準備スピーチ

トーストマスターズクラブは単なるおしゃべりの会ではありません。 米国にある国際本部で作成された教程に基づいて学ぶ自発的教育団体です。 全世界145カ国にある16200のクラブで36万人の会員が同じ教程を学習しています。 しかし学校や塾などの教育機関と異なり、先生や講師、指導員はいません。 Learn by doing (自ら行うことにより学ぶ) を行動原理とし、 国際本部から提供される教本(Pathways)の指示に従い、 課題を一つ一つ達成することにより、コミュニケーションとリーターシップの能力を身につけていきます。 教本に記された課題が達成できたかどうかは、会員間の相互論評によって評価します。

プロジェクトを読んでその指示に従って実行し、達成度を論評で確認する、 これがトーストマスターズクラブの基本です。

入会して最初に取り組むのが「アイスブレーカー」という課題のスピーチです。 このプロジェクトは入会手続きが完了する前でも入手できます。
https://www.toastmasters.org/pathways-overview/ice-breaker
まずはこのプロジェクトをしっかり読んで、指示通りに準備をしてください。
最初のスピーチは自己紹介です。でも6分間であなたの人生のすべてを語ることはできません。
ではどうすればよいか、がプロジェクトに書いてあります
この最初のスピーチでプロジェクターを使うことは、多くの場合、効果的ではありません。 聴衆になじみのない国の出身者が世界地図を示すような場合を除いて。 自己紹介スピーチではあなたの顔を覚えてもらうのが目的ですから、聴衆の視線がスクリーン上に行ってしまうと目的を達せられなくなります。
時間内に収まるように何度も練習しましょう。
ビデオや録音も効果的です。
自信がついたら、一度メンターの人に聞いてもらうのも良い方法です。 直接会う機会がなくても、Zoomなどが使えるかもしれません。 10分程度の電話代なら出かける交通費よりも安いかもしれません。

スピーチが終わったら、パスウェイズを開いてプロジェクトの完了を記録して、次のプロジェクトに進みます

次のスピーチの準備をしましょう。
2番目のスピーチは「論評とフィードバック」です。
パスウェイズの説明をよく読んで入念に準備をします。 準備ができたら、準備スピーチのスケジュールを予約します。 オンラインシステムから予約できますが、 教育担当役員にメールで希望を伝えていただいても結構です。
tsukuba-wagoEC @ googlegroups . com空白を除き半角で入力しなおしてください
にメールを出せば、教育担当役員を含む役員全員に届きます。

入会後は、例会に出席すれば何らかの役割が割り当てられるでしょう。
例会での役割のやり方は国際本部のマニュアルに書いてあります。