平成18年 3月13日  NO.115

春近し
雪解けが進み、桜の開花を待つ時期となってきました。今年は20年ぶりの豪雪で、たしかに年末年始は除雪に苦労しましたが、その後はまとまって降ることもなく、豪雪はだいぶ前のことだったような気がします。当院駐車場の融雪ポンプの稼働時間をみると、昨年の冬(平成16年12月〜平成17年3月)は、244時間でしたが、今年の冬はこれまでまだ170時間であり、一冬を通しての降雪量はそれ程多くなかったようです。
今年はインフルエンザにかかる人が少なく、昨年のような流行に至らずこのまま終息しそうです。これは、新型インフルエンザの発生への危機感もあり、みんなが予防を心がけていたからでしょうか。それにかわって、感染性胃腸炎がはやり、点滴を受ける方が多数いらっしゃいました。ところで私も不覚にも風邪をひいてしまい、皆さんにはご迷惑をおかけしました。診療はとにかく続けましたが、治るまでに2週間程かかってしまいました。日頃患者さんにも言っていることですが、早く治すためには、薬にたよらず十分安静をとることを痛感しました。

2月、3月の分娩は、大雪を心配して里帰り分娩をキャンセルされる方がいくらかおられ、病床にも余裕をもってやってきました。しかし4月以降はまたベッドにあまり余裕のない状況が続きそうです。その点皆様にご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、スタッフ一同皆様に満足のいく入院生活を送っていただけるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします。