平成23年 11月 14日  NO.262

119番の日

119日は、“11”と“9”から‘119番の日’という記念日で、防火に対する意識を喚起する日であり、また、秋の火災予防運動の始まる日ですが、皆さんご存知でしたか。当院では、この日に、今年2回目の防災訓練を行いました。当院は、特定防火対象物に該当し、年2回の防災訓練が義務付けられており、火災や地震を想定した、通報訓練、消火訓練、避難訓練を行っています。

当院では、開院してからの10年間で、中越地震、中越沖地震と2度の大きな地震を経験しましたが、いずれも、この訓練を生かして、対応してきました。しかし、今年の311日の東日本大震災では、津波による被害が甚大で、また、この上越地域でも、過去に10m以上の津波に襲われたという記録もあるということで、津波をも想定した防災の必要性を痛感しました。当院が建っているこの場所は、海抜5mくらいですので、2階に上がれば10m以下の津波が来ても大丈夫ですが、10m以上の津波が襲ってくるとなると、高台に避難する必要が出てきます。では、どこに避難すればよいかということになると、春日山が一番でしょう。当院から出て、西に春日山に向かって1.5km程のところに、春日山神社下の駐車場がありますが、そこは、海抜670mですので、そこまで行けば安全です。

皆さんも、現在住んでいる所や勤務先の海抜を調べて、いざというときの避難場所を考えておきましょう。