リミット ブレイク(2)

私は何度も言っていますが寛容な人間です。

大抵のことなら笑顔で許す自信があります。




だけどね、だけどね、どうしても許せない人達がいるんですよ。


パチンコ屋でね、人が気持ちよく打っているのにね

どうしておまえらは俺の隣に座るのか〜!




以後の会話の女はすべて猫なで声

女:「あ〜この台、か〜わ〜い〜い〜♪」(どん2)



男:「じゃあお前打ってみろよ」



女:「え〜わからないから いいよぅ」



男:「大丈夫だって俺が隣りで一緒に打つからさ」



女:「じゃあ打つ〜」










リミットブレイクまであと75%










女:「どうやって打つの?」



男:(とりあえず一通り説明する)



女:(コイン3枚投入レバーを叩く)「きゃ〜回った〜!」










リミットブレイクまであと50%










女:(見えているはずもないが何かを狙いつつボタンを押す。左→中 7テンパイ)



女:「わぁ凄い!ねぇこれ揃うの?ねぇこれ揃うの?」



男:「じゃあ狙ってみようか?」



女:「え〜無理だよ〜だって見えないもん。」



男:(女の肩に手を置き7のタイミングでポンポン肩を叩く)



女:
(明らかに真逆の位置で押す)



女:「あ〜惜しい〜」







これを5回ぐらいループする。打っているスピードはかなり遅い。


みなさん頭の中で[かなり遅い]というのを想像してみてください。できましたか?










それよりも遅い。










リミットブレイクまであと20%










男:(リーチ目が出る・・・がすぐには揃えず赤ドンに液晶チェンジ



男:「ちょっとこれみて、どんちゃんがこいつに勝ったら7が揃うよ」



女:「ほんと〜!」(固唾を呑んで液晶を見つめる)



(当然のごとく、どんちゃん勝利)







女:「きゃぁあああ、すっご〜い」



男:(満面の得意面、おもむろに7を狙うがうまくないので1回では揃えられない)







俺:(半笑い)










リミットブレイクまであと30%










3回目で7を揃えBIGスタート。小役を取る度に男、得意面。







だけどな順押しはねぇだろ。







涼をこぼしてる!













360枚獲得。







女:「わぁ〜凄い、これでいくらになるの?」



もうこの頃から完全に打っていない、が当然隣には座っている。










リミットブレイクまであと10%










そしてこの後も男は女に蘊蓄をたれつつ打ち続け

女はキャッキャ言いながら打たずに見ている。







こうなりゃねぇ技術を披露しちゃうよこの野郎!



複合14枚ビタッと決めちゃうよ



おまけにハズシは[枠上どん]だこの野郎!







どうだ!この野郎!













見てねぇし(泣)













リミットブレイクまであと3%










その後、俺
















呑まれヤメ。
















隣り1箱。










こんな世の中きっと間違っていると思うようにした。