平成16年3月1日 NO.62

もうすぐ春
今日から 3月。雪もとけて、春を感じさせる時期になってきました。
インフルエンザは下火となり、このまま終わってくれと願っています。今年のインフルエンザは、当院での検査の回数、抗ウィルス薬の処方数から見ると、昨年並みかやや少なめでした。ただし、また最近、インフルエンザウィルスB型の発生報告もあり、もうしばらく 気を緩めずに予防を続けて下さい。
今年の冬も、このまま少雪で終わりそうです。当院開院以来、3度目の冬を終えようとしていますが、当院駐車場の消雪ポンプの稼働時間を見ると、今年は 3年間でいちばん使用量が多い年でした。それでも、最深積雪は1mをこえることもなく、また 消えるのもあっという間でした。
私が小学生の頃は、金谷山でスキーをして、そのままスキーをはいて家まで(大手町の実家まで)帰ってこれたものでした。昭和60年の大雪の時は市内で一斉雪降ろしが行われ、新潟から高速バスで帰省した時は、バスが市街地に入れず 途中でおりて歩いて家に帰ったりしました。
こういった時代を経験したものにとっては、毎年雪がふり始めると、今年は大雪になるかもしれないと覚悟を決めて除雪をはじめますが、ここ数年、いや十数年はまだこんなもんじゃないと思いつつ、そのまま冬が終わってしまいます。何か物足りない気もしますが、そんな事を言っていると、来年こそ大雪になるかもしれないので、この辺で終わりにしましょう。