当クリニックの理念


image1 出産は、太古の昔より、尽きることなく続けられてきた営みでありますが、科学の進歩した現在でも、そのメカニズムの全容が未だ解明されていない神秘的な現象です。神秘的であるがゆえ、出産は非常にドラマティックで、私達に感動をあたえてくれるものですが、その反面何が起きるかわからない危険性と背中合わせの面をも持ち合わせています。
一生のうちに数回しか経験できない妊娠、出産。この素晴らしさを十分味わってもらうために、当クリニックでは自然分娩をお産の基本にしています。そしてできる限り医療の介入を少なくし、自然の経過を見守っていきます。しかし中には、合併症などにより、妊娠中から母児の監視、治療が必要な方もいらっしゃいます。また、妊娠、分娩進行中にそれまで順調にきていたものが、突然異常をきたす場合もあります。そういった場合には、母児の安全を第一に考え、最新の医療と真心をもって安全に分娩を終了するようお手伝いいたします。

胎児は受胎後早い時期から、考え、感じ、記憶し、行動しています。妊娠中から、父親も含めた親子のかかわりを持ち、一緒に出産を乗り越えることで、その絆が一層深まり、赤ちゃんの心身共に健全な発育が約束されます。私達は、妊娠、出産を通じての親子の絆を大切にし、赤ちゃんの健やかな成長を応援いたします。

また、当クリニックでは、妊娠、出産を取り扱うだけでなく、女性の方の一生涯を通しての健康管理のお手伝いもさせていただきます。
思春期におけるさまざまな悩み、月経に随伴する諸症状、結婚後なかなかお子さんを授からない方々、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、子宮癌といった婦人科疾患、さらに更年期障害など、女性特有の体の変調、病気について、御相談に応じ、当クリニックでできる範囲の治療をさせていただきます。そして、一生涯を通しての女性のヘルスケアのお役に立てるよう努力いたします。
image2


上田院長写真

医学博士
日本産科婦人科学会認定医
母体保護法指定医

昭和59年  群馬大学医学部卒業
昭和59年  新潟大学医学部産婦人科入局
昭和60〜63年  研修病院ローテーション
昭和63年  新潟大学医学部産婦人科医員
平成2〜5年  アメリカ・メリーランド州
American Red Cross,
Jerome. H. Holland Laboratory 客員研究員
平成5年  新潟大学医学部産婦人科助手
平成8年  上越総合病院産婦人科医長
平成13年  上田レディースクリニック院長

新潟県上越市出身



戻る