去る6/6から13にかけてシンコン旅行でロサンゼルス&ラスベガスへ行ってきました。
その時の様子を自分の記録も兼ねて、とりあえずダラダラと日記風に綴ってみました。
ヒマな人は読んでみてね。

ラスベガスにて
乳揉んでまっせ〜!

■2001/6/5 出発前夜
8日間の休みのために、仕事に一気にケリをつけ、その後、飲み会に参加すべく焼鳥屋にいくといきなり携帯が鳴った。出てみると会社の上司から。
「今、家でテレビ見たんだけど、成田空港が大変な事になってるぞ!」と言うのだ!しかも、ちょっと嬉しそうに言いやがる。FUCK!モツ焼き食ってる俺にこんな事知らせてどーせいというのだ。更になんと、俺が利用するはずのノースウェスト航空がトラブっているらしい。(車輪が1コ出ないまま着陸して滑走路で立ち往生して離着陸が半日間一切不能になった。しかも、前日もノースウェスト航空は機体故障があった!)
どーなる?無事にいけるのか?一瞬行けなかったら1週間何しようか?なんて事も考える。
ま、考えてもしょうがない。日本最後の夜、思いっきり大好きなモツ焼き&ビールを堪能したのだった。
しかし、本当に無事に行けるんだろうかいな?

■2001/6/6
結局昨日のトラブルは、大事には至らなかったのだが、いきなりのアヤのつき方に少々不安を覚えつつ、帰りの荷物の煩わしさを考え、車にて成田へ向かった。

以前知人を、レインボーブリッジを通過するルートで成田へ送った事があった。東京在住ではない知人は、羽田方面と表示されている標識を見ながらしきりに「羽田じゃなくて成田だよ」と言っていた。あの時は笑ったななんて事を思い出しながら運転していたら、お約束でついつい羽田空港方面へハンドルをとられてしまった。1回首都高を降りる羽目に。700円&30分のタイムロス。うーん、おバカな俺。先が思いヤラレるなぁ。

成田空港近辺には民間の駐車場が多数存在しており、ゴーゴーパーキングなるところに駐車する。一日800円で6日間以上は一律で4800円。これは安い!しかし、看板には書いてなかったが、初めての利用だと何故かサービス料として300円とられる。うーん、なんか騙された気分。ま、ここは帰りに新鮮な野菜をプレゼントしてくれるそうなので、まあよしとしよう。
出発前、空港にて最後の日本食としてトンカツ定食を食す。

そしていよいよロサンゼルスへ向けて出発した。
機内では2人掛け&一番後ろの席だったのでエコノミーにも関わらずめっちゃ快適だった。しかし、これが帰りの悲劇への伏線だとは、この時は気付くはずもなかった…

いよいよアメリカの大地が!

飛行機ではダンサーらしき日本人のおねーちゃん集団と一緒だった。で、このおねーちゃん集団と入国審査も一緒だったんだけど、かなり待ち時間があって、その時、彼女等の会話でかなり楽しませてもう事ができた。
A:「○○って今、MAXのナナと付き合ってるんだよね」
B:「あー、私が前付き合ってた人ね。私がマワされた人。」
A:「あの人ってクスリとかやっててアブないよね。」
B:「そうだよね〜。あの、私がマワされた人ね。」
とまあこんな感じだった。
一体このねーちゃんは、付き合ってた事を自慢したいのか?マワされた事を自慢したいのか?そもそもそんな事自慢になるのか?(笑)
そんなこんなで無事に米国に潜入した。

空港からホテルへは、旅行会社の現地係員が車で連行してくれるのだが、その係員は、関西弁でしきりに笑えないギャグを連発していた。そんな無駄なトークのなか、禁煙に絡んだ話でとても勉強になる事も彼は言った。
「アメリカってのは自由の国だと思ってるでしょうが、それは何をしてもいいって事ではなくて、お互いの自由を尊重するということなんですよ。」と言うのだ。つまり「他人の自由を尊重するため、迷惑になる事(自由を妨げる事)は絶対しない。」というのだ。この時は何の気なしに聞いていたが、実にためになるハナシだと後々気付くことになるのだが。

そんなこんなして、ロスでのホテル、ウェスティンボナベンチャーホテルへ到着した。かなり近代的な外観で、映画のロケで頻繁に使われているらしい。なかなか良い感じだ。
で、カギをもらっていざ部屋に入ってみると、な、な、なんと誰もいない筈の真っ暗な部屋の中から突然真っ黒なオッサンが出現したのだった!ま、なんて事はない、部屋の清掃なんかのチェックしてる、ちゃんとスーツ(黒)着てネクタイしてる従業員の黒人のオッサンだったのだが、これは、正直言って今回の旅で一番びっくらこいた出来事であった。
肝心の部屋の方は、基本的には綺麗な部屋なんだけど、洗面台にヒビが入っており、ちょっとげんなり。ちゃんとせーよ!

 

ロスで泊まったホテル

 

街の至るところにこんな置物が

とりあえず、今日はサンタモニカとベニスの両ビーチへ行く予定だったので、早速ホテル内にあるJTB(今回のツアー会社ね)カウンターへ公共バスのアクセス方法について問い合わせた。すると、女性担当者が
「ロスというのは車社会です。この街で車を持っていない人達というのは、つまり、そういう人達です。JTBとしては、バスはお勧めしていませんし、私自身もバスは利用した事がありません。」とバカ丁寧な答が返ってきた。
更にバス停の位置だけでも教えてくれと頼むと
「それも分かりませんし、お教えできません!」端正な顔怒りで若干歪ませながら更に丁重に答えてくれた。
ちくしょう!こーなったら意地でもバスで行ってやる!こういう事にかけてはとてつもない根性を発揮する俺は、見事ホテルのベルボーイにバス停を教えてもらい、無事にバスに乗る事に成功した。

で、1歩バスへ乗り込むと、やはり、かなりローワーな雰囲気が感じ取れた。しかし、しばらく乗ると、かれらの凄い面を目の当たりにした。なんと、彼等は皆、人が乗ってくると席を詰めるのだ。かなりコワモテの黒人にーちゃんまでもがそーなのだ。しかも人と人の間の狭いところを通るときにはかならず「エクスキューズミー」とあいさつ?するのだ。うーん、これは日本とかなり違うぞ。今までバカだ、バカだと思っていたアメリカ人を見直しす事ができたのであった。

あんまり綺麗じゃないバス内部

で、サンタモニカ&ベニスビーチへいったのだが、はっきりいって大したモンじゃありまへんでした。夏に泳ぎにくればいいのかもしれないけどね。パシフィックパークという遊園地もトホホな感じでした。ま、チープさが売りらしいんだけどね。
で、こっちで最初の昼飯はチリドッグとバドワイザー。なんとか英語が通じたが、この時以来、全ての食事の注文は俺がするハメになる。めっちゃ先行き不安じゃ。

 

 

来た♪来た♪サンタモニカ♪

 

バド&チリドッグ&タコス

 

ベニスビーチ付近の怪しい通り

で、夜10時過ぎに晩飯を食おうとするも、殆どの店が閉まっている。仕方なく展望台も兼ね、回転するホテル最上階のラウンジで夕食。
メニューを見ると、つまみみたいなもんしかないので、一応あてずっぽうに4品頼んでみた。しかし、最初の一品、チップス&チリソースが来てびっくり!なんとドンタコスみたいのが2袋分くらい山盛りであるのだ!うーん、ここがアメリカだという事をすっかり忘れていた。
更にカラマリとかいう魚の一口フライみたいなのも出て来たが、これも大皿にてんこ盛り。更にサイコロステーキもしかり。うーん、チップスは残すとして、ステーキは全部食って、フライは食えるとこまで食おうと密かに作戦を立てる。

ん?しかし、待てよ。あと一品頼んだはずだぞ。しかも何頼んだか忘れた。うーん、どーしよ?とんでもないのが来たら…
なんてびびっていたら、どうもウェイトレスが気を利かせたみたいで注文が入っていませんでした。
あー、良かった。

■2001/6/7
今日は、映画の聖地ハリウッドへ。チャーニーズシアター前で記念撮影&蝋人形館見物(しかもあんまり似てない!)をするも、ハリウッドの街自体は、大して面白くはなかった。ウェストハリウッドにはウィスキーアゴーゴー等のライブハウス面白い服屋もあるらしいが、俺一人じゃないし、ちょっと行けなかった。残念。

チャイニーズシアターにて
目の前にはスターの手形が

 

 

 

マリリ〜ン

 

ターミネーター2

 

ガンズ・オブ・ナバロン

 

タイタニック

 

ホームアローンの
ジョー・ペシ師匠!

 

オースティンパワーズ

午後に備え腹ごしらえで朝昼飯を食いにマクドナルドへ行く。
以前ニューヨークで体験した時と同様、こっちのマックの店員はとにかく愛想が悪い。そんな店員になんとか注文し、自分のヤツが出来るのを待っているとホームレスの黒人おやじ2セントたかられてしまった。

更に食事を終えて店から出る際に、手のパン粉を払おうと2〜3回パンパン叩くと、変なオヤジに通り過ぎざまに「ファッキン・クラップス」なんて言われてしまった。とっさに英語での文句の言い返し方が思い付かず悔しい思いをするも、よく考えたら日本語「うるせー、余計なお世話だ!」と言い返せばいい事に気付き、二度とヤンキーにナメられないようにしようと胆に銘じたのであった。

午後は、観光のお約束、ユニバーサルスタジオへ。比較的客が少なく、半日で全てのアトラクションを廻る事が出来た。
ここで感じたのは「人を驚かすには、とにかく水&ファイヤー!」という事。ジュラシックパーク、バックドラフト、ウォーターワールドにちなんだアトラクションを体験したが、全てその基本通り。何かっていえば水&ファイヤー。
特にウォーターワールドショーでは、開演前に出演者がお客をいじるのだが、バケツの水を客にぶっ掛けるというとんでもない事をやってのけていた。うーん、これが日本なら大変だろうなぁ。大阪じゃどーなんだろ?

 

 

陸ジョーズとパチリ!

 

見えにくいけど客にバケツで
水をぶっ掛けるの図

 

大洪水の再現
人を驚かすのはとにかく水&ファイヤー

そしてここでもアメリカ人のえらい一面が!
バックトゥーザフューチャーのアトラクションを待っていたら、ついつい先頭集団先に進み過ぎてしまった。で、係員に「下がれ、下がれ」といわれて渋々下がりだしたのだが、後ろで待ってる人達は階段を下がらなければならなかった。
日本人なら絶対ブツクサ文句を言うところだが、なんとスキンヘッド&ひげ面&刺青のコワモテにーちゃんを筆頭に皆「バック!バック!」と叫びながら文句1つ言わず、一斉に礼儀正しく下がりだしたのだ!しかもほっといたらこのまま永久に下がり続けるくらいの勢いで。
マジで下がり過ぎたので、あわてて「ストップ!」と日本人のにーちゃんが止めていたが、これには本当に感心した。なんて協力的な連中なんだろう。俺達日本人も見習わねばならんぞ!

 

 

キングコングに襲われるの図

 

地下鉄で大地震
たもや水が(笑)

 

そしてジョーズにも襲撃される!

晩飯はスペアリブで有名なトニーローマにて食す。しかし、これがまた超ビッグ!
なんでトウモロコシが1本丸ごとついてるんだ?しかも鶏も1匹丸ごと。
しかし、不思議と全部ペロリと食べれた。バドワイザー大きい缶(約700ml)を2本飲んだ。うーん、俺ってこっちの食生活のほうが合ってるんじゃないかい?

トウモロコシから皿の大きさを想像してね

■2001/6/8
で、今日もまたまたお約束でディズニーランドへ。ツアーの案内人が「ロスのディズニーランドは日本のより小さくて汚い」なんて言っていたが、当らずとも遠からずといった感じ。
しかし、混んでいるにも関わらず、ファーストパス(整理券みたいなもの)が簡単に貰えたのは良かった。
日本じゃこれを貰うため行列するらしい。アホらし。
そして、なんとここでは義理の兄貴の後輩ホテルのワインレストランで働いており、そこでリッチな夕食&ワインを満喫する事ができた。ごちそーさまでした!

おーう?ミッキーちゃんよう!
この後、まんまと10ドル脅し取る(ウソ)

帰りのツアータクシー運転手の日本人おばちゃんの会話が色々と面白かった。
イチローが好きなんだと。野茂も。で、池田小学校事件もこの人から聞く。うーん、びびったぞ!
彼女いわく、日本の経済不安が事件の背景にあるそうな。こっちの人は、日本在住の人より日本が客観的によく見えてるみたいですな。感心感心。
そして映画「スピード」でバスが飛んだフリーウェイ(当時は建設中)も案内してもらいました。

■2001/6/9
朝早くからラスベガスへ移動のため空港へ。
この時、車で空港へ送ってくれたJTBの係員さん(50歳前後?)がなんと元ジャズ系ミュージシャン!商売にならなかったので転職したそうだが、プロデューサーもやった事があって。マイルスデイビスやらナベサダやらとも仕事した事があるそうな。レコード会社にも知り合い多数だとか。
俺がバンドやってるって言ったら色々お話してくれました。

しかし、この人SKAの事を詳しく知らないらしく(特に最近のSKAね)レゲエの前身って説明したんだけど、とにかく俺が凄い斬新な音楽的な事をやっている勘違いしてしまったらしい。
で、彼は今、北アフリカ(だと思った)の音楽にはまっていて、それが凄くて、いきなりアカペラで5音でハモるんですよ!とか、ポリス(懐かしい!)のレゲエはスタイリッシュでかっこよかったとか、一生懸命崇高な会話をしてくれました。
俺、そんなたいそうな音楽やってないんだけどなぁ(笑)ま、何はともあれどうもありがとうございました。

で、この人、アメリカにかれこれ30年近く住んでいるのだが、ボブ・マーリィの英語だけは未だに何言ってるのか理解できない(聞き取れない)そうです。そんなもんなんですな(笑)
で、更に「そーいう音楽をやっているんならジャマイカに行ってパイプ(大麻?)を吸ってレイダウン(トリップの事?)してきなさい!日本はどーせ薬をやってきたかどうかの検査は無いんだから。」なんて言われてもうた(笑)機会があったら行ってこようっと。

とりあえず別れ際にバンド用名刺を渡すと「日本に行ったらライブ見に行きます!」なんて言われてしまった。
うーん、本当に来られたら申し訳ないなぁ。

そして約1時間の飛行でラスベガスへ到着した。
しかし、ここにははっきりいってぶっ飛んだ!かなり良い意味で異常なとこだ。
事前に聞いていたとはいえ、なんと空港にもスロットマシンがあるのだ!もちろんちゃんと賭けられるもの。空港のつくりなんかもロスとは明らかに違い、さながらテーマパークの入場ゲートみたい。
さすがギャンブラーの聖地&遊びの殿堂。これは楽しそうな予感がするぞ。

なんと空港にスロットマシンが!

で、早速ホテルへ向かう。
そーいえば、ここラスベガスは、とにかくホテルが凄い!そう、まさにバカホテル博覧会なのだ!

俺が泊まったマンダレイベイリゾートというホテルは、外壁がほぼガラス張りなのだが、それがなんと全て金色!もちろんモロ反射するヤツ。近所から苦情もきてるそうな。その他のホテルも客室数3000を超えるようなメガ・ホテルばかり。世界10大ホテルのうち9つがここラスベガスにあるそうな。それが、更にお城の形だったりニューヨークの摩天楼を再現した形だったり、ホテル内にベネチアの運河が再現されていたりと変なのばっか。
たぶん日本のラブホテルは、みんなここを参考にしてるんだろうなぁ。

 

泊まったホテル
マンダレイ・ベイ・リゾート

 

豪華なツインルーム!

 

なんと洗面台が2台!

 

お風呂もシャワーと別

そんななか、俺的にキング・オブ・バカホテルを決めさせてもらおう。
栄えあるあるキング、それは、ルクソールだ!。なんと外観がピラミッド型なのだ!しかも、内部もピラミッドの頂点までそのまま空洞になっていて、客室も外壁に沿って斜めに配置されていて、更にエレベーターまで斜めだそうだ!全く機能性無視。バカだねぇ〜!(笑)

 

 

左に見えるがキング・オブ・バカホテル
ルクソール

 

スフィンクスまであるよん

 

ここも良い勝負!
エクスカリバー

 

とにかくデカイ!MGM

 

これがカジノだ!

で、初日はそんなバカホテルたちを見て回った。(ま、これが基本的なラスベガスの観光です)
街自体は、ストリップという大通りがあって、そこにこれらホテルが並んで建てられているという単純なものだが、そこで簡単に移動できると思ったら大間違い!道を挟んだ隣のホテルに行くのにも大変なのだ!

本当にとにかくホテルがデカイ。で、だいたいフロントがある階(2階)がカジノになっていて、そこが最も広くなっている。で、系列ホテル間を結ぶ無料モノレールなんかも出ているのだが、乗場へ向かうのにカジノ内部を10分も歩かないとたどり着かなかったりする。めちゃめちゃ疲れた。なんか半日間は移動に費やしたんじゃないか?

 

 

無料ショー
またまたファイヤー!

 

見た目はまともなベネチアン

 

しかし、ホテル内部になぜか運河が!

今日の昼飯は、別のホテル内の知らない名前の店のハンバーガーだったが、それがなんと味付けがしてなくて自分でケチャップで味付けするらしい。変なの。

晩飯はホテル内のレストランの1つへ。
FUJITAなんとかという肉野菜炒め定食みたいなのを頼むも、ついサイドメニューに目が行き、魔が差したかのようにオニオンリングフライを頼んでしまった。そして、これがなんと大皿に活火山のように盛られたのが出てきた!こんなの絶対に全部食えるヤツいねーって。

 

ミラージュ前でパチリ

 

これがオニオンリングフライ(2個食った後)
こんなもん全部食えるか!(笑)

■2001/6/10
今日はオプションツアーグランドキャニオンへ。
15人乗りくらいの小さい飛行機で行くのだがこれがすごく揺れる。飛行機ってのは気流に乗って(ぶつかって)飛んでいるという事を凄く実感した。
ま、実感したくもなかったが(笑)

グランドキャニオンもとにかくデカイ!なんと東京から名古屋まですっぽり入る大きさなのだとか。あまりにでかすぎて見ても逆に実感が湧かなかった。
で、このツアー、飛行機とバス移動&昼飯(バイキング)がついてだいたい7時間で200ドルちょい。うーん、はっきりいって内容からするとちょっと高いっす。もし今後行く人がいれば飛行機だけで見る3時間くらいで半額のツアーのほうがオススメですな。但し、飛行機酔いしなければだが…

 

 

超揺れる小型機の内部

 

しかもビスが1個プルプル揺れる!

 

プルプル揺れるビスのアップ

 

 

あまりの揺れに思わずオエーッ!(ウソ)

 

とにかくデカイ、グランドキャニオン

 

人間なんてちっぽけだ〜!

夜は各ホテルに無料のショーを見に行く。
そう、ここではどのホテルでもショーをやっているのだ。これが無料とはいえ、なかなかの見応えのあるものなのだ。
まずは、リオ。その名の通りカジノ内でカーニバルが行われる。なかなか楽しかったです。
次はトレジャーアイランド海賊船の戦闘ショー。で、これがまたしても水&ファイヤー!本当に好きねぇ。
更にミラージュにて火山噴火ショー。ホテル前の池に火山が作ってあって、これが噴火するというもの。これまたお約束の水&ファイヤー!しかし、冷静に考えると、この火山噴火に何の意味があるんだろう?うーん、ラスベガスで意味なんて考えちゃいけないのかもしれない。
最後はベラッジオにて噴水ショー。さすがにファイヤーはなかったが、なかなか綺麗なショーでした。
晩飯はチリドッグを食す。ロスのよりうまい。

 

リオにて
まさにカーニバル!

 

こんなもんがカジノの空中をさまよう

 

トレジャーアイランドの海賊船ショー
大砲ドッカーン!

 

そしてお約束のファイヤー!

 

ミラージュの火山噴火前(右手前が火山)

 

ついに噴火!ファイヤー!

 

 

ベラッジオの噴水ショー

 

シーザーパレスのライトアップ

 

夜のニューヨーク(×2)

■2001/6/11
いよいよ最後の日。ベルツというアウトレット・モールで買い物。9ドル99セントの帽子だけ買う。そーいや俺、全然買い物してないなぁ。これ以外あとグランドキャニオンで10ドルのグラサンしか買ってないもんなぁ。
昼飯はバーガーキングバリューミール。ポテト食いきれないっす。

夜はフリーモントストリートというアーケード街みたいなところに光のショーを見に行く。
これは無料のツアー(バスで送迎のみ)なのだが、この時のJTBの係員話し好きで、道中(バスで15分くらい)本来ならショーについての説明がないところを、「有料のツアーの利用者が減ると困るので、あまり詳しくは説明できませんが…」なんて冗談言いながら実に丁寧に説明してくれた。
なんでも、コンピューター制御で電球を使って映像を天井に映し出すのだが、どーしてもうまくいかなくて、結局日本四国にある松下通信の子会社(だと思った)の技術を使って成功させたというのだ。

「ショーを見ながら、我々日本人は、ちょっとだけ誇らしげにしてください。」なんて和田アキ子のモノマネのみ芸人・吉村似の彼が言うのでちょっと感動していたら、続けざまに「ご清聴どうもありがとうございました。私はJTBのロバートといいます。」なんて言うもんだから思いっきりズッコケた。お前日本人じゃなかったんかい!(笑)
そしてサンドイッチを食いながら光のショーを堪能。旨かったなぁ?

フリーモントストリートのライトアップショー

しかし、ホテル着後小腹が空いてホテルのレストランへ。チキンヌードルスープとかいうらーめんもどきみたいなのを食す。おいしかったが、これは普通の量だった。うーん、なんか物足りなく感じるようになっちまった。太っただろうなぁ…

■6/12〜13
いよいよ帰国。
まずラスベガスからロスへ行ってそこから日本へ。(この順番のツアーの方が逆より安い!)
しかし、ツアーのため飛行時間の2時間半前に集合をかけられ(朝5時)かなり眠い。国内便くらいもうちょっと集合遅くせーよ!全く。

ロスから帰りは、12時間弱。チケットを見ると今度は3人掛けの席らしい。なんか嫌だなぁ。隣が変なヤツだったらどーしよ?などと考えながら恐る恐る席に近づくと…

な、な、なんと、身長190センチはあろうかという、黒人の大男が俺の隣じゃないか!こりゃー参ったなぁ。
渋々席につくも、結局この黒人のにーちゃん、道中殆ど眠りっぱなし。
よく考えたら向こうのほうが無精ひげを生やしたガラの悪そうな俺の隣で嫌だったかもね(笑)

で、たまにそいつが起きるんだけど、笑っちゃうのが飛行機が揺れる結構ビビってイスにしがみついたり、突然の揺れのときは速攻で窓のカーテンを開けて心配そうに外の様子を伺ったりと、結構ヘタレだった事。
やっぱ同じ人間だねぇ。

あと、40歳くらいのスチュワーデスの男版(客室乗務員だっけ?)で、どー見てもヅラのヤツがいてそれもおかしくてたまらんかった。ヤツが真剣に仕事すればするほどおかしい。しかもニッコリ微笑んだりもしている。死ぬかと思った。彼の名誉のために写真は撮らなかったが、もしノースウェスト航空に乗る機会があった人は、そんな素敵な彼に会えるといいね(笑)

また事故か?緊迫する機内(ウソ)

そんなこんなでなんとか成田に無事到着。駐車場屋の迎えのバスに乗り車の所まで行くとちゃんとフロントガラスのところに新鮮なジャガイモが置いてありました。ちゃんちゃん。

新鮮なドロ付きジャガイモがサービス(笑)

ん?そーいえばギャンブルについて全然触れていなかったですな。
実は、小遣いのつもりで持っていった500ドルが、見事全額滞在費に充てられてしまい、1ベット25セントのスロットをちょっとやっただけだったのだ。ブラックジャックルーレットも英語も喋れずにいきなり一人でゲームに入っていく勇気がなくて出来まへんでした。
で、収支は、一時50ドルくらい儲かったけど、最終的には50ドル負け。もしまた行く機会があったら、絶対にギャンブル用に500ドルは持っていこうと心に誓ったのであった。

■思った事をまとめてみると

はっきりいってロスは田舎町だった。ニューヨークが東京ならロスは大阪くらいの感覚でいたが、とんでもない。まるで宇都宮くらいの感じ。そう、まさに地方都市。結構拍子抜けしちゃいました。ま、行かなかったところの方が多かったんで一概に言い切れないんだけどね。

ロスでは、レンタカーでも借りれば良かった。本当に広いところ車がないと殆どどこも移動できない。最近地下鉄が開通したらしいが(一回乗った)なんと1本のみ。しかも循環してない。町の作りも車を意識して作られていて車がないと本当に不便でした。

路線バスの運転手は全て太った黒人のおっさんだった。何故なんでしょう?

ラスベガスはとにかく凄い!完全にギャンブル&遊びのためだけに砂漠の中に作られた異常な町だ。とにかく一度行っておいて損はない!これを読んだアナタ、さあ、ラスベガスへ行きましょう!但し金は一杯持っていこうね。

ファーストフード店遊園地の切符売り等、若いヤツは、とにかく愛想が悪い!ニコリともしやがらん。それと対照的に大人は対応が良い。当然か?

とにかくショーやアトラクションでの水&ファイヤーぶりは凄い。何かといえばその2つのオンパレード!たぶん日本と法律が違って火に対して規制が緩いんでしょうな。

テーマパークでのアトラクションの順番の進み具合が日本より早い感じがする。たぶん運転間隔が短いからだと思う。これも日本との法律の違いで安全基準が緩いのかも?

食事異常に量が多いが、味付けは総じて薄味。それでたぶん俺もたくさん食べれたのだろう。日本の料理(日本料理じゃなくてね)って味付けが濃すぎるみたいっすよ。

グアムでもそーだったが、バドワイザー(をはじめ、こっちのビール)は見事に消化されるというか、腹に残らない。何本飲んでも全然大丈夫なのだ。たぶん乾燥した気候とあの日本のよりは薄いビールがぴったりマッチしているのだと思う。ま、そこまで研究して作っているとも思えないけどね。

これまでアメリカ人ってめっちゃ大雑把デリカシーもなくアホで…
って感覚でいたのだが、これが大間違いだと気付いた!とにかく皆礼儀正しい。
日本人
は混んでいる場所など我先に進むって感じなのだが、彼らはまず人に譲るって感覚なのだ。
で、急ぐ場合はちゃんと「エクスキューズミー」といって礼儀正しく進んでいく。
町でも日本人すれ違うとき、ぶつかって行く感じだが、彼らは避ける(道をあける)感覚なのだ。
常にカリカリしている日本人に対しておおらかなアメリカ人って感じかな?

更に彼らは何でも真剣に取り組んでいるような気がする。能力の差はあれど、取り組みは真剣だ。
人との接し方も内心はどーか知らんが、とっても熱心で紳士的だ。これらはかなり勉強になりました。
ま、アメリカ人も悪いところもいっぱいあるだろうし、悪人にも遭遇しなかったという事もあるけど、良いところは見習うべきなんじゃないでしょうか?ねぇ、日本人の皆さん。もちろん俺もね(笑)