Last Up Date : 2000.10.28
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50円パソコン復活記
元々はフロッピードライブ狙いだったのですが・・・

その日はPC-NET日本橋店がジャンク半額市をやってるとのことで、何か掘り出し物がないかと原付で出かけました。
で、見つけたのが、50円のパソコン。IBMのPS/Vです。
実際の値札は100円で、ジャンク半額市のため50円。税込み52円です。
カウンターの前に7〜8台どーんと積まれてましたが見てる人は殆どいませんでした。
おぉ、安ぅ〜、と思い細部をチェック。
スペックは、i486DX2(66MHz)、メモリ・HDDは不明(HDDは無いようなことが書いてました)。FDD(3MODE)付き、CD-ROM無し。
前面のパネルが無いのとか、かなりの汚れが有るのとか色々ですが、程度のよさげなのも混じってます。
少なくともフロッピードライブは使えると判断し購入。
ケース等は捨てるか、人にあげるかすることにします。

しかし、フロッピードライブを買ったにしてはあまりにデカイ。
とりあえず、スクーターの足元に紐で固定。そのまま走行して持って帰りました。
ジャンク品なので梱包などありません。エアキャップも持っていなかったので、振動は直に伝わっていますが気にしません。どうせ使うのはフロッピーだけですし。
道中、むきだしのパソコンを載せた原付は目立つらしく結構注目を浴びてしまいました(^^ゞ


<購入したPS/Vの正面写真 なかなかいい感じです>


<スペックはこんな感じで書いてあります>

さて、帰宅して中身をチェック。
この機種はネジ無しでケースが開けられるんですね。よくできた造りです。
ケース前面のパネルを開け、上部のレバーを押さえながら手前に引き抜きます。
どうやら、初期状態の装備がそのまま残ってるようで、CPUはi486DX2、メモリ8M、HDD 340MBが付いてます。もちろん目的のFDDもバッチリ装備。
50円でこれなら上等すぎます。


<ケースを開けた状態。ライザーとFDDは取り外してます>

早速分解しようかと思いましたが、念のため動作確認してみます。
で、まずは起動!

ん?起動しないなぁ。
164エラー、IBMへ連絡、みたいな表示が・・・
ネットで調べてみましたが、どうやらハードウェアエラーのようです。
まぁ50円だし、仕方ないでしょう。
色々とチャレンジはしましたが復旧せず諦めました。
狙いのFDDを取り外して別のパソコンで動くかどうか確認すると、こちらは正常に動作しています。
まぁ、所期の目的は達成できたのでよしとしましょう。

後日、出張の帰りに日本橋へ立寄ったところ、LPXマザーのジャンク品を発見。
Socket7のマザーです。
以前なら見向きもしなかったのですが、ふと50円PS/VがLPXだったことを思い出しました。
う〜ん・・・どうしよう。悩むこと数分。購入しました(^_^)
PS/Vのデザインは悪く無い、というか結構イイ感じなのでこのマザーを使って復活をさせることにします。

まずはマザーの確認。
ライズコンピュータのR546というモデルです。
どうやら、MMX-Pentium233、K6-233、Cyrix MIIに対応している模様。
メモリはSIMMソケットが4本、ISA2本、PCI/ISA1本、PCI1本の構成。
しかしここで落とし穴です。ライザーカードの高さが元の物と違うことが判明しました。
元がISA3本なので、違うのは当たり前です。
ケースの高さ的にはギリギリ大丈夫そうなので、ライザーを支える支柱を加工してみることにしました。
会社の板金加工担当者のOさんに相談して、不要な部分を切断。
ありがたいことに加工を手伝って頂きました。
Oさんが加工工具として取り出したのは、な、な、なんと!ハサミのデカイ器具です。
それで分厚い鉄板をジョキジョキ・・・。
見事に邪魔な部分が切断されました。
鉄をハサミで切断するとは目からウロコです。
仕上げは怪我をしないようヤスリで端面を削り、加工完了。


<加工後の支柱。加工前の物は写真撮り忘れ(-_-;)>

さぁ次は組み立てですが、まずはマザー等の動作確認から。
万一を考えて、壊れても被害の少ない手持ちのPentium100MHzと8Mメモリで起動。
あっけないくらい問題なく起動完了。BIOSも最新のもののようです。
LPXがマイナーなのでジャンクだったんでしょうか。


<動作確認中>


<主要部アップ。ALiのチップセット、Tridentのグラフィックチップが搭載されてます>

古いマザーを取り外し、ケースをバラバラにします。
中古パソコンを買って来た時はいつもですが、取り外せる部品はすべてバラバラにします。
そして、掃除機でケースのホコリを徹底的に除去。雑巾できれいに拭いてしまいます。
特に企業で使われてたと思われるPCはホコリがスゴイので、これだけで見違えるようにきれいになります。
あと、私の場合は外装部品を丸洗いしてしまいます。フロントの樹脂パネルや塗装されたカバーなどは台所用洗剤で洗えばびっくりするほどきれいになります。
ただし、鉄を使っているカバーは錆びないようによく乾燥することが大事ですが。


<清掃済みのケース>

洗った部品を乾燥している間にパーツを組み付けていきます。
使ったパーツは、上記のジャンクマザー、付属のFDD、以前使ってて容量不足で余らせていたHDD、ジャンクで入手した378円のCD-ROM、ジャンクで入手したエレコムのPCIネットワークボード。
考えてみればジャンク品ばかりです(^^ゞ
HDDは別にして総額数千円です。
これで1台PCが出来てしまうのですからジャンク漁りはやめられません。


<マザー搭載済み。マザーボード自体は元の物より大分小さめ>

CPUは知人より安く譲ってもらったMMX Pentium 200MHzを使用。
とりあえずWindows95をインストール。
ケースとマザーとの位置関係に若干の問題があったものの動作はバッチリ。
激安パソコンが1台完成です。


<本文とは関係ないけど、元のボードのサウンド部分。基板が別部品で今回は使用できず>

一応スペックを書いておきます。
CPU:MMX-Pentium200MHz
メモリー:48MB(16MB*2、8M*2)
HDD:1.2GB
CD-ROM:32倍速
FDD:IBM純正(3モードだけどドライバが無いので2モード)
ChipSet:ALi AladdinIV+
LAN:ELECOM 10BASE/T
VGA:Trident 2M
Keyboard:Compaq 106日本語
Mouse:2ボタンlogitec

Linuxマシンにでもしようと思います。


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