WARNING

コレまじっス




そうそれは鈍より曇った嫌なカンジの昼下がりの出来事だった。

私はその日もセコセコとA-400と戯れていた。


「玉緒でポン」


「ゲゲゲの鬼太郎」に続くサミーが世に送り出した液晶第2弾である。


一見、万人に優しいヨ風に見えるこの機種

実はハズシがビタであったり、スイカの取りこぼしが頻発したり

リーチ目が制御によって極端に出にくくなっていたりする

云わば「中・上級者」向けの台であったりもする。

よく作りこまれた液晶演出や遅れがあるために私はコイツの虜になった。







玉緒に首っ丈




である。




しかし本編とは全く関係ないのでここまでにしておこう。

私が戯れていると一人の男性が隣りに座った。

ここはフリープレイゾーンであるために私の隣りの台は「シンドバットST」である。

この機種の説明はしない。

知らんから。



この男性、何故かテンパっている。

貧乏ゆすり(推定震度5)をはじめ、レバーの連打、ボタンの強打、筐体へのアッパー


獣王で言うなら「オールキャスト」演出とでもいうのだろうか。



さすがの私も気にせずにはいられない。

チラッとみたらギロッと睨まれたために、たちまち私チキンモード発動。

なるべく視界に入らないようにちょっと逆を向きつつ打つことにした。



その後もその男性、ガシガシ「諭吉」を「漱石」に変換しサンドにぶち込み続ける。

私は台移動したかったのだが、「玉緒」がカレーを食いきりやがったので

そうもいかない状況に置かれている。




男性は尚もヒートアップ。

周りの人間が振り向くぐらいの振る舞いを続けている。



その時シマの端のほうに一人の背広姿の男が立っているのが見えた。

こちらの様子を伺っているようである。


店の人?と思っているとこちらに向かって歩いてくる。

心の中では「早く注意してくれ」と祈っていたのだが

こちらを注目はしていたが注意もせずに通り過ぎて行ってしまった。


通り過ぎて行った向こうの方でその背広姿の男

数人の男となにやらこっちを見て話しをしている。

そうこうしているうちに、またもやその男がこちらを注目しつつシマを通り過ぎていった。


一体なんなんだ!


私までヒートアップしそうになったその時、事態が一変したのだ。




シマのこっちの端からさっきの男を含め3人が




シマの向こうの端から男の仲間と思われる2人がやってきて私の周りを囲んだ。




!?




ん〜と、なんでしょう?




と困惑した表情を浮かべたその刹那







「○○ ○○だな?」




いやボクそんな名前じゃないですけど・・・







「そうだよ」




!?




答えたのは隣の男性。




「ちょっといいか?」




「打っている最中だよ」




「いいから来い!」




強引に連れて行かれる男性。

訳の解らぬまま何故かこっそり様子を見に行くと


何か紙をその男性の前に突きつけて止めてあった車に乗せてる。













・・・悪い人?







・・・捕り物劇?













そんなことのあった直後でも
















「調子よろしいでんな〜」







って言ってくれる
「玉緒」は大したものだと思った。