平成23年 3月 21日  NO.245

東日本大震災

311日午後に突然襲ってきた、“東北地方太平洋沖地震”。そして、翌12日未明の長野県北部地震。その地震と津波による被害、さらには、福島の原子力発電所事故による被曝の恐怖と、心休まることのない日々が続いています。犠牲となった方々のご冥福をお祈りするとともに、この地域に住んでいる我々は、ほぼふだん通りの生活ができることに感謝し、被災地の復興のためにできるだけのことをしていきましょう。

まず第一にできることは、節電でありましょう。これにより、復旧に必要な電力が確保され、また、我々にとっても、計画停電を回避することができます。また、計画停電が実施されても、これをしっかり受け入れ対処していきましょう。当院の計画停電への対応については、実施されれば、その時間帯は外来は休診とさせていただきますが、実施されなければ、通常通りの診療をいたします。また、停電中に分娩となった場合でも、できる限り当院で対応させていただきます。詳細は、院内に掲示してあります。

さらに、できることの第二は、被災地から避難された方々をあたたかく迎え入れることではないでしょうか。すでに、上越市では、福島県からの避難者を受け入れておりますし、その中に妊婦さんがいらっしゃれば、当院でもできる限り分娩を受け入れたいと思います。もし、ご親戚や知り合いにそういった妊婦さんがいらっしゃればご連絡下さい。