〜タイ・プーケット初体験編〜

<1日目>
1998年10月19日(月)関空発19:25のJALとタイ国際航空の共同運行便でバンコ クに旅立った。機体はJALのものだっ
たが、国際線としては小さい飛行機だったし、 タイのスチュワーデスさん達が多く乗務していた。飛行時間は約5時間10
だった。飛行機が小さいせいか少し揺れたが、そのせいで よく眠れた。 バンコク・ドン・ムアイ国際空港着23:00
日本との時差は2時間だから日本時間だ と翌日の1:00着という事になる(タイの方が2時間遅い)。飛行機の窓から見
た初めてのタイ・バンコクは青い光の多い街だった。 入国審査で覚えてきばかりのタイ語のあいさつをした。「サワディーカ
ー」というと入国審査のお兄さんはとまどった様子で、 蚊の鳴くような声で「サワディークラッ」ってかえしてくれた。タイの
人ってシャイ なのねぇ〜。空港には「ノーン」という女性の現地ガイドさんが迎えに来てくれていた。さっそくワゴン車に乗り
込んで一路今日の宿泊場所、「ソル・ツインタワーズ ホテル」へ!高速道路を走行したんだけど、タイの人ってむちゃくちゃ
飛ばすのね。…で、ここって制限速度ってないんですか?って質問したら、「80kmですよ」。だって!だって!130kmは
出してるじゃぁない!!!
私達の車も相当飛ばしていたと思ったけど、ふと横を見ると荷台に6人位人を乗せた 軽トラックが私達の車を追い
抜いて行くのです!
アンビリーバブル!!!
ノーンは大学出ているので日本語はペラペラ。タイでのタブー等も教えてくれた。 タイでは頭は神聖な場所なので相手の
頭を触るのはダメ!
子供の頭を撫でるのもタブ ―なのだ。それから、左手は不浄の手とされている事を頭に入れてお
く事!それから ゴミやタバコのポイ捨てに関しては厳しくて罰金をとられるそうだ!他国に来たんだからその国のマナーに
従わないとね!ホテルの部屋は…まぁこんなもんかなぁって感じ。日本のホテルみたいにはキレイ ではなかった。お風呂
上がりにオリエンタルなガウンを着てタイのビール「シンハービール」を飲んだ。明日から本格的なタイ旅行が始まる。

<2日目> 朝8時半にホテルのバイキングで朝食を取り、チェ
ックアウトしたところにノーンが迎えにきてくれた。 今日は半日
市内観光だ。まず連れていってもらった所は「Wat Pho(涅槃
寺)」
。このワット・ ポーは16世紀に建立されたバンコク最大、
そして最古の寺院だそうだ。 この寺にはラタナゴーシン美術の
建築物が多く、その貝殻を貼り付けた様なキレイな建物に目を
奪われた。写真撮影など楽しんだ後、履き物と帽子をとって
お堂内に入った。
そこには全長49m、高さ12mにも及ぶ長い長い金色の涅槃像
が(左写真)!足の部分には、繊細な細工によって捧げ物や動
物が描きこまれている。これは一切の煩悩から解脱して涅槃の
境地に至る仏の像でラマ3世によって建立されたのだそうだ。
ワット・ポーはこの仏像があることから「涅槃寺」とも 呼ばれてる
次に案内してもらったのは王宮の敷地内にある「エメラルド寺
院(ワット・プラケオ)」
。 まず、王宮警備兵たちが番をする王
宮の門をくぐる。ここで厳しいチェックを受ける事になる。
サンダル履きとかショートパンツとかタンクトップだと入れて
もらえない。
サンダルといってもかかとに紐か何かついていれ
ば大丈夫なのだが、ツッカケは駄目なのだ。警備兵達はよくみ
ていて、見逃してしまいそうなものまでも目ざとく見つけてしまう
そこにすかさずレンタル屋さんが声をかけてきて、履き物とか腰
に巻くパティオとか上着とかをかしてくれる。もちろんお金は払わ
なければならない。うまい商売してるよね〜ぇ、抜け目ないなぁ
って感心しました。
どこの寺院もそうらしいんだけれど特にココは厳しい様でした。
私達は前もってノーンから注意を受けていたので、無事通過で
きました。
王宮の門をくぐると、まず目に入るのが、色鮮やかなオレンジ
色の屋根と黄金に輝く仏塔です。ここは王家の守護寺院として
タイで最も高い格式を誇る寺院だそうだ。この寺院には本堂に
エメラルド色に輝くヒスイの仏像が祭られていることから、エメ
ラルド寺院の名で親しまれている。
またまた靴と帽子を脱ぎ(これがめんどう)本堂へ入った。座
って拝観するとなるほど、奥の上の方にエメラルド・ブッタ(高さ
66cm ひざ幅48.3cm)が本尊として祭られている。
この仏像、私達が拝観した時は雨期の衣装を身に着けていた
暑期、雨期、乾期と年に3回、国王の手によって衣装替
えがなされる
のだそうだ。
ここで気をつけないといけない事は本堂内は写真撮影禁止
であることと足の裏を 絶対に仏側に向けてはいけない事!
さすがに王家の守護寺院!きらびやかであーる。
本堂の壁は金メッキと破砕ガラスを 使った微細なモザイク模様
になっていて、建物を支える様に身をそらすヤック像(最初から
2番目の写真右側)がズラリと並んでいる(上の写真)。
金メッキ張りの金ピカのチェディ(仏塔)ラマ5世のお墓
そうだ(右写真の左側)。
境内ではオレンジ色の袈裟を着たお坊さんも見かけるが、女性
がお坊さんに触れる事はタイでは厳禁!そして、直接物を
渡す事もダメ!
なんでも今までの修行がゼ ロになってしまうの
だそうだ。

本当は王宮も観光する予定だったのだが、この日ちょうどお祭り
があっていたので、 入場禁止だったのです。
次に案内してもらったのは「ワット・ベンチャマボピット」
この僧院は1899年にラ マ5世によって建てられたもの。
壁、床、石畳、狛獅子など、屋根を除くほとんどが大理石で造
られていることから、別名「大理石寺院」。それもイタリアから
運ばれて来た高品質の白大理石だ。
本堂の窓はブッタをモチーフとしたステンドグラスであったり、
屋根はローマ様式を取りいれた円柱になっていたりと、タイでは
珍しく西洋式の建物だった。
回廊にはアジア各国から運ばれてきたブロンズの仏像が並ん
でいたが(右の写真)、 贔屓目なのか日本の仏像が一番仏像
らしかった。

ここでノーンに教えてもらったのだが、タイの21才以上の男性
は必ず1回はお坊さんと兵隊さんにならないといけないのだそう
だ。
お坊さんになる期間は3日間でもOKとの事だが、国王でも一度
はお坊 さんになるそうだ。
お寺巡りを終えたところで、ノーンから「シューティングヲシナイカ
?」と進められ 「してみたーい」と答えたら、兵隊さんの官舎地
区みたいな所に連れていかれた。小さい建物に入りかけた瞬間
「バーンッ」というすごい銃音がして、足がすくんだ。 シューティン
グはハワイでもしたことあるが、もっと安全だったよーぉ。
ココでは 2人で2,500バーツという高い金額を払うと「はいっ」って
感じで銃を持たされる。 38口径だとかいってた。ずっしりとして
いてすごく重い。
エーッ!怖いよぉ〜。やっ ぱり辞めようかな?と躊躇してしま
った。兵隊さんに連れられて的に近い所から撃っ た。撃った
後の反動がすごいので1人ではとても持っていられない。そこ
でずっと兵隊さんが一緒に銃を握っててくれたがもう、心臓ドキ
ドキ。25発くらい撃ったが、銃を丁重にお返しした後は手が震
えていた。これは失敗だったなぁ。断れば良かった、金額もぼ
ったくりだしなぁ、って後で思いっきり後悔した。

午後はショッピング。まず宝石屋さんに連れていかれた。タイし
かないというホワイ トサファイヤを見せてもらった。ダイヤモン
ドみたいでキラキラしていてキレイ!結婚10周年の記念に買
って貰いました。
次にタイシルクのお店。タイの百貨店の中にある免税店にも行
った。でもそこでは店内を通りすぎただけで、 私達は道向こう
のデパートに走った。そこには 『プラネットハリウッド タイ』が入
っていたので記念に写真だけとったのだ(左写真)。
そうこうしているうちに夕方になり私達はドン・ムアン空港へ。
17時発のタイ航空 641便でプーケットへと旅立った
。日本
から乗ってきたのよりずっと大きな飛行機で イタリア人の団体さ
んと一緒になった。プーケットはもともとイタリア人の避暑地だっ
たのだそうだ。

約1時間のフライト。18:20にプーケット島国際空港に着い
た。
プーケットはタイ最大の島。最も広い部分が南北で約50km
東西では約21km。つ まり南北に細長い形をしている。面積は
シンガポールとほぼ同じ。初めて訪れるプー ケット島は私達を
美しい夕焼けで迎えてくれた。まるで写真でみるかのように真
っ赤 に染まった海と空をバックに、やしの木がシルエットのよう
に浮かんで見えた。
シャトルバスで約50分カロンビーチにある『ホテルアルカ
ディア』
に到着!ホテルにチェクインした後、ホテルの日本人ス
タッフの女性が声をかけてきた。 Nさん(右写真)だった。
(つづく→)
Nさんはこのホテルの日本人スタッフでAの友達の友達だ。 今
回私達がこのホテルに泊まるのでAの友達のIさんが連絡して
くれていたのだ。初めての地に知っている人がいるというのは
心強い!Nさんに部屋に案内してもらった。海よりの最上階の
角部屋で、とっても広々としていてキレイな部屋だった。
ホテル内のイタリアンレストランで遅い夕食をとった後、就寝し
た。
タイ米でつくったおかゆなんかもあったり、好きな具を選んで目
の前でオムレツを焼いてくれたりするコーナー もあったり、食事
のバリエーションは豊かだった。食事をとっていると、珍しい鳥
が テーブル近くまで遊びにきたり、メスの孔雀がゆったりテー
ブルまわりを歩いたりし て『楽園』という文字が頭をかすめた。
時間がゆったりと動いているってかんじだった。
<3日目> 旅行にでると、いつも朝早く目が覚める。この日
もそうだった。6時半頃目がさめた。 カーテンを勢いよく開けた
空は曇っていて今にも雨が降りそうだった。ちょっと向こうに池
が見えてそこに象さんが2頭、水を飲んでいた。それは、ああ
タイに来たんだ…と実感した瞬間だった。Aは急いでビデオを
手に取り、その目の前の光景を収めた。Aの『象さん!象さん
!!』という大きな独り言にT氏も目をさました。

朝食は朝食チケットを使って『GARDEN COFFEE SHOP』
で取った。プールサイド にあるオープンテラスのレストランで
バイキングだった。
(←つづく)
朝食後、少し散歩した後、タイ式マッサージをしてもらった。初めてのマッサージ、ちょっとドキドキ。
まず更衣室で裸になりサウナへ。玉 のような汗が体中から噴き出たシャワーを浴びてバスタオルを巻きつけてシャワー室から出
てきた所へマッサージのおばさんが『マッサージ、マッサージ!ハヤク、ハヤクコッチ、コッチ』とAの手をひっぱった。えーっ、下着
とか着けなくてもいいのかなぁ〜?
と思いながらも誘導されるままマーサージルームに入った。
『ウツブセ、ウツブセ』言われるままAはベッドにうつ伏せに寝転んだ…その瞬間 巻いていたバスタオルをサッと取られ、エーッ!
私丸裸なのにぃ〜!!!
かなりあせってしまった。でもこうなればまな板の上の鯉だ。うつ伏せだからいっか!Aは開き直った。

かわりのタオルを上から2枚ほどかけてもらってタイ式マッサージが始まった。T氏も後から同じ部屋に入ってきてマッサージを始め
てもらった。なんとも 気持ちがよかった。特に足のマッサージは良かった。時々足を曲げられたり、組まされたりしてギューと押さえ
つけられるのがクセになりそうなくらい気持ち良かった。 天にも昇る気持ち…と思っていると、『ハイ、オワリ。アオムケ、アオムケ』
真向かいのベッドでやってもらっているT氏がそういわれているのが聞こえた。
エーッ!! 仰向けもあるのぉ〜!!も、もしかして…T氏も当然丸裸だよねぇ…どうするんだろ う?なんて考えているうちにAも
『アオムケ、アオムケ』と言われ、かけてもらっているバスタオルを巻き付けながら、顔も少し赤くしながら仰向けになった。 …サッ
! またまたタオルを取られ、エーッ!!!シャレになんないよぉ〜とあわてて下を手で隠した。
『テハ ココ!』その手も指定された位置に持っていかれ、しばしAは生れたままの姿で…!すぐにタオルをかけてくれたが、それま
での時間がすっごく長く感じられた。

しばらくしているとT氏が吹き出したように大声で笑い出した。笑いが止まらないってかんじだった。T氏担当のマッサージのおばさ
んも笑いだした。 『ワカラナーイ、ワカラナーイ』といいながらAの担当のおばさんも笑っている。
AとT氏は頭同士向かい合って寝ているのでAにはその笑いの原因がわからない。 そこでAは考えた。T氏も丸裸のはず…仰向け
に寝ている…、えーっ! も、もしかして!!どうして笑っているのって聞けば良かったのだろうけど、恥ずか しくって聞けなかった。
でも後からT氏が教えてくれた。最初からおばさん達はなにやらタイ語でよくおしゃべりしていた。何をしゃべっているのかはわから
なかった けれど、その抑揚がおもしろくって思わず笑ってしまったのだそうだ。

ちなみにT氏はちゃんと下着を付けていたそうだ。『だって、アンダーはつけるって最初の説明の時にいわれたやろ?』
だって、おばさんに連れて行かれたから、そんな時間なかったもん! 珍エピソードを造ってしまったタイ式マッサージはサウナの時
間も含めて1時間半程で終わった。
いつも、バタバタとあそこもここもってかんじで忙しく動き回る旅を
している私達 だが、今回はヨーロッパの人達のようにゆっくりし
ようね。と話し合って来たので プールサイドのイスに寝転んでお
昼寝したり、泳いだり、読書をしたりするべく、空いた長椅子を見
つけてそこに落ち着いた。タオルはプールサイドで無料で貸 し出
していた。

T氏はすぐにプールへと飛び込んだ。…とT氏の姿が一瞬消えた
!水深3mもあったのだ。このプール、だんだんと深くなっていて
私達が休んでいる イスの近くが一番深かったのだ。そんな事知
るはずもなく飛び込んだT氏はさすがに 驚いたようだった。なん
せ、足が届くはずだったのに届かなかったのだから…。
次にT氏は飛び込み台に向かった。Aがビデオカメラを向けるの
を確かめてからザブンと かっこよく(?)飛び込んだ。水面近くで
T氏の足が垂直よりもやや向う側に傾いて いた。Aはてきっり水
中でひっくりかえったのでは…と思ったが、水面から顔をだしたT
氏は満足げだった。
このプールサイドの長椅子でランチも取った。お昼寝も少しした
Aは読書をしようと本を持ってきていたが、写真を撮ったり、ビデ
オをまわしたり、泳いだり、おしゃべりしたりして、結局ゆっくり
読書をする時間はなかった。

でも、ヨーロッパの人達よりも長時間、ゆったりとした時間を過
ごしたよ
夕方近くになって、すぐそばの海に出てみた。プーケットはまだ
雨季があけてないみたいで、波が高く遊泳禁止の赤旗が立っ
ていた。タイの季節は暑季(2月中旬〜5月) 雨季(5月中旬〜
10月中旬)、乾季(10月中旬〜2月中旬)に分かれる。プーケッ
トの場合、熱帯モンスーン気候に属する為バンコクなどに比べ
雨季が少し長い
のだ。 雨季といっても日本の梅雨みたいに
ずっとシトシトと雨が降る訳ではない。天候不順 な日が多くな
り、よく晴れていても突然雨が降り出すというような場合が多い
のだ。

しばらく海の砂浜で戯れた後、いったんホテルへと帰り、午前
中に予約したパトンビ ーチ行きのシャトルバスの時間が来るの
を待った。今日の夕食はパトンビーチにある 『ナンバー4』
いうお店でおいしいプーケットロブスターを食べる予定だった。
シャトルバスで約15分。カロンビーチとはちがい賑やかなパトン
ビーチ
に到着した。私達は地図を見ながら、『ナンバー4』を捜
した。タイに旅立つ前、情報を仕入れる為、インターネットで見て
いたT氏があるHPに"絶対おすすめ度 5つ星!"とあったのを見
つけたのだ。値段も安いらしい…ということでやって来たのだ。
その店はパトンビーチのど真ん中、ソイポストオフィス(入口に郵
便局のある路地) の一番奥にあった。路地裏にある大衆食堂
という感じで2人でディナーとシャレこむような店ではない。一見
日本の魚屋さんを連想させるような店だ。

まず店内に入りテーブルに案内された後、飲み物を注文した。
私達はもちろんシンハービール!この ビールはくせがなくて飲
みやすいのですっかりファンになってしまったのだ。ホテルで
飲むと中瓶120バーツ
だったのにここでは大瓶80バーツ位
だったと思う。
次に料理の注文!インターネットで仕入れた情報でイチオシだ
った『プーパッポンカ リー(カニと野菜のカレー味炒め)』
ロブスタを注文した。心配しなくてもちゃん と日本語のメニ
ューがあるので困らなかったよ。ただし英語のメニューには写真
がつ いているが、日本語のメニューには写真がついてなく手書
きでした。

注文が終わるとT氏がお店の人に連れられて店の外のいけす
にロブスターを選びに行 った。この店では生きたロブスターを自
分で選べるのだ!シーフード類は100グラム単位で値段が決ま
っている。
T氏が選んだのは100グラム100バーツで1.2kgのロブスタ
(ホテルでは100グラム250バーツもする!)だった。もちろん
カニ炒めのカ ニも自分で選べる!
お店のおばさんが、最初にプーパッポンカリーを運んで来てくれ
た。タイ語しか話せないからだろう、何も言わないで下向き気
味に料理をテーブルにおいてくれた。
そこでT氏とAは覚えたてのタイ語でありがとうと言った。『カー
プン・クラッ』『カープ ン・カー』

そうそう、タイ語は女性と男性では後につける言葉が異なる。
男性は『〜・ クラッ』女性は『〜・カー』というのだ。
そのおばさんは顔をあげてニコーッとして くれた。なんだかとっ
ても嬉しかった。次にたくさんの香草をふりかけて焼いたロブス
ターを運んできてくれたので、今度は『アローイ!(おいしいよ)
って言ってみたおばさんははにかんだ笑顔を見せて、小さな
声で『カープン・カー』っていってくれた。タイ語を覚えてきて良か
った…って思えた瞬間だった

T氏が選んだロブスターは頭の先からシッポの先まで身がぎっ
しり詰まっていて、残す所がないくらいだった。身もプリンプリン
していた。しばし、2人無言で1匹のロブスターにかぶりつきたい
らげた。後には皮の残骸の山が残っただけだった。
もうお腹いっぱい!舌もお腹も十二分に満足した。『タオラ〜
イ?
(いくらですか?)』 Aのタイ語はまたまた通じた!!
なんだか気持ちもすごく満足!おまけに2人で飲んで食べて
1,500バーツ(日本円で\4,500位)だった。お財布までも満足、
満足!!!食後、少しパトンビーチをブラブラ散歩した。途中
シンハービールを買いだめした。1缶29バーツだったんだもん

T氏もAも途方にくれた。でもここまで来て何もしないなんて!
と思い直したAは『ねぇ、一緒にバナナボートに乗らない?4人
で乗るとおもしろいかもよ。1人600バーツだって!』と東京のOL
2人組(A&Oさん)に提案したらOKだっていうんんで、サニットに
さっそくだんどりをつけてもらって私達は初めてのバナナボート
を体験に
(つづく↓)
<4日目>今日はOPの『コーラ ル島』に行く。朝8時半、ホ
テルのロビーでサニットと待ち合わせしていた。サニットといの
は私達がプーケットに着いた日、空港〜ホテルまでお世話して
くれた現地ガイドさんなのだ。雰囲気が大好きな友人に似てい
るので、T氏が気にいって今回一緒に行く事を条件にこのOPに
申し込んだのです。
このOPでは東京から来ていた女の子2人組みと一緒だった。
10分程車で走るとシャ ロン・ビーチに到着!そこからモーター
ボートで約15分位の所にコーラル島(珊瑚島 )はあった。
島に到着してまずビーチサイドの長椅子をレンタルした。無料
だと思って いたのに1人60バーツとられた。

しばらくして、マリンスポーツ担当の日本人スタ ッフらしき女性
がメニューを聞きにきたので『何がありますか?』って聞いてみ
た。すると、体験スキューバーダイビング2,000バーツ、シーウォ
ーカー2,000バーツという。高い!!ぼったくりだぁ〜! ここに
来るだけでひとり7,000円も払っているのに…ちょっとま考える
事にして断った。
この日はお天気も曇り空で、肌寒いほどだったので海に入るの
も躊躇していた。どうすんのよぉ〜、高い料金払ってこんな所ま
で来て何もできないのぉ〜?今日一日ずっとここのイスに座っ
て海を眺めているわけ? (←つづく)
まさしく名前のとおりバナナの形をした浮き袋のようなボートにま
たがりモーター ボートにひかれながら出発した。
コーラル島付近は波も高いので、すぐ隣の島の周りまで行くって
事だった。なるほど、確かに波は高い!先頭にT氏、A、Oさん、
Tさんの順でまたがっていた。波のしぶきがAのところにも容赦
なく届き、目を開けていられないほどだった。前にまたがってい
るT氏は波をはねる度にピョンピョンとはねている。それが妙に
おかしくてAは大笑いしてしまった。浮いたおしりが着地する所が
毎回ずれていてAは最初、ふざけているのかと思った『そんなふ
ざけているとおっこちるでしょ!』『ふざけてないよぉ〜』。バナナ
ボートって先頭の人はなぜだかピョンピョンはねるのねぇ〜(後で
すれちがったバナナボートの先頭の人も1人だけはねていた…)。
T氏は先頭だけではなくて全員がそうだと思っていたらしい。 隣
の島付近まで来ると波も穏やかになり、目をあけて存分に楽し
む事ができた。なんとも気持ちがいいっ!…と急にボートがカー
ブして私達は振り落とされた!!一瞬恐怖!
救命着をつけていたのでかなづちのAもかろうじてプカプカ浮い
ていたが、こういう予測のつかない事態になった時ってあせる
のよねぇ。Aは必死でできないハズのたち泳ぎをやっていた…
『バナナボートでは一度は必ず落されるんだよね。』Tさんが教
えてくれた。…と、その時『サメッ!!』モーターボートを運転
していた現地の人が日本語でそ う言った!もう私達はパニック
!!ふと見るとその男性達は大声で笑っていた! かつがれた
…。(爆)

早くバナナボートに戻りたかったが、登り上がるのが難しい!
なんせ Aは体重が重いもんでそう簡単にはあがれなくて大変
な体力を使ってしまった。やっとの事で皆戻る事ができた。
小さな島の周りを1周。微妙にバランスをとりながら楽しんだ。
周りの風景を見る余裕もでてきた。するともう1回落された!わ
ざとではなかったようだったが、今度はAも落ち着いていた。た
だ、やっぱりボートに這い上がるのは至難の業! こうして30分
あまりの初体験は終了した
ビーチサイドのイスに座って休んでいると、サニットがシュノーケ
リング用の水中メ ガネを持ってきてくれた。1人60バーツ。『ホ
ントにお魚さんいるのぉ?』『サカナ、 タクサン、イル!モシ、イナ
カッタラ、リョウキンカエス!』。そこで波打ち際に浮かんで見るこ
とにした。すると小さな縞模様の魚の群れや水族館にいるような
大きな魚が見えた。サニットが魚のエサだといって食パンをたく
さん持ってきてくれたのでちぎって水中にただよわせると、たくさ
ん寄ってきてそれを食べた。 おもしろいっ!水がキレイなので水
中に顔をつけなくてもその様子はうかがえた。 足が届く所でもた
くさんの魚達に餌付けできた。T氏ももう夢中!『写真撮るよーっ
!』って呼んでも、気付かないで子供のように夢中で餌をやって
いる。T氏はもっとたくさんの魚達をひきつけようと、片手にいっ
ぱいのパンを握り、それを細かくしながら漂わせていたら、指の
隙間からはみ出ていたパンに大きな魚がかみついた!と同時
にT氏の指にも一緒にかみついた!!T氏負傷!!水につけ
ているから血が止まらない!怖くなったT氏は、それからは小さ
な魚だけに餌をあげてました(笑)
『ゼヒ、トムヤンクン タベテネ』とサニットに薦められて、昼食に
トムヤンクンにチャレンジすることにした。ビーチからすぐの所に
コテージやプール、レストランもあった。藁葺き風の屋根がつい
ただけの、いかにもアジアって感じのレストラ ンだった。テーブ
ルの上には並びきれないほどのタイ料理が並べられた。

昼食後、海で魚と戯れていると、サニットが『ゾウサン、イキマシ
ョウ』と呼びに来たので、再びモーターボートに乗り込み島を後
にした。
『マエニ ノリマショウ キモチ イイカラ』というわけでモーターボー
トの先頭に乗り込んだ。やがてボートが動き出すと、これがなん
とも気持ちがいい。波が高いので上下の揺れが小刻みに激し
い。ボートがカーブすると『イェーイ』と皆で声をあげた。特にOさ
んとAは声を合わせ て歓声をあげていた。ボートを操縦してくれ
ているお兄さんは、私達の反応があまり にも良かったからか、
わざと何度もカーブを繰り返してくれた。

約15分程でシャロン・ビーチの船着場に到着。もう1回往復して
ほしいくらいだった。シャトルバスに乗り込む前にサニットがヤシ
の実にストローをさし ただけのヤシの実ジュースをごちそうし
てくれた。ストローは2本さされていたので T氏とAは2人で一緒
に飲んだが、2人共おなかがチャポチャポになるくらいたくさんの
水分があったのにはびっくりした。飲んだ後のヤシの実は象さ
んの餌になるのだそうだ。
最初は1時間で1人1,200バーツといわれていたが、この日はす
ごく混んでいて、30分に変更してもいいかとサニットが言ってきた
30分だったら600バーツやろうね』『ハイ モチロン 600バーツ
』交渉成立。少し待った後私達から象に乗る事になった。あんな
大きな象にどうやって乗るんだろう?って不思議だったけど、竹
で組んだ櫓に案内されて納得!ちょうど象の高さに合わせてあ
る。背中に簡易式のイ スをくくりつけてあるので、それに座る。
象の首の所には調教師というか、象の運転手さんがまたがって
いた。

私達がイスに座るとゆっくりと象が動き出した。敷地内のジャング
ルのような所を歩いていく。前日に雨が降った為道がぬかるんで
いて、まるで本物のジャングルを探検しているみたいな錯覚を覚
えた。
途中、木の上でヤシの実を採っているお猿さん とか、体を洗って
もらっている水牛とかを目にした。
象はきままに途中、立ち止 まって木から葉っぱを鼻でむしりと
って食べたり、大きな迫力のあるフンをしたりした。

30分って聞いた時はたったそれだけ?って思ったけど、いざ乗
ってみると充分楽しめる時間だった。まるでジャングルの王タ
ーザン
にでもなったかのような、天下を取ったような、そんな居
心地の良い時間だった。
『象さんの背中に触ってみ。あったかいで〜。』と、T氏。そーっと
素足をあててみると本当だ!あったかい。そして体毛がゴワゴワ
していてくすぐったかった。

象を下りた所でサニットが待っていた。『ドウダッタ?タノシカッタ
?』Aはニコ ニコしながら『アローイ!アローイ!』って答えた…サ
ニットの動きが一瞬とまって、目をテンにしている。どうしたんだろ
う?Aが不思議に思っていると『ゾウサン、 タベタ?ゾウサン、タ
ベタ!!』T氏も東京の2人組も大爆笑!…またしても失敗してし
まった。
Aは<楽しかったよ>っていう意味で『アローイ』と言ったのだが
本当は、<楽しかったよ>=『サノ・ウマウマ』おいしか
ったよ
>=『アローイ』 なのでした。Aはこの旅の間よくこの2
つの言葉を混同して使ってしまいました。
この日はトゥクトゥクでホテル迄帰るつもりだった。トゥクトゥクに
乗るのは初体験!幸いにもコカレストランでの私達の席は窓際
の席だった為客待ちしているトゥクの運転手さん達の様子をゆっ
くり眺める事ができた。T氏はその中でも一番人の良さそうな人
を見つけ、乗るんだったらこの人と決めていたようだった。
レストランを出ると、まっすぐにその運転手さんのトゥクトゥクへと
近づき値段の交渉を始めた。 交渉はホテル迄2人で100バー
でまとまった。さっそく軽トラの荷台にホロをつけ たトゥクトゥク
へ乗り込んだ。乗り心地はまずまず!約15分程でカロンビーチ
のホテルに到着!トゥクトゥクの運転手さんとしっかり記念撮影
もしたよ(上写真)。
再びシャトルバスに乗り込んで、次はプーケットタウンでおみや
げもの屋さん巡り。以前インドネシアに住んでいた友達のKにお
いしいよってすすめられていた『コカ・レストラン』 のプーケット
店がこの街にある

夕食を取るにはまだ時間も早かったし、昼のごちそうのおかげ
でおなかもまだすいていなかったので、プーケットタウンをぶら
ぶら散策してみる事にした。コカレストラ ンの前でどこに行こう
かと地図を見ていると、トゥクトゥクのおじさんが『カンコウ カンコ
ウ』と声をかけてきた。T氏がちょっと間そのおじさんの話に耳を
傾けてしまった為、『ノー!』といってもしつこく後をついてくる。
私達は早歩きで歩きながら手を振り『ノー!』と何度もいったの
にしばらく後をついてきたのには閉口した。トゥクトゥクのおじ
さんに声をかけられた時には最初に強めの口調でハッキ
リ『ノー!』といいましょう!

コカレストランへ戻った私達はタイ風しゃぶしゃぶを注文した
ちょっとかわいいウエイターが写真付きのメニューを持ってきて
くれた。一品づつ自分の好きな具を頼む形式らしく、いろんな具
がメニューいっぱいに載っていた。が、初めてなのでどれを頼ん
だらいいのかわからないそこで、お勧めは何?と聞くと指でいく
つか指してくれた。私達は首を縦に振ったり、横に振ったりして
なんとか注文を終えた。
やがてしゃぶしゃぶの鍋と材料が運ばれてきて、ウエイターが
目の前で作ってくれた。

初めて食べたタイ風しゃぶしゃぶは、あっさりしていておいしか
った。つい食べ過ぎてしまった。 (←つづく)
<5日目> この日はいつもよりちょっとだけ遅く起き、いつもの
レストランで朝食をとった。 今日はどうしようか、どこいこうかと話
し合った結果、パトンビーチとは反対方向 をブラブラ散歩してみ
ようと言う事に決定!右側に海を見ながらかなり歩いた。
そこに、『DINO PARK』を発見!"地球の歩き方"にも載ってい
たのでそこが何であ るのかは知っていた。
恐竜時代をイメージしたパット専用のミニゴルフ場なのだ。
Aは日本を出発する前から、興味を持っていたのでさっそく、入っ
てみることにした。 受付で名前を書くとパターとスコア表を渡さ
れた。それを持ってコースに出てみると そこは、ガイドブックで読
んだとおりの恐竜時代だった。恐竜の模型が戯れる中、ボール
をころがしていく。
最初T氏は子供だましのコースだとたかをくくっていたようだった
が、どうして、どうして!なかなかパーをとるのは難しかった。途
中、恐竜の卵等の障害物があったり、狭い橋の上をうまくボール
をころがしたり、登り坂があった り…。Aはズルをしようとして一
度池ポチャしてしまい、T氏にボールをとってもら うハメにもなっ
た。子供も楽しめるし、大人でも充分楽しめる所だった。
18ホールを 周った結果はAの勝利だった!
ゴルフを終えておなかがすいたので昼食にそのパーク内のレ
ストラン
でハンバーガー をパクついた。そのレストランも恐竜時
代をイメージして作られており、イスもテー ブルも丸太風だった
ハンバーガーの味もなかなかグーだった!

料理を運んできてくれたウエイターさんにお礼のつもりで『おいし
いよ』を、Aはお得意(?)のタイ語で『サノ ウマウマ』と言った。
ウエイターさんはなぜか首をかしげた。アッ!!またやってしま
った!『おいしい』は『アローイ』だった…。T氏がすかさずフォロ
ーをしてくれたので助かった…。
ホテル内で夕食をとった後、午前中にデスクで予約しておいた
『サイモンキャバレー・ショー』
に行った。
『サイモンキャバレー』とは、ニューハーフ達のシ ョーを見せ
てくれる所だ。

私達がキャバレーに到着した時は、ちょうど一回目のショーが終
わった所でニューハーフダンサー達は建物の外に出てきて観客
と一緒に写真を撮っていた。 これもこのキャバレーのサービス
の一環なのだが写真を撮るとチップをせがまれる。 なにも知
らないでボーッとしていると何人ものダンサーに腕を組まれ写真
を撮り高額なチップを請求されるそうだ。

T氏はビデオを撮っていた。すると、どこからか『ビデオ!ビデオ
!』と声が聞こえ、あっと言う間に T氏は美しいニューハーフ達
に周りを囲まれた。さすがのT氏もこれにはびっくりしたようだった
2回目のショーの時間が来て、私達も劇場内に入った。私達の
席は前方の真ん中付近! ラッキー!ショーはすぐに始まった。
まるでニューハーフ版宝塚って感じだった。
ここのニューハーフさん達は本当にキレイ!とても元男性だな
んて思えない!ちゃんと手術も済ませているんだそうだけど、
それにしても豊かな胸といい、キュッと引き締まったウエストと
いい、細くかぼそい指といい、スラッと伸びた足といい…正真正
銘女性であるAが嫉妬を感じる程キレイ!!
ショーの方もクルクルとステージが替わる。幻想的なものがあっ
たり、現代風なものがあったり、途中何回か、お笑いもあった。
美人とはいえないニューハーフさんが日本髪に着物、それに見
ただけで笑えるようなメークをほどこし、お歯黒にして現れて前
列に座っているハゲ頭の男性の頭にキスの嵐を贈ったりすると
場内は拍手喝采と 笑いでドッと盛り上がった。2時間のショー
はあっと言う間に終わった。
ショーの後、お目当てのキレイなニューハーフさんをつかまえて
写真を撮ってもらった。『チップちょーだい!100バーツネ』と日本
語でふっかけてくるがココは笑顔で 『ノー』といおう!相場は20バ
ーツです!私達もノー!といって20バーツ渡しました。お目当て
でない人が写真、写真といって腕を組んできたりしたけど、それも
私達はお断りして逃げました。
ちょっと恐かったけど(?)楽しい時間でした。ココはおすすめです
よ!
<6日目> いよいよ帰国する日です。いつもの事ながらなごり
おしい!午前中はまだ時間があったので、私たちはもう一度、パ
タヤビーチに行ってみることにしました。

途中でトゥクトゥクをひらおうと、テクテクと徒歩でホテルをでまし
た。 ホテルの前にたくさんのトゥクトゥクが止まって声かけてきた
んだけど、値段の交渉で折り合いが会わず、私たちはもっと安い
トゥクトゥクを目指して歩いてました。 ところが、なかなかつかま
らない!かなり歩いてもカラのトゥクトゥクが通らない! 仕方なく
途中、止まって客待ちしているトゥクトゥクのおじさんに値段交渉
をしました。
私たちの希望は50バーツ!でもそれをいうと大きく目を見開いて
手を横にふるんです。なかなかウンといってくれない。頑張ったけ
ど、歩きつかれた事もあり、結局100バーツで行ってもらうことに

ところがトゥクトゥクだとばかり思ってたのに、 タクシーだったので
す。車内は冷房が効いてて快適!まぁ、これなら100バーツでも
仕方ないか…と納得しました。

パタヤビーチでは、昼食にイタリアンレストランでスパゲティを食
べました。 この店は最初にこのビーチに来た時にヨーロッパ人
がたくさんはいっていたので きっと、おいしいのだろうと目をつけ
ていたのです。お味は特別おいしいって程でもなかったけど、ま
ぁまぁでしたよ。
昼食後、おみやげ等の買い物をして、またトゥクトゥクのおじさん
と値段交渉!なんだかガイドブックに書いてあった料金よりは高
めだけど、途中、景色の良いところで写真撮影させてくれる…と
いう条件で交渉成立しました。
再びホテルに戻った私達は予約していた マッサージルームへ
!旅の最後をタイ式マッサージでしめくくったのでした。

1998年10月24日(土)19時10分、タイ国際航空5218便は私
達の思い出もいっぱいのせてプーケットを飛び立ちました。
バンコク着20時35分。バンコク・ドン・ムアイ国際空港では約
1時間半の待ち時間がありました。私達にはひとつだけ心残りな
事がありました。それは、ここまで来て、『ドリアン』を食べれなか
った事です。

空港内のどのお店にもすぐに食べれる状態のドリアンはありませ
んでした。…でも、『ドリアンアイスクリーム』という文字が目に
飛び込んできた のです。さっそく行ってみると、ハーゲンダーツ
のアイスのような容器で売っていたのです。2人で食べるにはち
ょっと多いかなと思ったのですが、ドリアン食べたい病 にとりつか
れていた私達は、買ってみる事にしました。
どんな味なのかドキドキ、ワクワクです。さっそく待合室の椅子に
座って食べてみました。
フタを空けるとプ〜ンと未体験の臭いがしました。そして味は…
食べられない事ないけど、もういらないって感じでしたね。あまり
おいしいとは思わなかったですね。

そうこうしているうちに時間はたち、バンコク発23時59分JAL
622便
で帰宅の途 につきました。帰りの飛行機は気流が悪い
のかかなりゆれましたけど、疲れでヘトヘトになっていた私達に
は丁度良いゆりかご状態で熟睡できました。

関空に到着したのは10月25日(日)7時30分でした。 初めて
のアジア旅行でした。湿気は多くてウン?って思いましたが、想
像以上に楽しめました。また、象さんに乗りに行きたいな。また
おいしいシンハービール飲みたいな(右写真)。そして今度こそ
生のドリアンを!!
……おしまい。