平成21年 3月 9日  NO.192

来年はバンクーバー五輪

ウィンタースポーツシーズンも終盤にさしかかっていますが、4年に一度の冬季オィンピックは、来年、カナダのバンクーバーで行われます。それに次ぐ世界選手権は、スキー競技では、2年に1度開催され、先月行われました。日本選手の結果は、アルペンでは振るいませんでしたが、ノルディックでは活躍してくれました。
まず、男子では、複合(ジャンプ+距離)団体で金メダル、ジャンプ団体では銅メダルを獲得し、複合個人でも二人入賞しました。女子も、メダルはなりませんでしたが、距離団体スプリント(2人でバトンタッチしながら交互に走る)で4位入賞、20kmリレーでは7位と過去最高の順位を記録しました。この結果を見てもわかるとおり、リレーを中心とした団体種目での活躍が目立ちました。

我々日本人は、小さい頃から、運動会の最後の花形種目であるリレーでの活躍にあこがれ、日本独特の種目である駅伝に国中が盛り上がります。バトンあるいはたすきを引き継ぐ、その重みの感じ方が、他国の選手に比べて非常に強いのかと思われます。そして、その重みが、今回は重圧にならず、逆に力となって持てる実力を出し切り、好成績につながったのかと思います。

この他にも、フィギュアスケート、スピードスケート、モーグルスキーなどで日本人選手の活躍が期待されます。来年のバンクーバー五輪が今から楽しみです。