〜オーストラリア・新婚旅行編〜



1988.9.25〜10.2 スイート シドニー・ゴールドコスト8日間 byカンザス航空

1988年9月25日、私たちは新婚旅行に出発しました〜!
二人一緒に行く初めての海外旅行!オーストラリアに行くのも
2人共初めて!…と初めてづくしの旅行のはじまり、はじまり!!
まず、大阪伊丹空港から成田空港へ!(この頃はまだ、関西
国際空港はできてなかった)そこで、な、なんと8時間の待ち時
間!(^^;)ウロウロしたりお茶飲んだり、雑誌なんか買って読
んだりしたけどこの長〜い時間をつぶすのはた〜いへんでした
ブリスベーン(経由地)に着くちょっと前に機内の消毒があって
ちょっとびっくり。オーストラリアは天敵の少ない国なので変て
こなばい菌とかが入ってこないように消毒するんだって!
目的地のシドニーに到着したのは9月26日朝でした。日本とは
1時間の時差だから時差ぼけもなく楽でした。着後、まず現地
の係員の人の案内でタロンガ動物園やシドニーの市内観光をし
ました。写真でしか見たことがなかったオペラハウスをマジカで
見てとっても感激!左の写真はキングス・クロスという所から
オペラハウスを見てるところです。
この時にシドニー湾に謎の黒い潜水艦が浮上してきたのです!
潜水艦というものもこの時始めてみました!
…2日目(27日)です!この日はフリータイムでぇ〜す!
片言の英語で切符買って地下鉄に乗ってゴルフに行きました
地下鉄は2階建でした!今日までAこと私は打ちっぱなしで、
練習したことはあったけど、コースには出た事なかったのです
打ちっぱなしでも、ボールは飛ばないのに下に敷いてる緑の
マットがとんでいっちゃう私はとっても不安!
でもコースを見て少し安心しましたぁ!だって、小さい頃遊んだ
野原みたいなコースだったんだも〜ん!いやぁゴルフって難し
いけど、おもろいねぇ〜!やみつきになりそうだった。
あっ、そうそう、私の打ったボールがとんでもない所にとんでい
ったので、走ってそこに行って打とうと思ったら、向こうの方か
らおじさんが「That’s my boul!」と言いながらやって来た
なにをいうのよ!これは私のボールよ!といおうとしてよくよく
見ると確かに名前が書いてありました。そのおじさんの!
T氏はゴルフはよくやってる。コースも何回かまわった。
自信にあふれていた。ところが、どうしたのか海にボールを落と
したりと不調の様子だった。
左の写真は向こうに見える赤土のところにボールをとばしてし
まって、ボールをコースに戻しにいってるところです。(^^)
後ろ姿にちょっと哀愁が…。
それでも、Aよりは断然うまい!「俺のフォームをよく見て打つ
んだ」などと指導してくれた。(帰国後、そのフォームがすこ〜し
ちがうことが発覚したが…)
9ホールだったし、短い時間だったけどオーストラリアでゴルフ
したよって友達に自慢しよう!
この写真も2日目です。ゴルフ終えて再び地下鉄に乗っ
てシドニーに帰ってきました。
ブラブラと歩いてたら、大きな荘厳そうな教会が目に止まりま
した。Aはホントは教会で結婚式を挙げたかったのだけど、費
用等の諸事情により神前式だった為、せめて雰囲気だけでも
と…入ってみる事になりました。聖ジェームズ教会という教会ら
しいのですがいったいこの教会って有名なの?でもこんなに大
きいんだもんね。形もきれいだし記念に撮っておこうと、この頃
カメラに凝っていたT氏が撮ったのが右の写真で〜す!
T氏はこの旅行の為に高価なカメラを購入して重いのに、持ち
歩いているのでした。
ちょっと、絵ハガキみたいな写真だと思いませんか?
左の写真は聖ジェームス教会の中です。
この中はまるで時間が止まっているかのように、空気がとても静
かで優しくて暖かくて…心が洗われるような気がしました。
そう言えばキリスト教式の結婚式では、「汝、病めるときも健や
かなる時も夫を慈しみ、愛すことを誓いますか?」と神父様が尋
ねる言葉に「誓います!」と答えるんですよね。
私、Aも急に誓いたい気持ちになって「元気な時はもちろん、病
める時にもTを慈しみ、愛す事を誓います、誓っちゃいます!」っ
て大きな声で叫び…たかったけど…すっごく響くし、お祈りして
た人もいたので、心のなかでつぶやきました。
この日の夕食は「ビューズ・レストラン」と言う所でシーフードディ
ナー!シーフードのコースだから思いっきり食べよう!!と思ってた
のに…オードブルだと思ってたものがなんとメインディッシュ!
ロブスターは?オイスターは?オーストラリア牛は?
3日目!いよいよゴールドコーストへ!
国内線でまずゴールドコーストの玄関口、ブリスベーンへ入り
ました。この日の予定はベーンの市内観光とローンパインコア
ラパークでコアラを抱っこ、そしてその後バスでゴールドコース
トへ入ります。バスが迎えに来てくれるはずだったのですが、
このツアーは私たち2人だけ…ということで、な、なんと真っ白
いリムジンが出迎えてくれました!ラッキー!
まるでお嬢様になった気分!! このリムジンでアンザックスク
エアーやアイトリー(幹に人間の目の模様がある木がある)等
見てまわり、楽しみにしていたローンパインパークへ!私たち
が着いた時は観光客も少なくてコアラを抱っこしたまま何枚も
写真を撮る事ができました。その直後日本人新婚旅行者の
団体が着いたので込み合ってましたけど…。コアラはズッシリ
と重かった!
コアラは夜行性で昼間はユーカリの葉(アルコールを含む)
を食べて酔っ払って寝ているとの事だったけど、ここの公園のカ
ンガルーもまるで奈良公園の鹿たちみたいに昼間からゴロゴロ
してた。野放しになっていて自由に餌もやれるんです。可愛かっ
たよ!1匹のカンガルーに餌をやってるとムックリと起き上がって
「僕にも、ちょうだい!」って何匹かが寄ってくるんです。「かわい
い〜ィ!」って餌やってたらなぜか、どこからかエミューもやって
きたの。大きな鳥で恐くて逃げ腰になると、どこまでも追ってくる。
T氏も最初は餌をやってたけど、あまりにもしつこく積極的に餌を
求めてくるので「おまえ、いい加減にしろよっ!」とエミューを叱り
つけて2人で小走りに逃げようとしたら、エミューも負けずに追っ
かけてきたぁ〜!恐かったぁ〜。
オーストラリアに着いて4日目(29日)!
この日は終日自由行動の日でした。まずレンタカーを借りまし
た。T氏はかっこいいスポーツカーに乗りたかったみたいだけ
ど、アメックスかマスターじゃぁないとスポーツカーは貸せないと
いわれて仕方なくカローラをかりました。「なんでオーストラリア
まで来てカローラやねん!」とT氏は不服そうでした。その車で
シーワールドへ行きました。右の写真はショーに出演した人た
ちと一緒に撮ってもらったものです。女の子の顔がとても小さ
いでしょう!T氏の顔の半分ですよ!びっくり!!
T氏はこの女の子の顔の小ささに感動して写真を撮ってもら
ったのでした。
ショーを見終わった後ヘリポートがあるのを発見!
どーする?乗る?と少し相談した結果、初体験してみる事にしま
した。2人で80オーストラリアドル(当時日本円で\8,000)でした。
左の写真はヘリからT氏ご自慢のカメラでT氏自ら撮ったもので
す。被写体がきれいだとプロ顔負けの写真が撮れるんですね。
右端の方に私たちが泊まったラマダホテルが写ってます。でも
わからないよね(^^;)
シーワールドを後にして次は「カランビン野鳥園」へ行きました。
極彩色の野鳥がたくさんいて肩や頭にとまるんです。人気があ
るようでたくさんの人がいてあまりよく見れなかったので、そうそ
うにひきあげました。ホテルに帰る途中、夕日が海に沈みかけ
ていたので途中で車を止め、砂浜に降り、しばしロマンチックな
散歩を楽しみました。もちろん砂にT&Aのラブラブマークも残し
てきました。うっふん!
5日目。最後の終日フリータイム!
茶色のカローラが嫌で嫌でたまらなかったT氏は、気の進まな
いAを連れて朝からレンタカーショップめぐり!「ねェ、最後の1
日なんだし、せっかく水着も持ってきてるし、ちょっと泳ごうよ」と
A。でも、うまくまるめこまれた。何軒かの店で右の写真の車を
ゲット!車種はフォルクスワーゲン!店には「ハロー!アイ
ウォント レンタカー!」と勢いよく入るのだが、店員さんがガァー
としゃべりだすと次第に無口になって後ずさりを始めるT氏!
後はAがひきうけないといけない。必死に交渉した。そして、何
日借りるかというところで「ワンダイ?ツーダイ?」(オーストラリ
アではディがなまってダイという発音になる。だからニュースで
も今日は月曜日です。をトゥダイ イズ マンダイとなる)と店員
がいうとそれまで口を開かなかったT氏が後ろからいきなり、
「1台!ワンダイ!」…??それって…。このおもしろさわかる
かな?この車で走ってるとハーイ!と声をかけられるのが快感
だった。
最後の日、6泊8日の旅行も今日でおしまい!
昨日かりたフォルクスワーゲンも昔のバスのようなシフトで運転
しにくいといって、少し運転した後、またもやレンタカーショップめ
ぐりのドライブ!せっかくゴールドコーストに来たのに1時間も泳
げなくてがっかり。最後にかりたのは赤のフォードでした。半日
自由行動だったのでフォードでドライブし車をかえしたところがホ
テルから遠くて、ガスステーションでタクシーを呼ぶはめに…。
ところが電話のかけ方がわからない!困っていたらそこにタクシ
ーがきたので店員さんが交渉してくれて乗せてもらえることに!
ところが、こっちは帰りのお迎えの時間がせまってるっていって
るのに、タクシーのドライバーさんは車を洗い出した。
なんとかギリギリでホテルに帰る事ができたからいいようなもの
の…ほんと!のんびりしすぎだよ!と思った。空港迄は黒のリ
ムジン、そしてシドニー空港では左の写真のロールスロイスで
国際線まで送ってもらった!リッチな気分も味わったし、いろん
な事があって、忘れられない新婚旅行でした! おしまい!



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