ると余裕をもって安全確認や指示器の操作が出来るような気がしますが、バイクで走るとあっという間に交差点が迫ってきます。
そこで、コースを覚えるときに「1回目は歩いてコース順を覚える」「2回目はコース確認のために走ってコースを回る」とすれば良いそうです。
なるほど、バイクほどではないにしろ、安全確認のタイミング等を確認するのはこのほうがはるかにマシでしょう。
もし限定解除を受験するのなら、これを実施しようと思います。
夏場はツラそうですが・・・



試験になると、緊張からミスを繰り返してしまうものです。
いかに緊張をせず試験を受けられるかが最大のポイントかもしれません。
そのためには、最低限バイクを普通に走らせることが出来るという自信が大切です。
練習が可能な人は、出来るだけ時間を掛けて練習されることをお勧めします。(私はあまり練習しませんでしたが・・・)
練習の車両・場所が無い、という人は非公認教習所の利用も手です。
兵庫県(神戸・阪神地区)では、ポートアイランド内にあるセーリングドライビングスクールが練習させてくれます。受けた人の話では、明石の試験を意識した練習をさせてくれるそうです。(2時間:16,000円)


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