!式場に関する悲しい相談がとても増えています!
インターネットで簡単に検索できる時代ですので安易に選びがちです。
特に上位に表示される式場様はクチコミをしっかり読んで決めてください。
菩提寺が田舎にあり遠い、檀家寺に所属していないので自分が亡くなった時、親族が亡くなった時どうしていいか分からない。
葬儀場の派遣のお坊さんでは葬儀の後の事(回忌法要・遺骨の埋葬)が心配。
ぶっちゃけお寺さんとの付き合いが分からない。等々
もやもやを抱えたまま相談するのがなんとなく面倒や億劫に感じていませんか?
人間は生き物です。誰でもいつかは死を迎えます。
先々決めるのは縁起が悪いと倦厭される方がおられるのも重々承知しております。
しかし、とっさの時に困るのは残された家族なのです。
目を逸らさずにいつかの心構えをしておけば心が晴れ晴れして日々の生活も充実します。
<もしもの時の流れ>
1.死亡診断書・死体検案書を発行してもらう。(場所が病院ならすぐ発行してもらえます。)
2.近親者への連絡や、葬儀社・葬儀内容の決定など →事前に葬儀社等を故人と相談しておくとスムーズです。
3.お寺に連絡する。(日時を葬儀社と寺院の方で詰めます)
4.ご遺体の搬送や退院手続き(病院と葬儀社にお任せしましょう。)
5.知人や近隣に連絡する。(故人様に生前中にまとめておいてもらうとスムーズです)
6.葬儀社で枕経(亡くなった当日です。一旦自宅に運んで自宅で行う場合もありますが大体がホールです。)
7.通夜式
8.葬儀
9.火葬
10.初七日(葬儀→火葬→ホールにて初七日まで済ませる事が多いです。)
11.お骨と白木の位牌を持ち帰り納骨まで安置、供養する。
その他、葬儀後は、役所や公共サービス、財産、相続、年金等の手続きがあります。
事前にシミュレーションして準備しておく事が必要です。
近年、様々な葬儀会社が増え、様々なプランがあります。
親族が亡くなって心が落ち着かぬまま、葬儀社に言われるがままあれよあれよと決められてしまうと、
あれ?こんな筈じゃ無かったのに。もっとこうすればよかった。のちのち思うこともあります。
「とある葬儀会社で格安プランにしたら棺桶が段ボールで霊柩車じゃなく普通の車が現れて…
普通の物にしてもらうのにお金が跳ね上がって格安プランでもなんでもなくなった。」
という話も聞きましたし、
「お別れ会というプランで契約したら後から、僧侶を呼べるプランではないと
葬儀社から言われ、泣く泣くお寺に謝る羽目になった。」
という話もあります。
更には
「直葬プランで火葬場が混んでいるのでと5日も待つことになった。」
(式場様がご遺体を預かる日数でよりお金がかかっていきます。)
というケースもありました。
どんなに混んでいても5日は聞いたことがありませんのでお寺側から見ても怪しいしと思いました。
早め早めに葬儀社とお寺を決めておく。
できれば葬儀後もしっかりご供養して下さるお付き合いが出来るお寺を自ら選ぶ事が大事です。
自分にとっての仏教との付き合い方を考えてみてください。
相談できる場所。それがお寺です。