平成13年6月の日記 

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平成13年6月15日 早いなぁ。

アムロってちょっとイってるよね<CS

6月も後半にはいり、新入社員の加藤と深見も仕事を覚えてきた。相変わらず加藤は加藤だが、それでも少しずつ仕事を覚えてきているようだ。まあ、そろそろ働けるようになってもらわないと金のない企業だけにしんでしまうしな。

明日は休み。なんとなく小康状態の細君を連れだって両親の所へ。両方の親との昼食会はなかなかめんどくさくて、今から心が憂鬱。気にしないけど。

我が爺様が入院した。87才だからいつ死んでもおかしくはないし、そろそろ死ななきゃ周りが不幸だ。

でもあの爺様は生き続けるであろう。無敵の爺様だからな。

細野不二彦「愛しのバットマン」全13巻読了。細野不二彦は系統的に物語りモノと職人モノがあるがこれは職人モノに属する作品。キッチリとした語り口調と個性あるキャラクター。漫画の基本はここにあるって感じ。

平成13年6月12日 誕生日。

本日、誕生日。おめでとう京極。

キャッチーな言葉は「エロ」よりも「女子高生性病」という方がみなさんの目を引きつけることを知った。エロよりも女ですか、みなさん?「どすけべ奥さん」とか「痴漢電車」などという言葉ももしかして有効かもしれんね。

男のオナニー論聞いても嬉しくないと言うことですか?けっ。あ、私だったら嬉しくはない。

昨日の路線は間違っていたようだ。エロ語りは失敗ですな、これは。

平成13年6月11日 熱く語る。

今日はアクセスがほんの少し跳ね上がった、というかなんというか、なんだけれど。まあ、久しぶりに更新報告をあちこちでやったんで当たり前かもしれない。

が、しかし、その一端は間違いなく更新報告のキャッチコピー「女子高生の二人に一人は性病云々」というモノにあったのだと思う。

やはりエロは素敵だと思う。「エロい」という言葉があるが、私は他のどんな卑わいな言葉よりもこの言葉が好きだ。ストレートでわかりやすく、それでいて濃密で粘着質なエロスを感じる。それでいてすっきりとした響き。

無論、主観だが。

キャッチーな言葉に引きつけられた諸君。エロを謳歌しようではないか。エロは偉大だ。

夜、部屋明かりによって窓に浮かび上がった隣のお姉さんのエロティックなシルエットでオナニーをした中学時代。電車通学の時、どうしても痴漢がしたくてしたくてたまらないが出来ないので、想像でオナニーした高校時代。一人暮らしの女友達の家を訪れて「夕食作るね」などと彼女が買い出しにでた瞬間にオナニーをした大学時代。漫画喫茶のトイレの中で入ってくる人におびえながらもオナニーをした、つい先日。

どうだね、彼女や細君とのセックスなど、この至福とも言えるエロ空間に入る隙間などあるか?ないのだ。

愛や恋というのはエロいとは軸が違う話なのだ。微妙につながりつつ、それは決定的に違う。

浮気をする男はこのエロい誘惑に勝てないのだ。妻に愛は持っている、だが妻とのセックスでは「エロ」などというものは存在しない。エロとはアブノーマルとの境目にあるモノだからだ。

妻とのセックスはアブノーマルと対局にある日常であり、愛が育まれお互いをより深く知る楽しさはあるが、エロは存在しないのだ。

私のエロは常に一人の状態での妄想の中にある。当たり前だ。私のエロ魂(エロスピリット)はアブノーマルと公序良俗に反するモノばかりだ。と、いうかそれしかない。

だからオナニーをする。アブノーマルな欲望・願望に支えられた、特殊な環境を想定したり作り出したりしてのオナニー。最高のモノであると思う。

何度も何度も書いてきたことだが、オナニーが好きだ。私のオナニーまで刑法で罰せられるモノなら罰してみるが良い。むしろ本望だ。

落ちはない。ちくしょう。オナニィが好きなのだ、ただそれだけ今日は書きたかったのだ。

平成13年6月10日 忙しすぎる日々に

最近更新してないけれど、ただ単に、えらく忙しく、えらく心が煩わしいからで他意はなかったりする。

細君は元気につわりゲロゲロしているので一緒に漫画喫茶行くことも出来ず、したがって私も細君の心を乱さないように漫画喫茶に行くのをなんとかこらえている。漫画喫茶ジャンキーにはちと辛い。

ネットの友人が無職になったとHPで公開していた。ついでに後悔もしているようだけれど、私は彼女を羨ましく思っている。強烈なまでの自負に支えられた己を愛し卑下する力は、インターネットを介して実に楽しい日記になっている。強く賢くはないけれど、弱くも愚かでもない彼女の日記は、想像力をかき立てられる。私のような単純な人間には羨ましい限りだ。

最近、ルーキー加藤が飛ばしている。

昨日の夜、私とルーキー加藤と同じくルーキーの深見と酒を飲んでいるときに一発やってくれた。「最近の女子高生の二人に一人はエイズらしいっすよ。東京から静岡まできてるらしいっすよ」と大まじめで間違いなくデマなニュースを披露していただき、私と同僚の深見っちが同時に「それはないよ」とつっこむというナイスな事件があった。

さらに会社の愚痴の段階にくると「俺、大学の教授から大学の講師にならないかって話が来てるんすよ、会社辞めて講師になろうかなぁ」と自慢するので、「ほほう、最近、××大学では学部しかでていない男に講師をさせるのだな」とまじめに切り返したら「いや、今、政治学の講師がいないんすよ」だと。

バカだなぁ、××大学には大学院の博士課程まであるのに何を悲しくて学部卒業生を講師に雇わなければならないのだ?と口には出さないが深見と顔を見合わせ苦笑い。

悲しき男、加藤。プライド高き男、加藤。ほんの少しみっともない

私は決してそのことを加藤に注意しない。するつもりもない。深見ちゃんが苦笑いしながら「何であんなにアホなんですか?」と私に聞いてくるが「いいじゃないか、楽しいのだから」と笑って答えることにしている。

加藤は今、必死なのだと思う。仕事は出来ない、給料も低い、立場も低い、そんな彼が自分の矜持や見栄のため、勝てぬ相手に必死でついていこうとするのである。女の子を前にした男の子は大変である。

その青さが私を喜ばせることを彼は知らない。深見はなんとかそのことを彼に伝えようとするのだけれど、それをしたら彼の立場がないので言わないようにと釘を差しておいた。深見ちゃん、君が原因なのだよ。

私もそんなことがないとは言えない。むしろ昔の私を見ているようで微笑ましい。そのうち、顔から火がでるほど恥ずかしい目に遭うがいいさ。

私は何度も何度も顔から火を出しているのだから。

平成13年6月4日 そういったことしかないけれど

小泉さん、ちょっとヤリスギな気がするのは私だけだろうか。

今日は週初めだけに、お得意さま周りを。で、加藤、深見のルーキーコンビは受け持ちの半分を担当させることに。無論、私は早く回り終えた後、漫画喫茶へ。この流れは今更説明するまでもないことだが、数は同数でも移動距離が違う。

森秀樹「墨攻」全10巻読了。中収穫。職人漫画家って感じのストーリー。派手さも目新しさもないがじっくりと読ませる良作品。

夜、ToNightを見ながらネットアイドルにむかつく。心の底から殺してやりたくなる。何があのような増上慢なバカ娘を作り出すのだろうか。何が一番むかつくかというと、仕事の取引先の関係でテレビ朝日のネットアイドル投票で自動更新ソフトを使って何万票とあのバカ娘どものために投票してやったことだ。

くだらん。久しぶりにつまらぬモノを見た気がする。だから更新。つまらぬ。


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