看板に・・・

「行列のできる店」みなさんの周りにもあることでしょう。


早い話、「行列ができる」=「おいしい店」ということなのでしょうが

「百聞は一見に如かず」といいますし、自分の舌がやはり判断基準となるために

いくら、他人が「あの店はおいしい」といってもどうも眉唾なんです。




そんなわけで、今日は地域で結構有名なラーメン屋にやってきました。

ホ〜、並んでいますね。

ということで私も列の最後尾へ・・・



並んででも食べたい程のラーメンとはどんなものなのか?

20分ほど並んでやっとこ入店することができました。


確かこの店の1番人気は「味噌ラーメン」でしたので私もそれを注文しました。




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運ばれてきました。メチャクチャいい匂いがします。

見た目もおいしそうです。

では一口・・・


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みなさん、
味噌汁って飲んだこと・・・ありますよね。

そう、朝食に出てくるアレ。

あの中にね、麺が入っているの想像して頂戴。

これっておいしいのかな?


周りでは「おいしい」と言う声が聞こえてきます。

人間ってね、少なからず先入観ってものがあって「この店の味噌ラーメンはおいしい」

と事前に聞かされていると、多少の疑問を感じても

「これが、おいしいんだ」って、思っちゃうじゃないですか?


少なくとも私この店の
「ラーメン入り味噌汁」はお世辞にもおいしいって

思えませんでしたが、だけど世の中の大多数の人間が「おいしい」と言うのであれば

きっとそれはおいしいのでしょうね。




さてそんな御時世の中、まさに逆風の中を突き進む一つの異端児的な店が出現しました。

私も最初にこの店のウリを聞いた時、一瞬耳を疑いました。













「マズイ」













これがウリです。

ビックリでしょ?

インパクトという一点でのみ、抜群の効果を発揮しています。



だけどね、一度は入りたくなるでしょ?

でね、結局私もそのキャッチコピーに負けて入ったんです。

行列はできていませんでした。(笑)



何を頼めばいいのかわからなかったので店員さんに「おすすめは何ですか?」って聞いたのさ。

そうしたら「特製醤油ラーメンです」って言うからそれを頼みました。




「おすすめ」という以上、この店で最高水準の味で自信を持って出している。

しかも看板には「マズイ」とあるが、これは一種の客引きで実はおいしい。

こんな風に思っていたんです。
















だけどね、本当に、本当に、
本当にマズイんです。




ビックリしました。ラーメンなんて誰が作ってもそれなりの味になるじゃないですか?







確信犯的なマズサなんです。







ですから「特製」の意味を考え込んでしまいました。

「スペシャルにマズイ」ということなのかと。







それ以来、この店には行っていなかったのですが、3ヶ月ほどで潰れました。



まさに「看板に偽り無し」だったのですが

明らかに経営戦略としては間違っています。