テーブルトピックマスター

テーブルトピックマスターは、自分の話す時間を少なめにして、できるだけ多くのメンバーが回答できるように考えます。
トーストマスターズのプログラムにはある伝統があります。すなわち全メンバーに例会でスピーチをするチャンスが与えられるということです。テープルトピックはこの伝統を守るためにあります。

例会が始まる前に回答者候補のリストを作ります。役割がない人が優先回答者候補です。準備スピーチ、司会、総合論評者など話す機会が多い人は回答者候補のリストから除外するか、順位を下げます。easySpeakのAgenda画面に、”Show # of Roles” というリンクがあります。    これをクリックすると、役割のない人が誰か分かります。他のクラブから来たトーストマスターも優先回答者候補です。新入会希望見学者などトーストマスターでない人を指名する場合には例会開始前に事前の了解を取っておきます。また回答できない場合にはパスしてもいいことを知らせておきます。

みんなでおしゃべりをしながら楽しく会食をしている時に、なぜかふと話題が途切れてしばらく沈黙が続く。この白けたムードを払拭する練習をするのがテーブルトピックだと聞いたことがあります。従って誰もが簡単に答えられるような軽い話題が適しています。もっともあなたがプロ野球が好きだからと言って、回答者も野球を知っているとは限りません。日米以外の国では野球のルールも知らない人が大半です。一方でトーストマスターズクラブが目的としているリーダーシップをとるような人々はインテリが多いです。フランスでは政治は食事時の軽い話題です。知的な会話を楽しみましょう。

前置きは30秒以内を目安にするといいと思います。
・質問を言い、それから誰かに当てます。
(「○○さん、○○についてどう思いますか?」というのはまずいスタイルです。)
●参加者全員が、自分に当たったらどう答えようかと考える時間を持てることが重要なので、質問を言ってから10−15秒ほど必ず間を置いて下さい。その後で、誰かを指名して下さい。
・全ての質問を終えたら、計時係報告を求めます。制限時間内の受賞資格のある人の中から優秀賞を選出するための投票を促します。

マニュアルを良く読んでください。 国際本部作成の役割の説明