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緊張した面持ちで私はそこに向かった
大丈夫、なに簡単なことさ俺ならできる
そして目的の店に到着した。
予想に反して人がたくさんいる
しまった!今日が金曜日だということを忘れていた。
が、ここまで来てしまった以上後戻りはできない
大丈夫だ、自分に言い聞かせるように店内へ足を踏み入れた。
そこは音楽が軽快に流れ、人がひしめいている。
そんな中私は目的のモノを捜す。
なかなか見つからずに少しあせりつつも
ようやく目的のモノをみつけるが、周囲にはたくさんの人がいる。
どうする?このままでは気づかれてしまうのは必至である。
少し待とう、人の流れが絶えるその瞬間まで。
・・・・・今だ!素早くそれを手に取る。
成功だ。誰にも見られていない。
しかし、最後の難関が残っている。レジである。
すっと視線をレジに向けると・・・
ガッデ〜ム!女の店員ではないか。
頭の中が一瞬真っ白になるもすぐに平静を取り戻し
一歩一歩確実にレジに歩み寄る。
他に客がいないことを確かめ勇気を出してそれを店員に差し出す。
店員は予想に反してごく普通に接客している。
これで私の計画は完璧に達成されるはずであった。
そう、レジの調子が悪くなるまでは・・・
なんてこったい!
はやく〜、はやくしてよぅ、後ろにお客さん来ちゃうじゃない。
と焦っていると本当に来ちゃった。(泣)
あっなんかちょっと半笑いだし。
いやっこれねえ、そう、頼まれたの、友達に。
本当だよぅ、僕が欲しくて買ったんじゃないよぅ。(激泣)
やっとのことでレジが直り会計を済ませ
足早っていうかダッシュに近い状態で店を飛び出す俺。
その手にはしっかり
[Folder5]のニューアルバムが握られていた。 |