平成22年 6月 28日  NO.226

サッカー日本16強へ

サッカーW杯南アフリカ大会で、日本代表は予選リーグを突破し、決勝トーナメントへ進出しました。
大会直前のテストマッチでは4連敗し、私を含め多くの日本人が、あまり期待を抱かずに、初戦のカメルーン戦を迎えたと思います。ここで日本は、これまでとは違った戦略をとって試合を進め、10で勝利しました。続くオランダ戦では、世界ランク4位を相手に、敗れはしましたが、ひょっとしたらと思わせる、いい試合をみせてくれました。そして、デンマーク戦では、胸のすくような試合で、31で勝利を収めました。ほんとうに、一試合一試合、試合を重ねるごとに強く、たくましくなっていくようで、決勝トーナメントでも、期待せずにはいられません。その強さは、チーム(組織)として意思統一した統制のとれた動きと、メンタリティーの強さからきているといわれています。そういえば、野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)で、パワーのあるアメリカや中南米のチームを相手に、日本と韓国が勝ち上がっていったのも、徹底したチームプレーと、絶対に勝つという強い精神力があったからでした。こういった世界一を決めるような重要な試合で、しかも短期決戦となると、個々の能力ももちろん必要ですが、それを、試合に勝つために、局面に応じて最大限に発揮できるようにするのがチームプレーであり、メンタリティーの強さではないかと思います。
次の試合は29日のパラグアイ戦です。そして、目標のベスト4も夢ではありません。